だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

陸上選手ジェシー・オーエンスの実話

2016-07-15 20:54:02 | 映画
1936年8月1日から16日まで、ドイツのベルリンで開催された第11回ベルリンオリンピック。開会宣言を行ったのは、アドルフ・ヒトラーでした。

“ヒトラーのオリンピック”と呼ばれた大会で、ベルリン開催決定後に政権を握ったナチス党が、ユダヤ人迫害政策を進めていたことに反対していた…

ユダヤ人の多いイギリスやアメリカ、スペインなど不参加を表明。しかし、ドイツ政府は迫害政策を緩めることを約束し、ユダヤ系選手の参加も容認します。

かくして、イギリスやアメリカなども参加することを決定します。「リーピング」(07)のスティーヴン・ホプキンス監督「栄光のランナー/1936ベルリン」(16)は…

ナチス独裁政権下のベルリンオリンピックで活躍した、アメリカ人陸上選手の実話です。貧しい家庭に生まれた、ジェシー・オーエンス(ステファン・ジェイムス)。

中学時代から、陸上選手として才能を発揮。家族の期待を背負い、オハイオ州立大学に進学し、コーチのラリー・スナイダー(ジェイソン・サダイキス)と出会います。

オリンピックを目指し日々練習に励むオーエンスでしたが、当時のアメリカはナチスに反対してオリンピックのボイコットを訴える世論が高まっていました。

その上、オーエンスはナチスの人種差別政策に含まれる黒人でした。やがて、見事オリンピックの代表選手に選ばれたオーエンスは、果たして?

オーエンスは、100m(10秒3)、200m(20秒7)、400mリレー(4人で39秒8/世界新)、走幅跳(8m6cm)と金メダルを4つ、つまり4冠ですね。

ジェレミー・アイアンズ、ウィリアム・ハート共演。ステファン・ジェイムスは、サッカー、陸上競技などが得意。数カ月におよぶトレーニング結果を、ぜひ!
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