だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

2年間、休養してました。

2012-04-01 20:34:58 | 映画
2008年末、突然引退宣言したホアキン・フェニックス。ファンだったのでびっくり。あれほどの俳優がなんで演技をやめてしまうのか、理解できませんでした。ホアキンは、1974年10月28日プエルトリコ出身。

両親が宗教団体の活動家だったため各地を転々し、兄弟・姉妹も超自然の名前が付けられました。兄はリヴァー(川)、姉はレイン(雨)、妹はサマー(夏)、そしてホアキン自身もリーフ(葉)と名乗っていました。

兄のリヴァーは、「モスキート・コースト」(86)「スタンド・バイ・ミー」(86)「旅立ちの時」(88)「マイ・プライベート・アイダホ」(91)などで人気を得ましたが、93年10月31日薬物の過剰摂取で急死。

姉のレインは、「カウガール・ブルース」(93)「O(オー)」(01)に出演。妹のサマーは、「パラサイト」(98)「エスター・カーン めざめの時」(00)「ノンストップ・ガール」(00)などに出演。

ホアキンは、リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演「グラディエーター」(00)での若き皇帝コモデゥス役でアカデミー賞助演男優賞にノミネート。美しく痛ましい涙で、一気にファンの心を掴みました。

そしてジェームズ・マンゴールド監督、リース・ウィザースプーン共演「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」(05)で、カントリー・ミュージックの伝説ジョニー・キャッシュの半生を演じ、再び主演男優賞にノミネート。

そのホアキンが引退して、なんとラッパーになってしまった…!もう~私の守備範囲ではないので、すっかりご無沙汰していました。そしたら、なんと“ウソ”だったんです!なにぃ~?またもや、びっくり!

容疑者、ホアキン・フェニックス」(10)は、ラッパー転向を宣言し、太って髪もひげもモジャモジャに、変わり果てたホアキンを引退から2年間、追いかけたドキュメンタリー映画なんです。

しかも監督は、ケイシー・アフレック!そう、ベン・アフレックの弟、というより最近は素晴らしい演技をファンに見せてくれる俳優です。本作が、初監督作品。実は、ケイシーの奥さまはサマーなのです。

「ノンストップ・ガール」で共演し06年結婚。ケイシーとホアキンは大親友!全米公開から2週間後、実は引退も苦悩も大ウソで、すべてはジョークだったことが発覚。ウッソォ~。騙された。でも俳優復帰なんだ!
コメント
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