だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

いくつなっても、学べます。

2012-04-14 21:31:03 | 映画
トム・ハンクス。最初に見たのはいつの頃からしらん。1956年7月9日カリフォルニア州コンコード出身のハンクスは、NYでTVや舞台を経験。映画デビューは、「血ぬられた花嫁」(80未)でした。

やっぱり、ロン・ハワード監督「スプラッシュ」(84)ですね。ペニー・マーシャル監督「ビッグ」(88)で、アカデミー賞主演男優賞にノミネート。この頃のハンクスは、コメディ作品で大活躍。

初めて監督したのは、TVM「新ハリウッド・ナイトメア」(92)の1話。監督2作目は、TVM「堕ちた天使たち」(93)の1話。…とここまではシリーズものでしたが、初監督だぁ~と思ったのが…

トム・エヴェレット・スコットとリヴ・タイラー主演「すべてをあなたに」(96)でした。俳優としても「フィラデルフィア」(93)「フォレスト・ガンプ/一期一会」(94)で、2度の主演男優賞受賞!

製作、製作総指揮、脚本家、アニメの声の出演、ナレーターとしても活躍し、高感度が高く出演する作品はヒットし、彼が出てると安心して見れます。だからハンクス主演の映画は、見逃せません。

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」(11)での父親役も良かったですよね~。最新作は、製作・脚本・監督した「幸せの教室」(11)です。共演は、なんとジュリア・ロバーツ!

ラリー・クラウン(トム・ハンクス)は、長年勤めたスーパーを突然リストラされてしまいます。理由は大学卒ではないということ。学歴が問題でクビになったラリーは、再就職の当てもないありさま。

心機一転、再就職のためのスキルを身につけようと、短期大学(コミュニティ・カレッジ)に入学することに。メルセデス・テイノー(ジュリア・ロバーツ)は、スピーチの授業を担当する教師。

結婚生活が破たんし、アルコールに走り、教師としての情熱を見失ったメルセデス。2人が出会ったのは、年齢も境遇も違う様々な人々の集まる教室でした。この教室で2人が見つける幸せとは?

共演はブライアン・クランストン、セドリック・ジ・エンターテイナー、タラジ・P・ヘンソン、パム・グリア。ハンクスとメグ・ライアンの次は、ジュリア・ロバーツ?楽しみですね~。中年だけど、うふふ。
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クルーズは、気をつけて…

2012-04-13 21:02:16 | 映画
オーストラリアの公用語は英語なので、当然映画も英語。現在、ハリウッドで活躍する多くのスターにもオーストラリア出身者がたくさん。アメリカで生まれ、オーストラリアに移住したメル・ギブソン。

デビュー作「シャイン」(95)で、いきなりアカデミー賞主演男優賞を受賞したジェフリー・ラッシュ。「デッド・カーム/戦慄の航海」(88未)のニコール・キッドマンもオーストラリア人。

ニュージーランド出身で、「アンボンで何が裁かれたか」(90)でデビューしたラッセル・クロウ。「X-メン」(00)で映画デビューしたヒュー・ジャックマンは、ミュージカルの舞台に立っていました。

ドラッグクィーンを描いた「プリシラ」(94)の出演者たちも、オーストラリア人。「マトリックス」(99)のヒューゴ・ウィーヴィングと「メメント」(00)のガイ・ピアースですね。お気に入りの作品です。

最近では、「アバター」(09)「タイタンの戦い」(10)のサム・ワーシントンも。ハリウッドに行く前の作品が、公開されます。グレッグ・マクリーンが、脚本・製作・監督した「マンイーター」(07)です。

“マンイーター”とは、“人食い”を意味し、ライオン・トラ・サメなどの動物を指します。この映画に登場するのは、体長8メートルほどもある巨大な人喰い生物(ワニ?みたい?)なんです。

オーストラリア北部のノーザンテリトリーにある世界遺産、カカドゥ国立公園。小型船スザンヌ号を操るケイト・ライアン(ラダ・ミッチェル)は、熟練した女性ガイドでアシスタントは犬のケヴィン。

船に乗り込んだのは、シカゴから来た旅行ライターのピート(マイケル・ヴァルタン)、アレン(ジョフ・モレル)と妻エリザベス(ヘザー・ミッチェル)、そして娘のシェリー(ミア・ワシコウスカ)

観光旅行中のエヴェレット(ロバート・テイラー)とメアリー(キャロライン・ブレイザー)。他にサイモン(スティーブン・カリー)、ラッセル(ジョン・ジャレット)、グウェン(セリア・アイルランド)の9人。

クルーズの折り返し地点に来た時、救命信号弾が空に!現場に向かい目にしたのは、沈没した小型ボートの残骸。果たして何が?ワーシントンは地元の若者ニール役。どんなかなぁ~。

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本当のアンネ・フランク

2012-04-10 21:12:21 | 映画
私たちが知っている『アンネの日記』は、第2次世界大戦時、ユダヤ人の少女アンネ・フランクが屋根裏部屋に家族と共に隠れ住み、やがてナチスに見つかり収容所に入れられるというお話でした。

実際に本を読んだ方はもっと詳しくご存じだと思いますが、いざというとあんまり知らないことばかり。どこの国のお話なのか、アンネの家族はどんな構成だったのか、アンネはいくつだったのか…

見つかったきっかけが密告だったとか、そういう状況でなぜアンネの日記が後世に残ったのか?疑問は尽きません。映画ファンには、ジョージ・スティーヴンス監督の「アンネの日記」(59)が有名。

ジョージ・スティーヴンス監督は、「陽のあたる場所」(51)「シェーン」(53)「ジャイアンツ」(56)の監督。さずがにリアルタイムでは見ていませんが、たぶん名画座で見たと思います。

アンネ役はミリー・パーキンス、姉マーゴットをダイアン・ベイカー、同居のユダヤ人家族ファン・ダーン夫人をシェリー・ウィンタース、息子のピーターをリチャード・ベイマーが演じていました。

それもかなり昔のこと、記憶もあいまいになってます。『アンネの日記』はTVMになることはあっても、なかなか劇場公開作品はなかったのですが、イタリアから「アンネの追憶」(09)が公開されます。

原作は、アリソン・レスリー・ゴールド著『もうひとつの「アンネの日記」』。監督はアルベルト・ネグリン、音楽を名匠エンニオ・モリコーネ(1928年ローマ出身)が担当しています。

本著は、アンネの同級生で1番の仲良しだったハンナ・ホスラーが語ったアンネの思い出と、ナチス占領下でのハンナ自身のつらい体験、『アンネの日記』に隠されていた真実が書かれているそう。

1935年、アムステルダムの小学校に通うアンネ(ロザベル・ラウレンティ・セラーズ)とハネリ・ホスラーは親友同士。アンネは13歳の誕生日に1冊の日記帳をプレゼントされます。

やがてナチスのユダヤ人迫害が厳しくなり、父オットー(エミリオ・ソルフリッツィ)は妻エーディトや娘たちと経営する会社の隠れ家へ。そしてゲシュタポがやって来て…。もう一度、アンネの物語を知りましょう!
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ル・アーヴルから、愛を込めて

2012-04-09 21:45:14 | 映画
フィンランドの映画監督、アキ・カウリスマキ。どうも覚えられずいつもドギマギします。名前、読みにくいです。1957年4月4日、オリマティラ出身。お兄さんのミカ(55年9月21日生まれ)も映画監督。

なぜ、覚えられないか…それは彼の映画をわずかしか見たことがないから。ファンの方には、申し訳ない…。脚本・製作・監督をほぼすべての作品で担当するなど、オールマイティな映画人。編集もやります。

奇才と言われるだけあって一般受けする作品作りをしていません。少ないセリフ、時にモノクロ、大した事件は起こらず、描かれる普通の人々の普通の生活。ユーロスペースやイメージフォーラムの常連ですね。

「罪と罰」(83)で監督デビュー。「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」(89)が世界中で支持。94年には、「レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う」も製作されました。

レニングラード・カウボーイズとは、カチカチに固めた長~いリーゼントがトレードマーク。靴もつま先がとんがっていて、旧ソ連の軍服でR&Rを唄いまくる怪しい集団。ポスター、覚えてます。

他にも「真夜中の虹」(88)「マッチ工場の少女」「コントラクト・キラー」(90)「愛しのタチアナ」(94)「浮き雲」(96)「白い花びら」(98)「10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス」(02)

「過去のない男」(02)「街のあかり」(06)などがあります。5年ぶりの最新作は、「ラヴィ・ド・ボエーム」(92)に続くフランス語作品2作目となる、「ル・アーヴルの靴みがき」(11)です。

マルセル・マルクス(アンドレ・ウィルム)は、かつてパリでボヘミアンな暮らしを送っていました。そんなパリでの日々は遠く、現在は北フランスの港町ル・アーヴルの駅前で、靴みがきをしていました。

ある日、港にアフリカからの不法移民を乗せたコンテナが漂着します。そして警察の検挙を逃れた1人の黒人少年。マルセルは、その少年イドリッサ(ブロンダン・ミゲル)と偶然出会うのです。

さらに医師から妻のアルレッティ(カティ・オウティネン)の余命宣告を受けます。平穏だったマルセルの生活に、小さな波が…。最近映画によく登場するペット。愛犬ライカが可愛い!
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聖歌隊コンクールに優勝しよう!

2012-04-08 21:14:24 | 映画
クィーン・ラティファの本名は、デイナ・エレイン・オーウェンズ。そんなことはどうでもいい。クィーン・ラティファは、クィーンなのですから。大~好き。でも私が知るのは、映画女優としてのラティファ。

1970年3月18日、ニュージャージー州ニューアーク出身。ラッパーとしてよりもR&B歌手として活躍中のラティファですが、映画デビューは「ハウス・パーティ/パジャマでシェイクヒップ!」(91未)

マイケル・キートン主演の「マイ・ライフ」(93)で初めて知って、すぐにファンになりました。「ボーン・コレクター」(99)「シカゴ」(02)「女神が家(ウチ)にやってきた」(03)「TAXI NY」(04)

「ビューティー・ショップ」(05未)「主人公は僕だった」(06)「ヘアスプレー」(07)「ベガスの恋に勝つルール」(08)「リリィ、はちみつ色の秘密」(08)「バレンタインデー」「僕が結婚を決めたワケ」(10)

と、見ているなぁ~。劇場未公開があるのは彼女の魅力を知らない人が多いせい?トッド・グラフ脚本・監督の「ジョイフル♪ノイズ」(12)は、クィーン・ラティファの魅力を知るチャンスですよぉ~。

ジョージア州の小さな町パカショー。不況にあえぐ町の人たちの心の拠り所は、町の教会の聖歌隊。ところが、コーラス隊の指導者バーニー・スパロウ(クリス・クリストファーソン)が急死してしまいます。

後任者として選ばれたのは、ヴァイ・ローズ・ヒル(クイーン・ラティファ)。しかし正統派ゴスペル・スタイルにこだわり、4年連続全米聖歌隊コンクール“ジョイフル・ノイズ”への出場を逃していました。

バーニーの妻G・G(ドリー・パートン)は、時代遅れなスタイルをやめコーラス隊の方向性を変えようとしゃしゃり出ます。さらにG・Gの反抗的な孫ランディ(ジェレミー・ジョーダン)が現れ…

おまけにヴァイの美しく才能豊かな娘オリビア・ヒル(キキ・パーマー)に恋してしまい…。楽しそう~!ドーリーも大好き!1946年1月19日テネシー州サバービル出身のシンガーソングライターで女優。

「マグノリアの花たち」(89)がお気に入り。ラティファとドーリーの歌がたっぷり聞ける本作。絶対見ましょう!ウーピーの「天使にラブ・ソングを…」(92)みたいに大ヒットしてね。よろしく!
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ソクーロフのファウスト

2012-04-07 22:04:41 | 映画
映画や演劇が大好きで、本を読むのも大好き。でも本をあまり読まなくなったのは、まずじっくりゆっくり読む時間が取れなくなったのが、1番の理由。今も、たくさん読みたい本があります。

映画好きなので、やはり翻訳物が好き。本屋さんで本を見ると手に取ってはワクワクします。映画を見て、購入するパンフレットは必ず熟読。ああ~、本が読みたくなります。時間が欲しい…。

そんな中、いつか読んでみたい本が2冊あります。1冊は、イタリアの詩人・政治家のダンテ・アリギエーリが書いた『神曲』。地獄篇・煉獄篇・天国篇の3部作(1304~21年頃?)。長編叙事詩。

そしてもう1冊が、ドイツのゲーテの代表作『ファウスト』。2部構成で、第1部は1808年、第2部は1833年に発表されました。それにしてもこの2冊、読破は大変そう~。いつ読めるかしらん。

検索すると、新訳や漫画、優しいシリーズやビジュアル版などもあるんですね。いつかきっと読むぞぅ~。でも映画なら、もっとうれしい!アレクサンドル・ソクーロフ監督が映画にしました。

ソクーロフ監督は、1951年6月14日シベリアのイルクーツク出身。最新作「ファウスト」(11)は、第68回ヴェネチア国際映画祭で審査員の満場一致で、グランプリ(金獅子賞)を受賞。

舞台は、神秘的な森に囲まれた19世紀初頭のドイツ。ハインリヒ・ファウスト博士(ヨハネス・ツァイラー)は、助手(ゲオルク・フリードリヒ)と共に“魂”のありかを追い求めていました。

しかし人間の体のどこにも魂は見つからず、落胆する博士。そこで助手は、人々に悪魔と噂される男の存在を伝えます。その男は高利貸のマウリツィウス・ミュラー(アントン・アダシンスキー)。

ファウストに生きる意味を教えよう…と囁くミュラー。そしてファウストは純真無垢なマルガレーテ(イゾルデ・ディシャウク)と出会い、一目で心奪われてしまいます。彼女の愛を得るためにファウストは…。

有名な悪魔と契約を結ぶエピソード。時間と空間を自在に操る斬新なソクーロフ監督の演出、豊かな色彩とファンタジックな映像…と絶賛された本作。難しいことは考えず、映画を楽しみましょう!
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ジャッキーと未亡人軍団

2012-04-06 21:19:14 | 映画
1954年4月7日香港生まれのジャッキー・チェン、58歳。明日お誕生日。主演の他、脚本も書き、製作もし、製作総指揮、主題歌も歌います。アクション監督、武術指導、声の出演もやっちゃいます。

そのジャッキーも、そろそろアクションはやらないのかなぁ~と思ったりして。ジャッキーが総監督を務め、チャン・リー監督作「1911」(11)では、映画出演100本目を記念して辛亥革命を描きました。

ベニー・チャン監督「新少林寺/SHAOLIN」(11)では、主演はアンディ・ラウに任せ、自分は寺の料理人という役所で主役をサポート。コミカルなアクションを少しだけ見せてくれました。さすが!

そして『ジャッキー・チェンに!何が起こったのか!!!』とポスターにあるように、こんな映画を製作しちゃいました!レトロな色合い、構図、スタイルのその映画は…「女ドラゴンと怒りの未亡人軍団」(11)

脚本・監督は、「楽園の瑕(きず)」(94)や「天使の涙」(95)などの音楽を担当していたフランキー・チェン。監督3作目です。それにしてもこの映画、実話なんだそうです。そう聞くと恐ろしい?

