だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

たった3日間。

2011-04-16 20:42:27 | 映画
宇宙からの侵略。SF映画には最高のテーマですね。最近では、H・G・ウェルズの原作をスティーヴン・スピルバーグが監督、トム・クルーズが主演した「宇宙戦争」(05)。結末は未見の方のために書きませんが。

J・J・エイブラムスが製作し、マット・リーヴス監督した「クローバーフィールド/HAKAISHA」(08)では、地球上にいない巨大生物が登場。ドキュメンタリータッチの作風が話題になりました。

南アフリカ出身ニール・ブロンカンプが、ピーター・ジャクソンの製作で監督したシャールト・コプリー主演の「第9地区」(09)。エイリアンの難民と地球人の物語ですが、冒頭の巨大宇宙船はすごかった。

他にもスピルバーグ監督作「未知との遭遇」(77)、ローランド・エメリッヒ監督作「インデペンデンス・デイ」(96)、スコット・デリクソン監督作「地球が静止する日」(08)なんかも思い出されます。

映像効果には“SFX(スペシャル・エフェクツ/特殊効果)”と“VFX(ビジュアル・エフェクツ/視覚効果)”があります。SFXは撮影時に付けるのに対し、VFXは撮影後のポストプロダクションで付けられます。

その効果が発達した現在では、描けない世界はない!そんな作品、「スカイライン -征服-」(10)がやって来ます。監督は、イリノイ州ワキガン出身のグレッグ&コリンのストラウス兄弟。

1つ違いの兄弟の監督デビュー作は、「AVP2 エイリアンズVS. プレデター」(07)。エイリアンとプレデターがコロラドの町中で対決するアレですね。うむ。さすが、VFX出身の兄弟の好きそうなテーマ。

1日目〈到来〉ロスに住む親友のペントハウスを訪ねていた、ジャロッド(エリック・バルフォー)とエレイン(スコッティー・トンプソン)。2人は朝早く、青白い光と不気味な音で目を覚まします。

そして目の前で、友人が一瞬にして光に吸い込まれてしまうのを目撃!窓の外に広がるのは、見たこともない光景…。空を埋め尽くす巨大飛行物体が、地上から人間を吸い上げているではありませんか!

2日目〈捕獲〉未確認飛行物体から降り立った巨大な生物が、地球上に残った人々の捕獲を開始。3日目〈征服〉軍隊との交戦。そして…。これが映画の世界で本当に良かった。「宇宙戦争」「クローバーフィールド」の恐怖、再び。
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知りたい!

2011-04-15 12:55:07 | 映画
パソコンを始める時、インターネットに接続するためにプロバイダと契約しますね。初めての時はどこを選べば良いか…わからなかったりします。自分で調べる?友だちに聞く?テキトーに決める?

私はすでにパソコンを始めていた、いとこに聞きましたっけ。初め、候補の中に“So‐net(ソネット)”があり、ちょっと揺れました。なんといってもメールソフト“PostPet(ポストペット)”が超~かわいくて!

ピンクのクマのモモちゃんの可愛さといったら!ひさびさにサイトで見て、懐かしくなっちゃいました。“ポスペ”のキャラクターには、主人公のクマのモモの他、ウサギのミッピ、カメのスミコ、ネコのフロ

ハムスターのジンパチ、ペンギンのウシェ、イヌのジョン、ひみつメカのシンゴ…などがいます。他にメールを運ぶポストマン(キャラを使用してない時、登場)、そして紙袋をかぶったアンノウンなども。

彼はある特別な時だけ登場。どんな時かは調べてね。今日の映画のタイトルを見た時、思わずこのアンノウンを思い出して、にんまり。全然、関係ないのけど(笑)ちなみに意味は、不明の、未知の。

ミュージカル『壁抜け男』の戯曲も書いたディディエ・ヴァン・コーヴラールの原作を映画化したのは、「GOAL!2」(07)「エスター」(09)のジャウマ・コレット=セラ監督。バルセロナ出身。

