だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ニコラス・スパークスの最新作

2013-08-19 21:01:39 | 映画
ロマンチックな映画の代表格「きみに読む物語」(04)。それまで少年っぽい役だったライアン・ゴズリングが青年役を演じ、しかも涙なくして見れない愛の物語でした。監督は、ニック・カサヴェテス。

そして原作を書いたのが、ニコラス・スパークスでした。1965年12月31日、ネブラスカ州オマハ出身の作家。恋愛小説を書いたら右に出るものなしの、ベストセラー作家です。有名~。

スパークスの作品は映画化されるものが多く、これまでの作品には… ルイス・マンドーキ監督、ケヴィン・コスナー、ロビン・ライト・ペン主演「メッセージ・イン・ア・ボトル」(99)

アダム・シャンクマン監督、マンディ・ムーア、シェーン・ウェスト主演「ウォーク・トゥ・リメンバー」(02)。ジョージ・C・ウルフ監督、リチャード・ギア、ダイアン・レイン主演「最後の初恋」(08)

ジュリー・アン・ロビンソン監督、マイリー・サイラス、リアム・ヘムズワース主演「ラスト・ソング」(10)。ラッセ・ハルストレム監督、チャニング・テイタム、アマンダ・サイフリッド主演…

「親愛なるきみへ」(10)。スコット・ヒックス監督、ザック・エフロン、テイラー・シリング主演「一枚のめぐり逢い」(12)。どうです?どれも超~ロマンチックでしょ?ねっ?

スパークスの新作で、最新作もファンの期待を裏切らないはず。「セイフヘイヴン」(13)です。監督は、「親愛なるきみへ」のラッセ・ハルストレム。なるほど、いい感じですね。

髪を切ってブロンドに染め、変装してボストンからアトランタ行のバスに乗り込んだ女性(ジュリアン・ハフ)。ところが休憩で止まった港町サウスポートが気に入り、降りてしまいます。

ケイティ・フェルドマンと名乗り、海辺のレストランでウェイトレスの仕事に就き、森の中のキャビンに暮らすことになります、やがてできた友人、雑貨店のアレックス(ジョシュ・デュアメル)

そして、ご近所さんのジョー(コビー・スマルダーズ)の2人。名前もなぜここに来たのかも秘密にする、ケイティ。いったいどんな秘密が?そしてアレックスとは?うふふ。これは見なくっちゃ。
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大観と岡倉天心

2013-08-17 21:31:54 | 展覧会
毎日、暑いです。お盆休みとかあんまり関係なく生きているので、田舎に行ったり、行楽地で遊んだりしません。当然、遠出もしないのでTVで見る道路の混雑も、ご苦労さま…です。

しかし暑い。こんなに暑くなる前、横浜美術館で、開催の「プーシキン美術館展」に行きました。モスクワにあるプーシキン美術館へ行ったことがあるので、とっても楽しみにしていました。

再会した、ピエール=オーギュスト・ルノワールの『ジャンヌ・サマリーの肖像』や、ニコラ・プッサンの『アモリびとを打ち破るヨシュア』、ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルの『聖杯の前の聖母』

フィンセント・ファン・ゴッホ『医師レーの肖像』、ポール・ゴーギャンの『エイアハ・オヒパ(働くなかれ)』など、フランス絵画を堪能しました。幸せ。まだやっていますので、ぜひ。

その時、次回の展覧会のポスターを見ました。それが「横山大観展 -良き師、良き友」です。ちょうどNHKのEテレ「日曜美術館」で、岡倉天心の紹介もあり、一気に期待が高まりました。

近代日本画壇の巨匠、横山大観は1868年11月2日(明治元年9月18日)水戸藩士の家に生まれます。没年は1958年(昭和33年)2月26日、89歳。本名、横山秀麿。

東京美術学校(現在の東京藝術大学)の第1期生となった大観の生涯の師が、岡倉天心です。“筆を持たない天才芸術家”天心は、1898年(明治31年)美術学校の校長職を追われます。

岡倉天心と共に日本美術院の創設に関わった、横山大観。展覧会では、<第1章>良き師との出会い:大観と天心 <第2章>良き友、紫紅、未醒、芋銭、渓仙:大正期のさらなる挑戦

<第3章>円熟期に至る …日曜美術館でも紹介された画家たちの名前が並びます。なお、東京美術学校の同期生には、菱田春草や下村観山、西郷孤月などがいるそうです。うむ。

横山大観と岡倉天心。この展覧会でじっくり知りたいと思います。『夜桜』(1929)、『野の花』(1936)なども楽しみ。期間中の展示替えがあるので、サイトで確認しましょう。
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潜水艦の亡霊とは?