11世紀中国・宋の時代。宋王朝は北の西夏軍によって脅かされていました。しかし、朝廷による悪政が蔓延し、戦いの指揮も取れない有様だったのです。国境に配備されたのは楊宗保(リッチー・レン)。

彼は名門武家、楊一族の将軍。敵に囲まれながら1ヶ月、国境防衛の要である天門関を守っていました。援軍を待つ中、兵力も食料も底を尽いた将軍は、妻への手紙を伝書鳩に託します。

妻の穆桂英(セシリア・チャン)は、これが愛する夫からの最後の伝言と知ります。将軍の部隊は、全滅…。さらに息子の文広(シャオ・ミンユー)を大元帥にという、命令が下ります。

楊一族たった一人の男となった文広を守るため、そして命を奪われた夫たちの復讐を果たすため、穆桂英は楊一族の未亡人たち12人と共に戦場へ!果たして、未亡人軍団の女ドラゴンたちは?

製作費5000万元(約6億円)、“金のほうき賞”(中国のラジー賞)で作品賞・監督賞・男優賞・女優賞の全部門にノミネート!セシリア・チャンが“最も失望させられた女優賞”を受賞した本作。どんな?
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名画を映画で見ましょう!

2012-04-04 21:29:51 | 映画
絵画展に行くと、大きめのTV画面でその展覧会の紹介を映像で流していることがあります。展覧会の楽しみの1つです。最初に放映しているのは、上野の国立西洋美術館。ほとんどは会場内ですね。

有名な美術館展だったりすると、日本に居ながらその地を探索することもできます。画家の作品を集めた展覧会なら、画家の作品を年代別に確認することができたりします。本当に、勉強になります。

説明を聞いて、会場内を戻ってもう1回見直したり…。絵の横にある説明のプレートだけでは十分ではないのですね。また、有料のイヤホーンサービスを利用する手もあります。利用したことないけど…。

また、重た~い図録を購入する手もあります。後で、じっくりたっぷり見れるので良いかも。しかし!購入しただけで満足して、後で見ることは少ないです。う~む、断捨離(徐々に)してるしなぁ~。

それはともかく、展覧会のオフィシャルサイトは見応えがあります。混んでてじっくり本物が見れない時など、もう1回見れちゃいます。それでも見れない時は、この映画を見ましょう。それはあの有名な画家!

レオナルド・ダ・ヴィンチ展 in シアター」(12)は、2011年ロンドン ナショナル・ギャラリーで開催された、『Painter at the Court of Milan』を紹介したドキュメンタリー映画なんです。

ダ・ヴィンチの描いた絵画で現存するわずか数十点の内、9点が紹介された前代未聞の展覧会でした。前売り券は即完売、わずかな当日券を求めて毎日長蛇の列ができたそうです。

映画で見ることのできるその作品は…ルーブル美術館収蔵『岩窟の聖母』(1483~86)と、ロンドン・ナショナル・ギャラリー収蔵『岩窟の聖母』(1455~1508)の2枚の同名作品。

アメリカの個人のコレクションから見つり、世界初の一般公開となる『救世主(サルヴァートール・ムンディ)』(1500年頃)、『若い音楽家の肖像』(1490年頃)、『白貂を抱く貴婦人』(1490年頃)

『聖ヒエロニムス』(1482年頃)、『聖アンナと聖母子、洗礼者ヨハネ』(1500年頃)『ミラノの宮廷婦人の肖像』(1490~95)、『リッタの聖母』(1490~91)の9枚。素晴らしい!
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マフィアのボスは、お似合い?

2012-04-03 21:30:51 | 映画
前にも書いたことがあると思うんですが、最近は次々に新しいスターが登場し、それはそれでうれしんだけど…。今一番の注目は、「バトルシップ」(12)と「ジョン・カーター」(12)のテイラー・キッチュ。

「バトルシップ」はユニヴァーサル映画100周年作品、「ジョン・カーター」はウォルト・ディズニー生誕110周年作品。こんなすごい作品の主演を務めるなんて、映画ファンはしっかり覚えましょうね。

ところでハリウッドを代表する大スター、ブルース・ウイリス。現在も車のCMに出演し、日本でも人気の大スターですが、では映画出演作は?となると“?”がいっぱい付いてしまいます。あくまで私感。

それにウイリスの作品は、大好きでDVDもいっぱいコレクション。ファンであることには間違いありません。結構見てますもん。う~む、言い訳がましい。いつの頃からそう感じたのかはっきりしませんが…。

