だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ジャン・レノ、シェフになる。

2012-11-14 21:59:18 | 映画
日本でもおなじみの“ミュランガイド”は、フランスのミシュラン社(タイヤメーカー)が出版するガイドブック。パリ万博の1900年、運転者向けのガイドブックとして発行したのが最初。

その内、レストランやホテルの格付けをしたものが比較的有名で、日本の評価も年々高くなっています。評価を表すのが、星。<三つ星>それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理

<二つ星>極めて美味であり遠回りをしてでも訪れる価値がある料理 <一つ星>その分野で特に美味しい料理 …聞いたことがありますね。まっ、実際にそこへ行くかどうかは別として。

しかし、レストラン側は大変です。一度、三つ星を頂いてしまったら…これを維持するのは本当に並大抵の努力ではありません。そんな映画がやって来ます。しかも、あのジャン・レノがシェフなんです。

ダニエル・コーエン監督「シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~」(12)がそれ。脚本は、監督自身と「ぼくの大切なともだち」(06)「最高の人生をあなたと」(11)のオリヴィエ・ダザ。

ジャッキー・ボノ(ミカエル・ユーン)は、有名シェフのレシピを数多く記憶する天才的な舌を持つ若きシェフ。しかし、生意気な性格のせいでトラブルばかり起こし、次々クビになってしまいます。

婚約者のベアトリス(ラファエル・アゴゲ)が妊娠したのをきっかけに、やむなく老人ホームのペンキ塗りの仕事に就きます。でもやっぱり、料理に口出しせずにはいられない、ジャッキー。

その頃、パリの三ツ星レストラン“カルゴ・ラガルド”のシェフ、アレクサンドル・ラガルド(ジャン・レノ)が大ピンチ!。20年間、料理に人生を捧げ、星を守り続けて来たのにスランプに!

新しいメニューが思い浮かばない…。もうすぐ次の審議会があるというのに…。困ったアレクサンドルは、前オーナーに会いに老人ホームを訪れます。そこで自分が生み出したスープに出会うのです。

ジャッキーの才能を認め、スカウトするアレクサンドル。果たして2人はうまく行くのでしょうか?星の行方は?ジャン・レノのシェフって、ぴったり!おいしい料理も注目です。見たい?食べたい?
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