だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

チェ PART1

2008-12-30 21:26:20 | 映画
眉間にシワを寄せ、渋い顔をしたベニチオ・デル・トロを見るたびに『ゲバラに似てるなぁ~』と思っていました。似てるといっても雰囲気が、です。かつてオマー・シャリフが演じた「ゲバラ!」(69)の時も、エジプト人のオマーに魅せられましたっけ。つまり、濃い目の2枚目に弱いんです。

他にも、バンデラスとかガルシアとかアサンテとか…。あっ、話を戻して、そのベニチオがとうとうゲバラを演じます。しかも2部作!うれしいじゃないですか!さらに監督は、「オーシャンズ13」(07)のスティーヴン・ソダーバーグ!ベニチオは、製作にも名を連ねています。

チェ 28歳の革命」(08)は、PART1。1928年6月14日アルゼンチンのロサリオ生まれ。本名:エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ。“チェ”とは、スペイン語で相手に呼びかける時の方言なんだとか。あだ名ではあるものの一般的ではないようです。

1955年7月メキシコ。喘息の持病を持つ、アルゼンチン人の医師エルネスト・ゲバラ(デル・トロ)は、ラテンアメリカの貧しい人を救いたいと南米大陸を旅していました。一方、バティスタ独裁政権に苦しむ故国キューバの革命を決意するのは、フィデル・カストロ(デミアン・ビチル)。

メキシコに亡命中のカストロと出会ったゲバラは、わずか82人で海を渡り、2万ものキューバ政府軍打倒を目指すという途方もない革命に参加。軍医としてゲリラ軍に加わり、貧しい者、弱い者にはやさしく、若い兵士には読み書きを教え、負傷兵には敵味方なく接していました。

やがて司令官として部隊を率いることに…。その中には、後の妻アレイダ・マルチ(カタリーナ・サンディノ・モレノ)もいました。そして、ゲバラに任された任務とは“大都市サンタクララを陥落し、キューバを分断せよ”というもの。果たして、結果は?

ゲバラ役のベニチオは、プエルトリコ出身。カストロ役のビチルは、メキシコ出身。革命軍のカミロ・シエンフエゴス役のサンティアゴ・カブレラは、チリ人。女戦士アレイダ役のモレノは、コロンビア出身。カストロの弟ラウル役のロドリゴ・サントロは、ブラジル出身。国際色豊か!

そしてジャーナリスト、リサ・ハワード役でジュリア・オーモンドが出演。お久しぶり。ちなみにベニチオは、カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞!この映画を見て、PART2も見なくっちゃ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする