だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

オートクチュールの神髄

2016-04-24 20:08:54 | 展覧会
三菱一号館美術館で、3月から開催されているユニークな展覧会をご存じでしょうか?街中のポスターで見ていたのですが、絵画ではないのでちょっとスルーしていました。

お恥ずかしい。先日、TVで紹介されていて、『これは行かなくては!』を大反省。それが「PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服」という展覧会です。

かつて上野の森美術館で、開催された「ジャン・ポール・ゴルチエの世界」(2000年9月21日~11月19日)を見た時、大好きなゴルチエの仕事を直に見れて本当に感激しました。

アクセサリーとしての宝石展は、よく見るのですが…。そんなわけで、今回の展覧会は会期末までにぜひ行こうと思っています。フレデリック・チェン監督、ラフ・シモンス主演…

「ディオールと私」(14)でも描かれた“オートクチュール”。オーダーメイドの一点物の高級服のことで、パリ・クチュール組合加盟店のみ“オートクチュール”となるのです。

本展は、19世紀後半の始まりから現代に至る歴史を紹介します。シャネル、ディオール、バレンシアガ、ジヴァンシィ、サンローラン、ゴルチエ、ラクロワたちのドレス、小物、デザイン画、

写真など合わせて、約130点を展示。なんといっても1番の見どころは、美しいドレス。ポスターのドレスは、ラクロワの『イヴニング・アンサンブル』(1991年秋冬)。

他にランヴァンの『イヴニング・ドレス/ 美しい鳥』(1928年)、ピエール・カルダンの『ドレス/的』(1966年)、バレンシアガの『イヴニング・ドレス』(1951年秋冬)、

パコ・ラバンヌの『ミニドレス』(1968年)、ディオールの『イヴニング・ドレス/パルミール』(1952年秋冬)、カール・ラガーフェルドによるシャネルの『コートドレス』(1995年秋冬)、

ラフ・シモンズによるクリスチャン・ディオールの『イヴニング・ドレス』(2014年春夏)など。世界最高峰の刺繍、羽根細工、コサージュなどの職人技を堪能しましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする