２作目は、怖くない？

わずか１５０００ドル（約１３５万円）の低予算で製作され、口コミやネットでの評判を得て全米興行成績第１位を獲得。興行収入も１億ドル（約９０万円）を突破する大ヒットを記録。それが「パラノーマル・アクティビティ」（０７）でした。

監督、製作、脚本は、オーレン・ペリ。ごく普通の一軒家で暮らす若いカップル。２人は夜になると起こる不可思議な現象に悩まされます。ケイティ（ケイティ・フェザーストン）は少女の頃から同じような体験したことで、原因は自分なのでは…？と感じるのでした。

いったい何が起きているのか…。そこでミカ（ミカ・スロート）は、部屋の中にビデオカメラを設置。果たして何が映っていたのか…？衝撃の映像は見てのお楽しみ。ドキュメンタリー・タッチの映像で、かなり怖いので要注意です。

その後、日本版続編「パラノーマル・アクティビティ 第２章／ＴＯＫＹＯ ＮＩＧＨＴ）（１０）が製作されました。未見です。そしていよいよ、ハリウッド版の続編が公開されます。今回はプロデューサー（製作）に専念のオーレン・ペリ。

「パラノーマル・アクティビティ２」（１０）の監督は、トッド・ウィリアムズ。ケイティとミカも出演。ある日、クリスティ（スプレイグ・グレイデン）とダニエル（ブライアン・ボーランド）の２人が外出先から帰宅すると、家の中はメチャメチャに荒らされていました。

足の踏み場もない状態の家の中で、奇跡的に幼い息子の部屋だけは無事でした。２人は何か起きているのかもわからず、途方にくれます。そこで、ダニエルは何台ものセキュリティ・カメラを家中に配置します。

深夜１時４１分、リビングに設置されたカメラが捉えたのは不気味な大鏡。何者かに向かって吠え続ける飼い犬。そして眠らない赤ちゃん。前作とは違う新たな怪奇現象！って何？そして前作のケイティとミカは、どう絡むの？

なんといっても低予算で作られた作品が、大ヒットしたことが話題の「パラノーマル・アクティビティ」。まるでその場に一緒にいたかのような、ドキュメンタリー・タッチの映像が衝撃的。怖い映画が好きな方には、たまらない映画ですよね。

しかし、２作目の宿命や２番煎じの批評も（一般的なお話）。この作品がどんな評価を得るのか…そちらも興味津々ですよね～。