だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

マドンナ監督デビュー!

2008-12-20 20:32:36 | 映画
これまでも、数々の映画出演をしているマドンナ。1958年8月16日ミシガン州出身。ロック・シンガーとして歌手デビューし、その後「マドンナのスーザンを探して」(85)で、映画デビュー。85年、ショーン・ペンと結婚(89年離婚)、「上海サプライズ」(86)で共演しています。

その他の出演作には、「フーズ・ザット・ガール」(87)「ディック・トレイシー」(90)「プリティ・リーグ」「ウディ・アレンの影と霧」(92)「フォー・ルームス」(95)「ソードフィッシュ」(01)「スウェプト・アウェイ」(02)など。大ヒットミュージカルの映画化、「エビータ」(96)は、私のお気に入り。

主題歌を提供している作品には、「きっと忘れない」(94)「007/ダイ・アナザー・デイ」(02)などが。そしていよいよ監督に進出!「ワンダーラスト」(08)です。監督の他にも、製作総指揮と脚本も担当。やっぱり才能あるなぁ~。今回は、出演はしていません。

主人公は3人。ウクライナ移民のAK(ユージン・ハッツ)は、ミュージシャンとして成功することを夢見ています。ホリー(ホリー・ウェストン)は、舞台で踊ることを夢見るバレリーナ。ジュリエット(ヴィッキー・マクルーア)は、貧しいアフリカの子供たちを救いたいと願っています。

ロンドンの片隅に生きる3人ですが、夢と現実は大違い。生きるために、本来の希望とは違う仕事をしなくてならない…。映画は、若者たちの成功への渇望や家族との確執、多民族問題や貧困問題といったテーマを描いています。

それはマドンナ自身を投影させた物語。ふむ、そうなんだ。ところで主役のAKを演じるユージン・ハッツは、1972年ウクライナのキエフ生まれ。父親はウクライナ初のロックバンドのギタリスト、母親はタップダンサーでシンガーだったそうです。

14歳の時、チェルノブイリ原発事故で祖国を離れ、難民キャンプを転々とする生活に…。1993年、家族とアメリカへ移住。そして映画初出演が、イライジャ・ウッド主演「僕の大事なコレクション」(05)。あのへんてこな英語を話す、ウクライナの通訳兼ガイド役アレックス!

他に、アフリカのスワジランド出身のリチャード・E・グラント(後にイギリスに移住)や、インド人とイラン人の両親を持つイギリス人のインダー・マノチャらが共演。マドンナが描く青春映画、興味あります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする