だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

生き残った最後の人類

2010-09-19 21:32:40 | 映画
ポール・W・S・アンダーソン(本名ポール・ウィリアム・スコット・アンダーソン)は、1965年3月4日イギリスのニューカッスル・アポン・タイン出身。現在、監督作「バイオハザードⅣ アフターライフ」(10)が公開され、大ヒット中。

ジュード・ロウとサディ・フロスト主演の「ショッピング」(93)で、監督デビュー。見ました。近未来の英国を舞台に強盗を繰り返す若者の話。主演の2人は97年に結婚、03年離婚。ジュードのデビュー作です。作品的には、暗い…。

サム・ニールとローレンス・フィッシュバーン主演の「イベント・ホライゾン」(97)は、2047年の宇宙が舞台。カート・ラッセル主演の「ソルジャー」(98)も近未来が舞台。どうやらアンダーソン監督は、近未来がお好き?

「バイオハザード」(01~10)シリーズでしょ。「エイリアンVSプレデター」(04)でしょ。ジェイソン・ステイサム主演の「デス・レース」(08)でしょ。みん~な近未来。プロデューサーにまわった「パンドラム」(09)も、SF。

時は西暦2174年。地球は資源が枯渇する事態に陥り、争奪により滅亡寸前になっていました。人類の移住計画。目的地は、地球と環境が似ている惑星タニス。宇宙船エリジウムに乗ったのは、乗員6万人、さまざまなサンプル品2000万種。

時は過ぎ、冷凍睡眠から2人の宇宙飛行士ペイトン(デニス・クエイド)とバウアー(ベン・フォスター)が目覚めます。ところが2人は記憶を失っていて、なぜそこにいるのか、自分たちは何者のか…思い出せないのです。

広い船内を捜索すると、誰もいない様子。しかし、自分たち以外の恐ろしい“何か”がいることに気付きます。果たして、それは?この船に何があったのか?そして“パンドラム症”とは、いったいなんのか?

実は閉所恐怖症のペイトン中尉役のデニス・クエイドは、「バンテージ・ポイント」(08)「G.I.ジョー」(09)「レギオン」(10)と絶好調。一方ベン・フォスターは、「X-MEN:ファイナル ディシジョン」(06)「3時10分、決断のとき」(07)に出演。

ただ者じゃない若手演技派。こういうSFにはぴったり。監督は、クリスチャン・アルバート。「処刑人Ⅱ」(09)のノーマン・リーダスも出演。怖いSF好きは、見なくっちゃ。
コメント (6)
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