キートンさんにご用心

時の経つのは早いもので、今年も後１ヵ月。…という話ではなく、ロン・ハワード監督「ラブ ＩＮ ニューヨーク」（８２）で映画デビューしたマイケル・キートンも、今年６２歳。びっくりです。

１９５１年９月５日、ペンシルベニア州コラオポリス出身。スタンダップ・コメディアンや劇団員、バラエティやコメディ番組に出演経験があり、シリアスもコメディもイケるユニークな俳優。

ティム・バートン監督とは、「ビートルジュース」（８８）「バットマン」（８９）「バットマン リターンズ」（９２）で組んでます。バットマン役者としては、彼こそが適役と今も確信しています。

ハワード・ジーフ監督「ドリーム・チーム」（８９）、ジョン・シュレシンジャー監督「パシフィック・ハイツ」（９０）、ブルース・ジョエル・ルービン監督「マイ・ライフ」（９３）、ロン・ハワード監督「ザ・ペーパー」（９４）

ハロルド・ライミス監督「クローンズ」（９６）など、多数出演。トロイ・ミラー監督「ジャック・フロスト」（９８未）あたりから、未公開作品やＴＶＭ、アニメの声の出演などが増えてます。

最近はすっかりスクリーンでご無沙汰していて、あのバットマンで魅力的だった唇に会えなくて淋しかったです。お久しぶりです、キートンさん。「ブラインド・フィアー」（１２）が公開です。

監督は「フォーガットン」（０４）のジョセフ・ルーベン。報道カメラマンとしてアフガニスタンで活動していたサラ・フロスト(ミシェル・モナハン）は、不慮の事故で視力を失いました。

帰国後、ＮＹのペントハウスで恋人のライアン（アンドリュー・ウォーカー）と暮らすサラ。ある日、サラの留守中に強盗が侵入！目的はライアンが盗んだという、２０億円の財宝。

帰宅したサラは、ライアンの死体に気付きます。犯人はホランダー（マイケル・キートン）とチャド（バリー・スローン）の２人。盲目のサラとサディスティックなホランダー。果たして？

テレンス・ヤング監督「暗くなるまで待って」（６７）やダヴィド・モローとザヴィエ・パリュ監督「アイズ」（００）など、数ある盲目のサスペンス映画にもう１本。それにしてもキートンの頭…。