だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ボンドの指は、どこに?

2008-12-21 19:21:33 | 映画
ジェームス・ボンド シリーズ第22弾!「007/慰めの報酬」(08)は、前作「007/カジノロワイヤル」(06)に続くブロンドのボンド、ダニエル・クレイグ主演です。待ってました!ご存知のように、この作品は1967年の同名作のリメイク。

ボンドが、殺しのライセンス“00(ダブル・オー)”を得るため試練、そして最初の任務を描いていました。この作品で、財務省から派遣されたヴェスパー・リンド(エヴァ・グリーン)と出会ったボンド。しかし、愛するヴェスパーは殺されてしまいます。

「慰めの報酬」は、前作エンディングの1時間後から始まります。何者かの陰謀によって愛する人を奪われ、復讐を誓うボンド(クレイグ)。彼女を操っていたミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)を捕え、真実を追求するため尋問します。

そして彼の背後に、世界の有力者や諜報機関も絡む複雑で危険な巨大組織が存在することを知るのです。ブロスナンの後を継いだ、第6代ボンド役ダニエル・クレイグは当初、それまでのボンドたちとイメージが異なる…と危惧されていましたが、どうしてどうして。

鍛え抜かれたその体は、見事!それまでのフィルモグラフィーを見れば、演技の方も心配は無用。ファンです。特に「Jの悲劇」(04)は、お気に入り。M役で共演のジュディ・デンチは、彼の体に魅せられたと公言。うむ。

ところで、この作品の撮影中、クレイグは事故に遭っています。激しいアクションシーンがある映画で、あちこち怪我をするのは納得ですが、体の一部を失うとなれば話は別。

“007”シリーズの撮影スタジオとして有名な、パインウッド・スタジオ。ここでクレイグは指の一部が切れてしまったんだとか!撮影は一時中断。キャストもスタッフも全員で“それ”を捜索。しかし、見つからなかったそう。縫い付けようとしたんですね。

本人は“007の聖地、パインウッド”に自分の指の一部があることを、そんなに悲劇的に思っていない様子。でも映画の中で、ボンドの指はどうなっているのか…気になってしまいそう~。

監督は、「ネバーランド」(04)「主人公は僕だった」(06)「君のためなら千回でも」(07)のマーク・フォースター。アクション物初監督です。フィリックス役のジェフリー・ライトも出てます。やっぱり、007は大好き!
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