だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

デップ? ジャック?

2011-04-02 21:54:17 | 映画
1人の俳優が1つの役を続けて演じると、役のイメージが固定化され、他の作品や役柄を演じることが難しくなってしまうことがあります。「ハリウッドランド」(06)で、ベン・アフレックが演じたジョージ・リーブスもそう。

「血と砂」(41)「ジャングル・ジム」(48)「サムソンとデリラ」(49)などに出演し、TVシリーズ「スーパーマン」(52~58)で人気を博したリーブスは、他の役に恵まれることなく1959年6月16日自殺…。

日本でも大人気のジョニー・デップですが、ゴア・ヴァービンスキー監督「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(03)に出演し、世界中で大ヒット!当然と言えば当然ですが…。

役の固定化するのを嫌うデップが、シリーズ化する作品には出演しないのでは?と心配されたのですが、次の2本を同時撮影することで解決。スタッフ・キャストそのままで、製作を発表。

2作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」(06)、3作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(07)も大成功。これでおしまいと思いきやデップ、ハマったみたい。

4作目の「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉」(11)が公開です。なんでもデップが、主人公ジャック・スパロウを演じたいと望んだそうな。うむ、よっぽど気に入ったんですね~。同じ役を4度も演じるなんて。

製作はもちろん、ジェリー・ブラッカイマー。監督は、ロブ・マーシャルに交代。ミュージカル映画「シカゴ」(02)や「NINE」(00)の監督が海賊映画をどう演出するのか、すごく楽しみ。わくわく。

永遠の命をもたらすと言われている“生命の泉”。史上最強の海賊、黒ひげ(イアン・マクシェーン)が“生命の泉”を狙って動き出します。そしてジャック(デップ)の前には、かつて愛した女(ひと)が。

女海賊アンジェリカ(ペネロペ・クルス)は、ジャックを呪われた航海へと誘うのでした。果たして彼女の目的とは?“生命の泉”をめぐって、黒ひげ、アンジェリカ、バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)が暗躍。

ジャックの新しい敵や仲間、そして新たなる使命。5作目・6作目の同時撮影もある(?)と言われるシリーズ。まだまだ続くぞ!付き合うぞ!

おまけ:ロバート・スティーヴンソン監督、ピーター・ユスティノフ、ディーン・ジョーンズ、スザンヌ・プレシェット主演のディズニー映画「黒ひげ大旋風」(67)、見ましたねぇ~。
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