だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ゴッホが憧れた、広重作品

2016-04-08 19:23:44 | 展覧会
先日、始まってすぐの「安田靫彦展」へ行って来ました。竹橋の東京国立近代美術館の付近には、桜の木はそんなにはないのですが、やはりきれいでした。

日本画の優しい線と色使いに、すっかり見惚れてしまいました。もうすぐ、東京都美術館での「生誕300年記念 若冲展」も始まるし、日本画の素晴らしさを多くの人に…

見て欲しいと思います。六本木の東京ミッドタウンにあるサントリー美術館で開催される、「原安三郎コレクション 広重ビビッド」も注目の展覧会です。

歌川広重は、江戸時代末期(1797~1858年)の浮世絵師。なんでも江戸の定火消しの安藤家に生まれ家督を継ぎ、その後に浮世絵師となったそうです。(Wikipediaより)

誰もが知っている『東海道五十三次』の錦絵。今回の展覧会では、広重のそれ以外の代表作が紹介されるので、これは必見です。まず、原安三郎とはどんな人?

徳島県徳島市生まれ(1884~1982年)で、日本化薬会長、東洋火災海上保険初代社長などを歴任した実業家。近年になって、広重や北斎のコレクションが見つかったそうです。

本展の構成は、第1章:初公開 歌川広重<六十余州名所図会> 第2章:最晩年の傑作 歌川広重<名所江戸百景> 第3章:幻のシリーズ 葛飾北斎<千絵の海>

第4章:名所絵の名品 葛飾北斎、歌川国芳とともに…となっています。<六十余州名所図会>からは、『美作 山伏谷』(1853年)、『阿波 鳴門の風波』(1855年)

<名所江戸百景>からは、『大はしあたけの夕立』(1857年)、『亀戸梅屋舗』(1857年)、『深川萬年橋』(1857年)。葛飾北斎の作品には、『千絵の海 五島鯨突』(1832年)

『冨嶽三十六景 凱風快晴』(1829~32年)、『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』(1829~32年)など。ゴッホが憧れ、作品に活かした作品もあり見応えあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする