ミッキー・ウォード物語

実際にボクシングやレスリングを見ることはないけれど、映画は大好き。ジョン・Ｇ・アヴィルドセン監督、シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア、バート・ヤング主演「ロッキー」（７６、７９、８２、８５、９０、０６）。

フランコ・ゼフィレッリ監督、ジョン・ヴォイト、フェイ・ダナウェイ、リッキー・シュローダー、ジャック・ウォーデン主演「チャンプ」（７９）。マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシ主演「レイジング・ブル」（８０）。

ジム・シェリダン監督、ダニエル・デイ＝ルイス主演「ボクサー」（９７）。ノーマン・ジュイソン監督、デンゼル・ワシントン主演「ザ・ハリケーン」（９９）。マイケル・マン監督、ウィル・スミス主演「ＡＬＩ アリ」（０１）。

クリント・イーストウッド監督・主演、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン主演「ミリオンダラー・ベイビー」（０４）。ロン・ハワード監督、ラッセル・クロウ、レネー・ゼルウィガー、ポール・ジアマッティ主演「シンデレラマン」（０５）。

そしてダーレン・アロノフスキー監督、ミッキー・ローク主演「レスラー」（０８）。他にもあると思いますが…。リングの上で男２人が殴り合う…なんでそんなの面白いの？と思ってしまうけど、映画では実にドラマチック。

「アメリカの災難」（９６）で監督デビューしたデヴィッド・Ｏ・ラッセルの最新作は「ザ・ファイター」（１０）。ゴールデン・グローブ賞助演男優賞（クリスチャン・ベイル）と助演女優賞（メリッサ・レオ）を受賞したばかり。

ディッキー（クリスチャン・ベイル）と異父弟ミッキー（マーク・ウォールバーグ）は、プロのボクサー。町中の期待を集める兄でしたが、短気で怠惰な性格のため生活は破綻。反対に弟は真面目な性格でした。

ミッキーは兄と母アリス（メリッサ・レオ）に言われるまま、試合をするのですが才能がなく、いつも負け。そんなある日、ライバルとの一戦に負けたディッキーは薬物に手を出し、遂に投獄されてしまいます。

家族の絆も世界チャンピオンの夢もすべてが壊れてしまったかに思われた時、ミッキーは恋人のシャーリーン（エイミー・アダムス）の支えで、もう一度リングに立つ決意をします。果たして、兄弟の夢は叶うのか？

クリスチャン・ベイルは大幅減量し、髪を抜き、歯並びまで変えたそうな。またまたすご過ぎ。見ますとも！