だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

クローズ、念願の映画化

2012-11-17 14:50:19 | 映画
グレン・クローズは、映画、舞台、TVなど幅広いジャンルで活躍する女優です。特に舞台では3度のトニー賞を受賞。演劇部門の主演女優賞では、1984年『The Real Thing』と92年の『死と乙女』

1995年の『サンセット大通り」では主役のノーマ・デズモンドを演じ、ミュージカル部門の主演女優賞を受賞。これ、見ました。ブロードウェイで。ビリー・ワイルダー監督の映画(50)のミュージカル版ですね。

映画ではグロリア・スワンソンが演じましたが、今ではクローズ以外は考えられません。ミュージカルなので、もちろん歌も。そのクローズは、1947年3月19日コネティカット州グリニッチ出身。

映画の方も、アカデミー賞だけでも6回ノミネート。「ガープの世界」(82)「再会の時」(83)「ナチュラル」(84)では助演女優賞に。「危険な情事」(87)「危険な関係」(88)では主演女優賞に。

そして昨年、2011年の「アルバート・ノッブス」。それが「アルバート氏の人生」(11)です。ジョージ・ムーアの原作を「美しい人」(05)「愛する人」(09)などのロドリゴ・ガルシアが監督。

脚本をガブリエラ・プレコップ、ジョン・バンヴィル、クローズが担当。クローズは製作にも加わっています。並々ならぬ力の入れよう、熱意を感じますね。さらに主題歌の作詞も務めました。

それもそのはず、1982年舞台版『アルバート・ノッブス』でクローズは主演を務め、以来30年間、映画化を夢見てきたそうです。19世紀、アイルランドのダブリンにあるモリソンズホテル。

レストランで住込みのウェイターとして働くアルバート(クローズ)は、若くして両親を亡くし1人で生きて行くために、男として働いてきました。人付き合いを避け、ひっそりと生活するアルバート。

ある日、ハンサムなペンキ屋のヒューバート・ペイジ(ジャネット・マクティア=女優)が、泊まり込みで仕事にやって来ます。自分らしく生きる彼の存在に影響された、アルバートは…?

他にホロラン医師にブレンダン・グリーソン、ポーターのジョー・マキンスにアーロン・ジョンソン、ヤレル子爵にジョナサン・リス・マイヤーズ、メイドのヘレン・ドウズにミア・ワシコウスカ。必見!
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