だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

理想のルビーが現れたら…

2012-11-18 21:03:35 | 映画
ポール・ダノは1984年6月19日コネチカット州ウィルトン出身で、映画好きには『ああ~、あの人』ってわかってもらえるかもしれないけど、まだまだ一般的ではないかも…。個性的だし。

映画デビューは、マイケル・ホフマンが監督した「卒業の朝」(02)。ケヴィン・クラインが教師役で、エミール・ハーシュやジェシー・アイゼンバーグが出演し、ダノも生徒の1人でした。

D・J・カルーソー監督、アンジェリーナ・ジョリー主演「テイキング・ライブス」(04)や、ジェームズ・マーシュ監督、ガエル・ガルシア・ベルナル主演「キング 罪の王」(05)に出演後…

ジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリス監督「リトル・ミス・サンシャイン」(06)に出演。この作品はアリゾナの崩壊寸前の家族が、9歳の妹のミスコン出演のため、ミニバスで旅をする話。

サンダンス映画祭で評判になり、インディペンデント系作品としては大ヒット!未見の方は、ぜひ。ちなみにミスコン出場に賭ける妹オリーヴをアビゲイル・ブレスリンが演じています。ダノは兄役。

この作品でダノは映画ファンの目を引きましたが、アプトン・シンクレア著『石油!』をポール・トーマス・アンダーソンが製作、脚本、監督した「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(07)は、衝撃的でした。

主演のダニエル・デイ=ルイスは別格ですが、ダノもすごい演技を見せてくれました。アン・リー監督「ウッドストックがやってくる!」(09)、ジェームズ・マンゴールド監督「ナイト&デイ」(10)

ジョン・ファヴロー主演j「カウボーイ&エイリアン」(11)に続く、最新作が「ルビー・スパークス」(12)なんです。しかも監督は、ジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリスの2人。

19歳で処女作を書き、天才作家と呼ばれたカルヴィン(ダノ)。今では自信を失いスランプに。もともと神経質で人付き合いの苦手な彼は、空想の女の子“ルビー・スパークス”の物語を書き始めます。

ところが、空想のはずのルビー(ゾーイ・カザン)が現われ…。アントニオ・バンデラス、アネット・ベニング、スティーヴ・クーガン、エリオット・グールド共演。「リトル・ミス」の感動、再び。見ましょ。
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