だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ムッソリーニとイーダ

2011-04-18 22:43:35 | 映画
イタリアの巨匠と言えば「山猫」(63)「ルードウィヒ/神々の黄昏」「家族の肖像」(74)のルキノ・ヴィスコンティ。「アポロンの地獄」(67)「テオレマ」(68)のピエル・パオロ・パゾリーニ。

「道」(54)「8 1/2」(63)のフェデリコ・フェリーニ。「鉄道員」(56)「刑事」(59)の ピエトロ・ジェルミ。「ふたりの女」(60)「昨日・今日・明日」(63)「ひまわり」(70)のヴィットリオ・デ・シーカ。

「荒野の用心棒」(64)「夕陽のガンマン」(65)のセルジオ・レオーネ。「無防備都市」(45)「戦火のかなた」(46)のロベルト・ロッセリーニ。「ロミオとジュリエット」(68)「ブラザー・サン シスター・ムーン」(72)のフランコ・ゼフィレッリ。

「グッドモーニング・バビロン!」(87)「太陽は夜も輝く」(90)のパオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ。「ニュー・シネマ・パラダイス」(89)「海の上のピアニスト」(99)「マレーナ」(00)「シチリア!シチリア!」(08)のジュゼッペ・トルナトーレ。

「暗殺の森」(70)「ラストタンゴ・イン・パリ」(72)「1900年」(76)「ラストエンペラー」(87)「シェルタリング・スカイ」(90)「リトル・ブッダ」(93)のベルナルド・ベルトルッチ。

こうして見ると、イタリア映画もかなり見ているなぁ~。しかし「夜よ、こんにちは」(03)のマルコ・ベロッキオ監督作品は未見でした。監督の最新作は「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」(09)。

ご存じのようにベニート・ムッソリーニ(1883~1945年)は、イタリアの首相。ヒトラーと共に歴史に名を残こす独裁者。しかしムッソリーニは、“統師(ドゥーチェ)”という愛称で今も親しまれています。

若きムッソリーニ(フィリッポ・ティーミ)は、イーダ(ジョヴァンナ・メッゾジョルノ)と恋に落ちます。イーダは彼の理想を実現させるため、身も心も財産もすべて彼に捧げるのでした。やがて息子が誕生。

しかし、ムッソリーニはすでに家庭を持っていたのです。イーダは自分が彼の妻であり、息子のベニート・アルビノこそ彼の長男であることを認めさせようとしますが…イーダは危険人物とみなされてしまうのです。

ひたすらムッソリーニを愛するイーダ、歴史の闇に葬られた愛の物語。知らなかった…。ヒトラーとエヴァ・ブラウンは知っているけど。ご存じでした?
コメント
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