「サロゲート」(08)「コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら」(10)「セットアップ」(11)と、う~む の作品が続きます。「16ブロック」「ラッキーナンバー7」(06)「ダイ・ハード4.0」(07)は、まだマシ。

実はウイリスの他にもう1人、作品を選んで欲しいと感じているのがロバート・デ・ニーロ。2人が共演した「トラブル・イン・ハリウッド」(08)は、言わずもがな。最近では、「RED/レッド」(10)がまあまあかな。

モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン共演で、ウイリスも老人の仲間入り?と悲しみつつ、観賞。で、最新公開作が「キリング・ショット」(11)。アーロン・ハーヴィー監督・脚本。

ラスベガスのマフィアのボス、メル(ウイリス)の命令でテス(マリン・アッカーマン)は、仲間のドーン(デボラ・アン・ウォール)とカラ(ニッキー・リード)の姉妹と車で郊外のダイナーに向かっていました。

3人は強盗でヤクの売人。そこでメルのシマを荒らす奴らの取引現場を押さえ、ヤクを奪い正体を暴くのが目的でした。途中、警官に呼び止められたり、ダイナーには真夜中なのに数組の客がいたり…

やがて約束の時間になっても現れない相手に、イラつく彼女たちは…。果たして?主役はフォレスト・ウィッテカー。お気に入りのブラッド・ドゥーリフが出てる!しかし、う~むの映画なのです。はい。
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ヴィン、マフィアの裁判で自己弁護!

2012-04-02 20:53:32 | 映画
シドニー・ルメット監督は、映画ファンにとってその名を聞いただけで『見たい!』と思わせる名監督。むしろ、見なければならない名匠なのです。その作品たちは…監督デビュー作が「十二人の怒れる男」(57)

「蛇皮の服を着た男」(60)「質屋」「未知への飛行」(64)「ショーン・コネリー/盗聴作戦」(71)「セルピコ」(73)「オリエント急行殺人事件」(74)「狼たちの午後」「ネットワーク」(75)

「ウィズ」(78)「プリンス・オブ・シティ」(81)「評決」「デストラップ・死の罠」(82)「モーニングアフター」「キングの報酬」(86)「旅立ちの時」(88)「Q&A」(90)「NY検事局」(97)「グロリア」(99)…

「その土曜日、7時58分」(07)が、遺作と思っていました。1924年6月25日ペンシルヴェニア州フィラデルフィア出身の監督は、2011年4月9日リンパ腫のため亡くなりました。86歳でした。

しかし、もう1本残っていました。それが「コネクション マフィアたちの法廷」(06)です。1987~88年の21か月間に渡り、行なわれた“ルッケーゼ裁判”を描いた法廷サスペンスなのです。

ニュージャージー、ルッケーゼ・ファミリーのジャコモ・“ジャッキー・ディー”・ディノーシオ(ヴィン・ディーゼル)は、保護観察中に従弟に撃たれてしまします。しかし、彼は仲間を守るためかばうのでした。

やがて麻薬取引の現場を押さえられ30年の刑を受けたジャッキーは、連邦検察官のショーン・キーニー(ライナス・ローチ)から、ある司法取引を持ちかけられます。仲間を裏切れば、刑期を短くすると…。

申し出を拒否するジャッキー。そして被告人の彼は自らの弁護も行うことに!法廷での様々な駆け引きを乗り越えて行くジャッキーの度胸と意志の強さ。それは法廷にいる人々の心を動かすのでした。

ファミリーへの無条件の忠誠心は、裁判官や陪審員、仲間の被告人をも自分の味方にしたのです。アメリカ史上最長の刑事裁判となった“ルッケーゼ裁判”。裁判における歴史的な記録を生み出した事件とは?

被告人20人、弁護人20人、陪審員の控8人、ある弁護人の最終答弁は5日間も及んだのです。法廷シーンの大半は、実際の証言を忠実に再現。ピーター・ディンクレイジ、ロン・シルヴァー、アナベラ・シオラ共演。
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