マイケル・ムーア監督「キャピタリズム マネーは踊る」(09)を見た時、世の中のお金の仕組みの複雑さに『よぉ~わからん』と腕組みしましたっけ。もちろん映画はわかりやすく、監督のユーモアで楽しめたんですが。
2008年9月、信用リスクの高~い住宅ローン“サブプライムローン”問題が表面化し、証券会社リーマン・ブラザーズが破綻!そもそも現金が動くわけではなく、数字だけで大儲けする人がいたり…
その代理業務で丸太りする金融関係者がいたり…。世界はお金を持っている人だけが、儲かるようになっているんですよね~。たとえば宝くじで言うと、お金のある人はたくさん買えるから当選率はUP。
しかし、お金のない人は少ない枚数しか買えないから当たるわけないし。そもそも、どうせ外れるからって買わないし。宝くじ、買ったことありません。買わなきゃ当たらないんでけど。ああ~、小っちゃい話。
「インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実」(10)のポスターをご覧ください。山と積まれた数えきれないほどのお札の上に立つ男性。よく見ると、人差し指と中指をクロスしています。
ちなみにこれ、おまじないで、指をクロスすることでキリスト教の十字架を意味し、幸運を祈るという意味があります。しかしウソをつく時、その罪を帳消しにするという意味もあります。この絵は、明らかにこちら。
本作は、今年の第83回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞。監督はチャールズ・ファーガソン、ナレーションはマット・デイモン。世界中を巻き込んだ経済崩壊の真実に迫る問題作なんです。
映画は5部構成になっていて、金融業界の内通者、政治家、大学教授、ジャーナリストなどキーパーソンとなる人物へのインタビューや徹底的なリサーチ、データ収集を元にして描かれています。
近年のドキュメンタリー映画には、アメリカの医療保険問題に挑んだムーア監督の「シッコ」(07)や元副大統領アル・ゴア出演の地球温暖化をはじめとする環境問題を描いた「不都合な真実」(06)もあり。
リアルなドラマとして見れば、これほど怖い内容はない!ドキュメンタリーって、実は面白い。お勧め。
2008年9月、信用リスクの高~い住宅ローン“サブプライムローン”問題が表面化し、証券会社リーマン・ブラザーズが破綻!そもそも現金が動くわけではなく、数字だけで大儲けする人がいたり…
その代理業務で丸太りする金融関係者がいたり…。世界はお金を持っている人だけが、儲かるようになっているんですよね~。たとえば宝くじで言うと、お金のある人はたくさん買えるから当選率はUP。
しかし、お金のない人は少ない枚数しか買えないから当たるわけないし。そもそも、どうせ外れるからって買わないし。宝くじ、買ったことありません。買わなきゃ当たらないんでけど。ああ~、小っちゃい話。
「インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実」(10)のポスターをご覧ください。山と積まれた数えきれないほどのお札の上に立つ男性。よく見ると、人差し指と中指をクロスしています。
ちなみにこれ、おまじないで、指をクロスすることでキリスト教の十字架を意味し、幸運を祈るという意味があります。しかしウソをつく時、その罪を帳消しにするという意味もあります。この絵は、明らかにこちら。
本作は、今年の第83回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞。監督はチャールズ・ファーガソン、ナレーションはマット・デイモン。世界中を巻き込んだ経済崩壊の真実に迫る問題作なんです。
映画は5部構成になっていて、金融業界の内通者、政治家、大学教授、ジャーナリストなどキーパーソンとなる人物へのインタビューや徹底的なリサーチ、データ収集を元にして描かれています。
近年のドキュメンタリー映画には、アメリカの医療保険問題に挑んだムーア監督の「シッコ」(07)や元副大統領アル・ゴア出演の地球温暖化をはじめとする環境問題を描いた「不都合な真実」(06)もあり。
リアルなドラマとして見れば、これほど怖い内容はない!ドキュメンタリーって、実は面白い。お勧め。