だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

なぜ、挑むのか?

2011-04-23 21:14:30 | 映画
ジョン・クラカワー原作『荒野へ』をショーン・ペンが監督・製作・脚本を担当し、エミール・ハーシュが主演した「イントゥ・ザ・ワイルド」(07)を見た時。なんで、そんなにも過酷な大自然へ向かうの?

なんで都会暮らしのすべてを捨ててしまうの?…と自分の尺度で主人公の行動を見てしまいました。自分には絶対ムリ!の世界でした。ドイツ映画「アイガー北壁」(08)を見た時も、同じことを感じました。

なんであんなに高い山に登るの?メチャメチャ寒いし、そんなに苦労して何があるの?…と。山(登山)や自然が好きな方には、反対になんで都会が良いの?と反論されてしまうでしょうけど。

そしてまたも、なんで?という作品が…。ただし主演のジェームズ・フランコは大好きなので、大いに楽しみにしてるんだけど。今年のアカデミー賞の司会を担当したフランコ。(お相手はアン・ハサウェイ)

127時間」(10)の監督は、「トレインスポッティング」(96)「28週後…」(07)、「スラムドッグ$ミリオネア」(08)で監督賞受賞のダニー・ボイル。1956年10月20日イギリス・マンチェスター出身。

原作は、アーロン・ラルストン著『奇跡の6日間』。ダニー・ボイルは脚本にも参加。本作は今年のアカデミー賞の作品賞、主演男優賞、脚色賞、作曲賞、歌曲賞、編集賞と6部門にノミネート。受賞は逃したけど…。

もしフランコが受賞していれば、司会者が受賞ということになっていたんですが…。しかし、今回の司会はいろいろと酷評されてます。若い2人がアカデミー賞というビッグイベントの司会はまだ無理なのかも…。

それはともかく、映画の方はぜひ。2003年4月25日金曜日の夜、いつものようにたった1人でロッククライミングに出かけたアーロン・ラルストン(フランコ)。行き先はユタ州ブルー・ジョン・キャニオン。

土曜日の朝、渓谷へ向かう途中、道に迷った2人の女性と出会います。彼は秘密の場所へ案内し、岩と岩の隙間から下の泉へとダイブ!そんなクライマーとして人生を謳歌している自由人アーロン。

しかし、アーロンは落石で断崖に腕を挟まれしまうのです。実在のアルピニストの実体験を元に描く本作。彼が下した決断とは?またまた、なんで?と言うかもしれないけど、見ますとも。
コメント (6)
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