だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ジャスミンの花言葉は?

2014-03-16 14:42:20 | 映画
ウディ・アレンの最新作は、「ブルージャスミン」(13)。毎年、1本ずつ映画を発表するウディ・アレンはいつも映画ファンの期待を裏切りません。当然、賞レースの常連でもあります。

「ブルージャスミン」では、本年度第86回アカデミー賞の主演女優賞、助演女優賞(サリー・ホーキンス)、脚本賞(ウディ・アレン)にノミネート。見事、ケイト・ブランシェットが主演女優賞受賞!

アカデミー賞の常連でもあり、「エリザベス」(98)で主演女優賞に初ノミネート。「アビエイター」(04)で、助演女優賞受賞。助演女優賞のノミネートには、「あるスキャンダルの覚え書き」(06)…

「アイム・ノット・ゼア」(07)があり、この年「エリザベス:ゴールデン・エイジ」(07)で 主演女優賞にダブルノミネートされる快挙。本作では、ゴールデングローブ賞、全米映画批評家協会賞…

ロサンゼルス映画批評家協会賞、ニューヨーク映画批評家協会賞などなど多数!ウディ・アレン作品の女優は、本当に輝いています。かつてNYの社交界の花と呼ばれた、ジャスミン(ブランシェット)。

ところが、裕福でハンサムな実業家の夫ハル(アレック・ボールドウィン)との結婚生活が破綻。すべてを失い、残っているのは自尊心だけ。居所も失くし、やむなくサンフランシスコへ。

庶民的なシングルマザーで、質素なアパートに住む妹のジンジャー(サリー・ホーキンス)を頼って来たのです。ジャスミンは、不慣れな仕事と勉強に疲れ果て、精神のバランスを崩して行きます。

何もかも行き詰まった時、妹と出かけたパーティでエリート外交官ドワイト(ピーター・サースガード)と出会います。政界進出を狙うドワイト。上流階級への返り咲きを目論むジャスミン。

彼こそが、上流階級にすくい上げてくれる存在!果たして、ジャスミンの運命は?ジャスミンの本名は、ジャネット・フランシス。平凡だからと、ジャスミンに変えたというのです。共演は…

ルイス・C・K、ボビー・カナヴェイル、アンドリュー・ダイス・クレイ、マイケル・スタールバーグ。音楽もこだわるアレンらしく、“ブルームーン”のメロディに乗せて描く、ブルーな心模様。必見。
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