その映画こそ、「アンノウン」(11)。植物学者マーティン・ハリス博士(リーアム・ニーソン)は、学会に出席するため妻のエリザベス(ジャニュアリー・ジョーンズ)とドイツのベルリンへ出かけます。

ホテルに着くと荷物の忘れ物に気付き、空港へ。ところが途中、タクシーが事故に遭ってしまいます。気が付くとそこは病院のベッドの上。慌ててホテルに戻ると、妻は自分を知らないと言います。

さらに見知らぬ男(エイダン・クイン)が、自分を名乗っているではありませんか!?マーティンが持っているのは、携帯電話と1冊の本だけ。妻は、もう1人のハリス博士との新婚旅行の写真まで持っています。

いったい何が起きているのか?自分を知るはずのタクシー運転手ジーナ(ダイアン・クルーガー)の力を借りて、謎に立ち向かうことに!他にブルーノ・ガンツとフランク・ランジェラも出演。楽しみ!

おまけ:結局、プロバイダは違うとこに。ごめんなさい。
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フリーター VS 元カレ7人

2011-04-13 21:13:08 | 映画
カナダのコミック作品、ブライアン・リー・オマリー原作の『スコット・ピルグリム VS ザ・ワールド』。ゲームにもなっているそう。全く知らないけど。でも最近はコミック作品やゲームから映画になるパターンが。

たとえば、ポール・W・S・アンダーソン監督の「バイオハザード」(01)シリーズ。クリストフ・ガンズ監督の「サイレントヒル」(06)←怖かったぁ~。ザック・スナイダー監督の「300」(07)や「ウォッチメン」(09)。

アメコミの映画化は多すぎるので省略。で、冒頭のコミック作品の映画化が「スコット・ピルグリム VS 邪悪な元カレ軍団」(10)。監督は「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」(07)のエドガー・ライト。

彼は製作、脚本も担当。この作品、日本テイスト(ゲームやアニメ)がふんだんに盛り込まれているそう。なんでも原作者オマリーは、“らんま1/2” “AKIRA” “火の鳥”などを愛読し本作を書き上げたとか。

映画には『スーパーマリオ』や『パックマン』(これなら知ってる!)などのパロディが満載。面白そうです。カナダのトロントに住むスコット・ピルグリム(マイケル・セラ)は、22歳、無職。

彼は3人組のアマチュアロックバンド“セックス・ボブオム”のベーシスト。今は“クラッシュ&ボーイズ”とのバンドバトルに向けて練習中。そして17歳の高校生ナイブス(エレン・ウォン)と交際中。

そんな時、超~理想のタイプでミステリアスな女の子ラモーナ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)と出会い、一目惚れ。そしてようやく、ラモーナとの初デートにこぎつけます。やったね!

バンドバトル当日、応援に駆け付けてくれたのはルームメートのウォレス(キーラン・カルキン)、しっかり者の妹ステイシー(アナ・ケンドリック)、ナイブス、ラモーナたち。さらに演奏中に突然乱入する奴が!

それはラモーナの元カレ、ファイアボールの使い手マシュー(サティヤ・バーバー)。次々に現れる7人と対決!アクションスターのルーカス(クリス・エヴァンス)、菜食主義のトッド(ブランドン・ラウス)

レズのロキシー(メイ・ホットマン)、カタヤナギ・ツインズ(双子)のカイル(斉藤慶太)&ケン(斉藤祥汰)。他にジェイソン・シュワルツマンも出演。暗くつらい時にはこんな型破りな映画も良いかも。ねっ?
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光の先にあるものは?

