だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

スマホより、日記です。

2016-04-16 16:59:09 | 映画
タイ映画、見てますか?フランス映画、ドイツ映画、中国映画、インド映画、ロシア映画、イタリア映画とそれこそ世界中で映画は作られていますが、タイ映画って…

なかなか見るチャンスがないのかも?例えば、「マッハ!」(03)シリーズや「トム・ヤム・クン!」(05)などのアクションスター、トニー・ジャー主演映画は有名。

「アタック・ナンバーハーフ」(00)や「ビューティフル・ボーイ」(03)のような、LGBT映画も。カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の「ブンミおじさんの森」(10)もあります。

日本公開作品の少ないタイ映画ですが、予告編を見てちょっと中国映画のようなラブストーリーだなと思ったのが、ニティワット・タラトーン監督「すれ違いのダイアリーズ」(14)です。

恋人に定職に付くように言われ、しかたなく職探しを始めたソーン(スクリット・ウィセートケーオ)。ようやく見つけた仕事は、山に囲まれた水上生活地域の小学校の先生。

そこは、電気も水も通わない僻地で、年齢の異なる4人の児童を受け持つことに。元気いっぱいの子供たちに振り回されながら、多忙な日々を送るソーン。ある日のこと。

偶然、職員室で前任者の女性教師エーン(ライラ・ブンヤサック)が残した日記を見つけます。悩みに共感し、教え方を学んだり、会ったこともないエーンに恋してしまいます。

1年後、ソーンが去った後、エーンが再び赴任して来ます。そして今度はエーンが、ソーンの残した日記を見つけるのでした。果たして?インターネットやスマホが当たり前の…

時代に1冊のノートがまるで交換日記のように、2人の男女を結びつけます。なんてロマンチック!本作は、首都バンコクのみで約100万人を動員した大ヒット作。

タイ・アカデミー賞では最多ノミネート、そしてアメリカのアカデミー賞外国語映画賞タイ代表となった本作。スポーツしか取り柄のない青年に訪れた、夢のような物語の結末は?
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