ＮＹ、メイジーの見たもの

アレキサンダー・スカルスガルドの映画をもう１本。カリフォルニア大学バークレー校で知り合い現在まで、ずっと２人で映画作りをしているスコット・マクギーとデヴィッド・シーゲル。

２人の名前が紹介されたのは、３話収録のＴＶＭ「完全犯罪」（９５）。第３話「行き止まり」の脚本を担当。次がティルダ・スウィントン主演「ディープ・エンド」（０１未）の脚本、製作、監督。

ギアさま主演「綴り字のシーズン」（０５）の監督。ジョセフ・ゴードン＝レヴィット主演「ハーフ・デイズ」（０９）の脚本、製作、監督。うむ、見てますね。最新作が、「メイジーの瞳」（１２）です。

美術商の父ビール（スティーヴ・クーガン）と、ロック歌手の母スザンナ（ジュリアン・ムーア）が離婚し、１０日ごとに両親の家を行き来することになった６歳のメイジー（オナタ・アプリール）。

やがて、父親はメイジ―のベビーシッターだったマーゴ（ジョアンナ・バンダーハム）と再婚。一方の母親はバーテンダーのリンカーン（アレキサンダー・スカルスガルド）と再婚。

メイジ―はベビーシッターだったマーゴと元々仲良しだったので、すぐに打ち解けます。また心優しいリンカーンともすぐに仲良しに。なのに本当の両親は、自分のことで忙しい…。

メイジ―の世話を押し付けられたマーゴとリンカーンは、我慢の限界を超え家を出てしまうのでした。スザンナはツアーに出ることになり、メイジ―はとうとう夜の街に１人で置き去りに。

１９７６年８月２５日スウェーデン出身のアレキサンダー・スカルスガルドは、８歳からデビュー。「ズーランダー」（０１）でハリウッド進出し、「メランコリア」（１１）などに出演。

原作は、ヘンリー・ジェームズの『メイジーの知ったこと』。ジェームズ作品の映画化には、「女相続人」（４９）「回転」（６１）「妖精たちの森」（７１）「ある貴婦人の肖像」（９６）「鳩の翼」（９７）

「金色の嘘」（００）など、映画ファンにはお馴染み。スティーヴ・クーガンもお気に入り。フランク・コラチ監督「８０デイズ（（０４）で、ジャッキーと出てましたね。とにかく見ましょ。