2011-04-11 19:20:26 | 映画
デンマーク、コペンハーゲン出身のラース・フォン・トリアー監督が唱えた“ドグマ95”。1995年からはじまったこの運動には、10のルールがあります。1)撮影はすべてロケーション撮影によること。スタジオのセット撮影を禁止。

2)映像と関係のないところで作られた音(効果音など)をのせてはならない。3)カメラは必ず手持ちによること。4)映画はカラーであること。照明効果は禁止。5)光学合成やフィルターを禁止。

6)表面的なアクションは許されない(殺人、武器の使用などは起きてはならない)。7)時間的、地理的な乖離(かいり)は許されない(今ここで起こっていることしか描いてはいけない。回想シーンなどの禁止)。

8)ジャンル映画を禁止。9)最終的なフォーマットは35mmフィルムであること。10)監督の名前はスタッフロールなどにクレジットしてはいけない。うむ、トリアー監督作品は結構見ています。

しかし他の“ドグマ95”の監督作品は、よく知りません。その1人、トマス・ヴィンターベア監督のデビュー作「セレブレーション」(98)は、カンヌ国際映画祭の審査員賞を受賞。未見です。

父の還暦祝いに集まった家族の秘密を描いているそう。なんか気になります。2作目は、ホアキン・フェニックス、クレア・デインズ、ショーン・ペン主演の「アンビリーバブル」(03未)。3作目は「DEAR WENDY ディア・ウェンディ」(05)。

ジェイミー・ベル、ビル・プルマン主演で、偶然本物の銃を手にした若者たちの皮肉な運命を描いています。これも気になる…。そして4作目が「光のほうへ」(10)です。原作は、ヨナス・T・ベングトソン。

アルコール依存症の母と暮らす兄弟。育児放棄の母に代わり、幼い弟の面倒を見ています。電話帳から適当に名前を付け、洗礼式の真似事を。盗んだミルクをランドルに入れて持ち帰り、ふかしタバコで赤ちゃんをあやします。

それは絶望的な毎日に、唯一の希望でした。そしてある日突然、小さな弟は死んでしまいます。心に深い傷を負ったまま大人になった兄弟。母の死をきっかけに交わることのなかった兄弟が、再会します。

兄弟を演じるのは、ヤコブ・セーダーグレンとペーター・プラウボー。まったく未知のスタッフ、キャストですが見たいです。
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デイモンとフィリップ・K・ディック

2011-04-10 19:33:03 | 映画
ここ数年のマット・デイモンの活躍は、すごいです。1970年10月8日マサチューセッツ州ケンブリッジ出身。「ボーン・アイデンティティー」(02)「ボーン・スプレマシー」(04)「ボーン・アルティメイタム」(07)…

ごぞんじ、ジェイソン・ボーン シリーズの大ヒット。テリー・ギリアム監督作「ブラザーズ・グリム」(05)、ロバート・デ・ニーロ監督作「グッド・シェパード」とマーティン・スコセッシ監督作「ディパーテッド」(06)

スティーヴン・ソダーバーグ監督作「インフォーマント!」(09)、そして「インビクタス/負けざる者たち」(09)「ヒア アフター」(10)と、クリント・イーストウッド監督作品に主演。

ポール・グリーングラス監督作「グリーン・ゾーン」(10)、ジョエル&イーサン・コーエン監督作「トゥルー・グリット」(10)と、ねっすごいでしょ?今年41歳になるし、とってもノッテます。

最新作は、「アジャストメント」(11)。「オーシャンズ12」(04)と「ボーン・アルティメイタム」の脚本を書いたジョージ・ノルフィが初監督した作品。脚本も担当。フィリップ・K・ディック原作『調整班』を映画化。

フォーダム大学の元バスケットボール選手デヴィッド(デイモン)は、将来有望な上院議員候補。ある日エリース(エミリー・ブラント)という美しいバレリーナと出会います。一目惚れでした。2人は恋人同士になる運命でした。

しかし、突如現われた黒ずくめの謎の集団に拉致されてしまいます。彼らは、“アジャストメント・ビューロー(運命操作局)”と呼ばれる男たちでした。彼らによると、デヴィッドとエリースは恋に落ちてはいけないのです。

彼らの目的は、デヴィッドとエリースを引き離し『運命の書』に記述された運命に従わせること。何が何だかわからないでいるデヴィッドは、信じがたい彼らの“仕事”を知ることになるのです。

『この世のすべての運命はビューローがすでに決めた運命から逸脱しないよう、常にモニターされ操作されている』…デヴィッド愛する人と再開するため必死の抵抗をはじめます。果たして?

スーツ姿のマット・デイモン、カッコイイゾ!見なくっちゃ!
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火星に行ってみよう!

2011-04-08 21:28:17 | 映画
先日、TVで「トータル・リコール」(90)を放送していてひさびさに見てしまいました。吹き替え版なので、“ながら”でしたが。それにしてもシュワちゃんの声は、玄田哲章さんぴったりですね。

話を戻して…「トータル・リコール」の原作は、アメリカのSF作家フィリップ・K・ディックの短編『追憶売ります』。オランダ出身のポール・ヴァーホーヴェン監督が映画化。舞台は、西暦2084年の火星。

原作からイメージを膨らませ映像化し、素晴らしいSFXはアカデミー賞の特別業績賞(視覚効果)を受賞。確かに面白かったですもん。そして火星と言えば、赤い大地。酸素はなく二酸化炭素が95%、窒素が3%とか。

同じくアメリカのSF作家レイ・ブラッドベリの『火星年代記』。この作品は26本の短編小説を1つの長編とした作品。物語は1999年1月から、2026年10月までを描いていきます。

「火星年代記」(79)はリチャード・マシスンが脚本を担当し、「80日間世界一周」(56)「さらばベルリンの灯」(66)「2300年未来への旅」(76)などのマイケル・アンダーソンが監督したTVM。

ロック・ハドソン、ダーレン・マクギャヴィン、ゲイル・ハニカット主演。未見なのでぜひ見たい!こうしてSFの世界では、火星には人類が進出しています。ましてアニメの世界なら、子供だって大活躍!

ディズニー・アニメの最新作「少年マイロの火星冒険記 3D」(11)の監督は、H・G・ウェルズを曾祖父に持ち、ウェルズの原作「タイムマシン」(02)を映画化したサイモン・ウェルズ。

製作には、ロバート・ゼメキスの名もあります。9歳になるマイロ(声:セス・グリーン)は、ママ(声:ジョーン・キューザック)の小言とブロッコリが苦手。ある日、突然現れた宇宙船にママをさらわれてしまいます。

必死に追いかけるうち、マイロはロケットに乗って火星にやって来ます。そこには高度に発達した文明社会が!なぜ火星人は、マイロのママを誘拐したのか?マイロは無事にママを助け出し、地球に戻れるのか?

パフォーマンス・キャプチャーを使用した本作。3Dアニメの進化はわかるけど、こうまでするならアニメでなくても…と思うのは私だけ?
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オーリー、ロックスターになる。

2011-04-06 21:20:49 | 映画
オーリーの愛称で日本でも大人気のオーランド・ブルーム。1977年1月13日イギリス、ケント州カンタベリー出身。4歳の時父親が亡くなり、16歳でロンドンのナショナル・ユース・シアターに入ります。

その後もしっかりと演技の基礎を学び、ブライアン・ギルバート監督、スティーヴン・フライ、ジュード・ロウ主演の「オスカー・ワイルド」(97)で映画デビュー。この作品、内容も興味深いけど共演陣にも注目!

ジュードもですが、オーリーの他にマイケル・シーン、ヨアン・グリフィズ…と美形スターが結構出てます。未見の方にはお勧め。オーリーは続く「ロード・オブ・ザ・リング」(01)のレゴラス役でブレイク。

レゴラスは、エルフ国の王子でエルフ族一の弓の名手。ブロンドの長髪で、まさに美青年。シリーズは「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」(02)「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(03)と続きます。

その後、「ブラックホーク・ダウン」(01)「ヘイヴン 堕ちた楽園」(04)「トロイ」(04)「キングダム・オブ・ヘブン」「エリザベスタウン」(05)「ニューヨーク、アイラブユー」(08)に出演。

そして忘れちゃいけないのが、「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(03)のウィル・ターナー。ジョニー・デップの人気もあり、「デッドマンズ・チェスト」(06)「ワールド・エンド」(07)と続きます。

しかし役が固定化するのは俳優にとって、やっぱり嫌なんでしょうか。たまには異色の役もやってみたい?最新公開作は、「シンパシー・フォー・デリシャス」(11)ほ~ら、だいぶイメージ違うでしょ?

「シャッター アイランド」(09)「キッズ・オールライト」(10)のマーク・ラファロ、初監督作です。初主演のクリストファー・ソーントンが、脚本を書いています。フィルモグラフィがないので、映画デビュー作?

伝説的DJ“デリシャスD”ことディーン(ソーントン)。事故で体が麻痺し、今では車椅子でスラム暮らし。そんな時、ディーンは神父のジョー(ラファロ)に出会い、彼は自分に人を癒す力があることに気付きます。

やがてカリスマ・リーダー“ステイン”(オーリー)率いるロックバンドに加わります。果たして、ディーンの目論見は? ジュリエット・ルイス、ノア・エメリッヒ、ローラ・リニー共演。レイトショーなのが残念!
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仏像と漫画で知るブッダの生涯

2011-04-05 22:03:42 | 展覧会
手塚治虫の大ファンです。なにしろ漫画と言えば、手塚治虫で育ったようなものですから。(言い過ぎかな?)手塚先生は、本名:手塚治、1928年11月3日大阪府豊中市生まれ。後に兵庫県宝塚市で育ちます。

『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『ジャングル大帝』『バンパイア』『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』『火の鳥』『どろろ』『陽だまりの樹』『アドルフに告ぐ『MW』『きりひと賛歌』『ドン・ドラキュラ』など。

手塚先生は、1989年2月9日胃がんのため亡くなります。まだ60歳。本当に本当に残念です。『グリンゴ』『ルードウィヒ・B』『ネオ・ファウスト』など未完になってしまった作品も…。

漫画を描く手塚先生は物語もオリジナル。それだけに頭の中はいろんな知識やアイデアで溢れていたんでしょうね。まだまだ書きたい作品がいっぱいあったに違いありません。見たかった~。

2500年前のインド、シャカ国の王子シッダールタの一生を描く、それが『ブッダ』です。この作品を読んで、お釈迦さまの生涯を知りました。本当に漫画ってすごい!手塚先生って素晴らしい!

手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-」(11)が製作・公開されますが、上野の東京国立博物館では「手塚治虫のブッダ展」が開催されます。映画の方は、5月公開です。

この展覧会では、ブッダの“誕生”から“涅槃(ねはん)”までのブッダの歩んだ道のりを漫画の原画と本物の仏像で、紹介していきます。漫画のファンも、仏像ファンも一緒に楽しむことができる構成です。

そこで思い出すのが、ベルナルド・ベルトルッチ監督・原案の「リトル・ブッダ」(93)。アメリカ、シアトルに住む少年9歳の少年ジェシー(アレックス・ヴィーゼンダンガー)の元に、3人のラマ僧が訪れます。

仏陀の生まれ変わりと言われ、父親(クリス・アイザック)とチベットへ。劇中、描かれる過去のシッダールタ王子の役は、キアヌ・リーブスが演じています。当時29歳。すっごくきれい!

映画の方は、DVDを買いましょ。そして桜を見ながら、上野へお出かけしましょ。
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汚名を晴らせ!ドニー!

2011-04-04 21:28:51 | 映画
香港映画スター。思いつくままに…ジャッキー・チェン、アンディ・アウ、ブルース・リー、ジェット・リー、レスリー・チャン、チョウ・ユンファ、トニー・レオン、アーロン・クオック、アニタ・ムイ

サモ・ハン・キンポー、アラン・タム、ティ・ロン、ジャッキー・チュン、チャウ・シンチー、マギー・チャン、ニコラス・ツェー、サミュエル・ホイ、マイケル・ホイ、リッキー・ホイ、ノラ・ミャオ、カレン・モク

アニタ・ユン、ミシェル・ヨー、レオン・ライ、レオン・カーファイ、カリーナ・ラウ、ブランドン・リー、ロザムンド・クワン、ブリジット・リン、ジョイ・ウォン、アンソニー・ウォン…ちと古いけど。

1997年7月1日香港はイギリスから中国へと返還され“中華人民共和国香港特別行政区”となり、映画も中国映画となってしまいました。ああ~、懐かしい香港映画。カンフー映画はやっぱり香港製が一番。

ブルース・リー、ジャッキー・チェン、ジェット・リーに次ぐ最後の実力派アクション俳優と言われる、ドニー・イェン。最近作の「イップ・マン 序章」(08)「イップ・マン 葉問」(10)ですっかり夢中!

