だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

美しきレアの恋の行方

2010-09-08 21:56:41 | 映画
ミシェル・ファイファーの美しさは、並大抵のものではありません。1958年4月29日カリフォルニア州サンタ・アナ出身の52歳。高校卒業後、ミス・オレンジ・カウンティー・コンテストで優勝したことでもわかりますね。

「マンハッタン・ラプソディー」(80未)でデビューし、「グリース2」(82)で知られるようになりました。「スカーフェイス」(83)「レディホーク」(85)「イーストウィックの魔女たち」(87)「テキーラ・サンライズ」(88)「ロシア・ハウス」(90)

「恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」(89)では歌声を披露し、「バットマン リターンズ」(92)ではキャットウーマンを演じ、見事なスタイルを見せてくれました。80年代、90年代には、多くの映画でヒロインを演じました。

細身でブロンドの美しい女優さん。最近では「ヘアスプレー」(07)で、人気番組を仕切る意地悪なベルマ役。18世紀パリの貴族社会を描いた「危険な関係」(88)や、19世紀後半のNY社交界を描いた「エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事」(93)に出演。

2作とも長いドレスを着た時代物。「危険な関係」の監督はスティーヴン・フリアーズ、グレン・クローズ、ジョン・マルコヴィッチ主演で、私のお気に入り。 「エイジ・オブ・イノセンス」は、マーティン・スコセッシ監督、ダニエル・デイ=ルイス主演。

久々に、長いドレスを着ます。フリアーズ監督の最新作「わたしの可愛い人ーシェリ」(09)。原作はヴィンセント・ミネリ監督、レスリー・キャロン主演の「恋の手ほどき」(58)を書いたコレット。「GIGI」!懐かしい~。

ベル・エポック(19世紀末から第1次大戦前の良き時代の意)のパリ。女性たちが魅力的だった1906年、ココット(高級娼婦)たちは今でいうセレブ。中でもレア・ド・ロンヴァル(ファイファー)は、成功者でした。

経営にも長け、40代になったレアは引退して豪華な屋敷に暮らしています。ある日、友人で元同僚のマダム・プルー(キャシー・ベイツ)から、女遊びに飽きてしまった19歳の息子フレッド・プルー(ルパート・フレンド)を紹介されます。

シェリ<いとしい人>と呼ばれる息子をまともな男にしたいという、マダムの企みとは逆に、2人は6年も楽しい時を過ごしてしまいます。やがてシェリに結婚話が…。ファイファーの美しさにホレボレしながら、行方を確かめましょう!
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