だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

マリック作品は、難しい…?

2013-06-26 17:27:27 | 映画
テレンス・マリック監督ほど、寡作の映画監督はいないかも…。よく知られている作品だけ列挙すると、監督デビュー作でマーティン・シーン とシシー・スペイセク主演「地獄の逃避行」(73未)

リチャード・ギアとブルック・アダムス主演「天国の日々」(78)、ショーン・ペンとジム・カヴィーゼル主演「シン・レッド・ライン」(98)、コリン・ファレル主演「ニュー・ワールド」(05)

そして、カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた「ツリー・オブ・ライフ」(11)。ブラッド・ピット、ショーン・ペン、ジェシカ・チャステイン主演でした。…たったこれだけ。

ハーバード大学とオックスフォード大学で哲学を学び、マサチューセッツ工科大学で教えていました。また、ニューズウィーク誌などでジャーナリストとしても働いていたそうです。

アメリカ映画協会で映画技術を学び、スチュアート・ローゼンバーグ監督、ポール・ニューマン主演「ポケット・マネー」(72)で、脚本家デビュー。チャン・イーモウ監督「至福のとき」(02)…

マイケル・アプテッド監督、ヨアン・グリフィズ主演「アメイジング・グレイス」(06)では製作を担当。そして、ようやくマリック監督の本格的活躍が期待できる(?)時がやって来たのかもしれません。

最新作は「トゥ・ザ・ワンダー」(12)。作家志望のニール(ベン・アフレック)は旅先のモン・サン・ミシェルで、シングルマザーのマリーナ(オルガ・キュリレンコ)と出会い、恋に落ちます。

2年後、オクラホマの小さな町バードルズビルで暮らす2人。作家をあきらめ、環境保護の調査官として働くニール。しかし、幸せの日々はわずか…。滞在ビザが切れたマリーナは、フランスに帰ります。

その後、ニールは幼なじみのジェーン(レイチェル・マクアダムス)と関係を深めて行きます。果たして、ニール、マリーナ、ジェーンの運命は?共演は、神父クインターナにハビエル・バルデム。

最新デジタル技術を使わない、実写でのこだわりの映像美が有名な監督。確かにセリフで見る映画とは違います。俳優、女優から高い尊敬を集め、出演を希望するマリック作品。見なくては…。
コメント
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