孫文の義士団」(10)に続き、「処刑剣 14BLADES」(10)が公開です。わくわく。監督・脚本は、ジェット・リー主演「ブラック・マスク」(96)、レスリー・チャン主演「もういちど逢いたくて/星月童話」(99)

アンディ・ラウ主演「三国志」(08)のダニエル・リー。14世紀後半に成立した明王朝。200年以上続いた背景には、ある秘密警察の存在があったのです。その名は、“錦衣衛(キンイエイ)”。

彼らは法を執行するだけでなく、反体制派を抹殺する暗殺集団でもありました。指揮官に与えられる“青龍(チンロン)”の称号。そして一撃必殺の14本の剣 <大明十四刀> が授けられます。

絶対的な力を持ったはずの青龍(ドニー・イェン)。彼は何者かの陰謀によって、逆に部下たちから追われる立場となってしまうのでした。己のプライドを取り戻すため、青龍は“処刑剣”を手に立ち上がります!

共演は、ヴィッキー・チャオ、サモ・ハン、ウーズン。とにかくドニーのアクションが見たい!行こう!
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デップ? ジャック?

2011-04-02 21:54:17 | 映画
1人の俳優が1つの役を続けて演じると、役のイメージが固定化され、他の作品や役柄を演じることが難しくなってしまうことがあります。「ハリウッドランド」(06)で、ベン・アフレックが演じたジョージ・リーブスもそう。

「血と砂」(41)「ジャングル・ジム」(48)「サムソンとデリラ」(49)などに出演し、TVシリーズ「スーパーマン」(52~58)で人気を博したリーブスは、他の役に恵まれることなく1959年6月16日自殺…。

日本でも大人気のジョニー・デップですが、ゴア・ヴァービンスキー監督「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(03)に出演し、世界中で大ヒット!当然と言えば当然ですが…。

役の固定化するのを嫌うデップが、シリーズ化する作品には出演しないのでは?と心配されたのですが、次の2本を同時撮影することで解決。スタッフ・キャストそのままで、製作を発表。

2作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」(06)、3作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(07)も大成功。これでおしまいと思いきやデップ、ハマったみたい。

4作目の「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉」(11)が公開です。なんでもデップが、主人公ジャック・スパロウを演じたいと望んだそうな。うむ、よっぽど気に入ったんですね~。同じ役を4度も演じるなんて。

製作はもちろん、ジェリー・ブラッカイマー。監督は、ロブ・マーシャルに交代。ミュージカル映画「シカゴ」(02)や「NINE」(00)の監督が海賊映画をどう演出するのか、すごく楽しみ。わくわく。

永遠の命をもたらすと言われている“生命の泉”。史上最強の海賊、黒ひげ(イアン・マクシェーン)が“生命の泉”を狙って動き出します。そしてジャック(デップ)の前には、かつて愛した女(ひと)が。

女海賊アンジェリカ(ペネロペ・クルス)は、ジャックを呪われた航海へと誘うのでした。果たして彼女の目的とは?“生命の泉”をめぐって、黒ひげ、アンジェリカ、バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)が暗躍。

ジャックの新しい敵や仲間、そして新たなる使命。5作目・6作目の同時撮影もある(?)と言われるシリーズ。まだまだ続くぞ!付き合うぞ!

おまけ:ロバート・スティーヴンソン監督、ピーター・ユスティノフ、ディーン・ジョーンズ、スザンヌ・プレシェット主演のディズニー映画「黒ひげ大旋風」(67)、見ましたねぇ~。
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