だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

帰って来た、ルースター・コクバーン

2011-02-11 17:14:42 | 映画
シリアスマン」(09)の公開を控えたコーエン兄弟の次作が、続けて公開されます。「トゥルー・グリット」(10)、チャールズ・ポーティスの原作を監督・製作・脚本・編集をジョエルとイーサン・コーエン2人で担当。

劇場では兄弟が編集したという「シリアスマン」の予告編が上映されていて、思いっきりシュール。わくわくします。そして「トゥルー・グリット」と聞いて思い出すのが、「勇気ある追跡」(69)です。懐かし~い!

「砂漠の鬼将軍」(51)「ナイアガラ」(53)「失われたものゝ伝説」(57)「アラスカ魂」(60)「西部開拓史」(62)「ネバダ・スミス」(66)などの多くの作品を生み出したヘンリー・ハサウェイ監督。懐かし~い!

そのハサウェイ監督の「勇気ある追跡」は、主演ジョン・ウェイン62歳の頃の作品。共演はキム・ダービーとグレン・キャンベル、ロバート・デュヴァル、デニス・ホッパー。 音楽はエルマー・バーンスタイン。懐かし~い!

牧場主の娘マティ・ロス(ヘイリー・スタインフェルド)は、責任感の強い14歳の少女。ある雪の夜、父親が雇い人のトム・チェイニー(ジョシュ・ブローリン)に無残にも射殺されます。マティは知らせを受け、父の元へ。

オクラホマ州境のフォートスミスにやって来たマティは、遺体を引き取ります。そして父の形見の銃を手にするのでした。一方、トムはお尋ね者ラッキー・ネッド・ペッパー(バリー・ペッパー)率いる悪党たちの仲間入りします。

父の仇を撃つため、“トゥルー・グリット(真の勇気)”を持つと言われた連邦保安官ルースター・コクバーン(ジェフ・ブリッジス)に犯人追跡を依頼。子ども扱いされたマティでしたが、決してあきらめません。ついに引き受けるルースター。

そして別の容疑でトムを追跡しているテキサス・レンジャーのラビーフ(マット・デイモン)も加わります。果たして、3人の追跡の旅は?ジョン・ウェインはアイパッチをして、凄腕だが独眼で大酒飲みの保安官役を熱演。

初のアカデミー賞主演男優賞を受賞。リメイクのジェフ・ブリッジスも昨年の「クレイジー・ハート」(09)で同賞を受賞したばかり。いろんな意味でも期待大。わくわく。
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