2013-08-16 22:00:04 | 映画
映画のジャンルに、“潜水艦”映画というのがあります。思い浮かべました?潜水艦というと、戦争中の潜水艦やSF世界が舞台ですね。例えば…ロバート・ワイズ監督「深く静かに潜航せよ」(58)

アーウィン・アレン監督「地球の危機」(61)、ディック・パウエル監督「眼下の敵」(75)、デヴィッド・グリーン監督「原子力潜水艦浮上せず」(78)、ウォルフガング・ペーターゼン監督「Uボート」(81)

ジョン・マクティアナン監督「レッド・オクトーバーを追え!」(90)、トニー・スコット監督「クリムゾン・タイド」(95)、ジョナサン・モストウ監督「U-571」(00)、キャスリン・ビグロー監督「K-19」(02)

などなど、たくさんあります。そして究極に狭い潜水艦の中では、逃げ場のない事態に陥ることがあります。「クリムゾン・タイド」では、クーデターが勃発したロシアで、反乱軍が核施設を制圧。

そのことで世界は第三次大戦の危機を迎えます。核攻撃準備の指令をめぐり、艦長(ジーン・ハックマン)と副長(デンゼル・ワシントン)は対立。超~手に汗握る極限状態でした。

素晴らしいカメラワークを駆使した潜水艦映画は、ハラハラドキドキ。実話を元にした作品が多いのも特長です。「ロンリーハート」(06)のトッド・ロビンソン監督の最新作も同じ。

ファントム/開戦前夜」(13)です。ロビンソン監督は、リドリー・スコット監督の実話の映画化「白い嵐」(96)でも、脚本を書いています。もちろん、本作でも脚本を担当。得意なんですね。

1968年、冷戦下のソビエト連邦、カムチャッカのルイバチー原潜基地。デミトリー・ズボフ(エド・ハリス)は、司令官マルコフ(ランス・ヘンリクセン)から“B-67”の指揮を命じられます。

潜水艦には謎の装置“ファントム”が積まれ、技術者だというブルニー(デヴィッド・ドゥカヴニー)とガーリン(デレク・マジャール)も乗船していました。彼らの正体は?“ファントム”とは?

久々にランスが出演!うれしい。1940年5月5日NY出身で、数多くの作品に出演。「エイリアン2」(86)のアンドロイド、ビショップ役が有名ですね。TV「ミレニアム」が大好き!見ます。
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悪いゴーストは、許しません!

2013-08-14 21:05:40 | 映画
予告編を見て思い出したのが、ジョン・カーペンター監督「ゴースト・ハンターズ」(86)。サンフランシスコのチャイナタウンが舞台で、タクシー運転手のカート・ラッセルが主役。

レストラン経営のデニス・ダンの恋人が誘拐され、闇の組織の対立に巻き込まれます。そこへ現れたのが、妖魔皇帝“ロウ・パン”。演じるのは、ミネソタ州ミネアポリス出身のジェームズ・ホン。

1929年2月22日香港移民の子として生まれた中国系アメリカ人で、現在84歳。顔を見ればすぐにわかる名優。「ゴースト・ハンターズ」は、香港映画みたいでB級映画風の傑作です。

さらに「メン・イン・ブラック」(87)も思い出しました。ただし退治するのは宇宙人ではなく、「ゴーストバスターズ」(84)のようなゴーストたち。それが「ゴースト・エージェント R.I.P.D.」(13)。

ニック・ウォーカー(ライアン・レイノルズ)は、ボストン警察のエリート警官。妻のジュリア(ステファニー・ショスタク)とも幸せに暮らしていたのですが、潜入捜査中に殉職してしまいます。

天国へ舞い上がる途中、ニックはある部屋に放り込まれます。そこは“R.I.P.D”の一室。死んでも成仏できず人間に成りすます悪霊、つまりゴーストを取り締まる秘密組織だったのです。

R.I.P.Dの監督官(メアリー=ルイーズ・パーカー)から、警官としての手腕を買われスカウトされたニック。ボストン支局で、エージェントとして働くことを提案されます。

任期100年!相棒は、西部開拓時代にガンマンだったロイシーファス・パルシファー(ジェフ・ブリッジス)。一匹狼でひねくれ者のロイに、仕事の仕方と心得を教わるニック。

人間界では、ロイは若くセクシーなブロンド美人(アリサ・ミラー)の姿で、一方のニックは中国人の老人(ジェームズ・ホン!)の姿。そして逮捕したゴーストから、ある計画を聞きます。

果たして、それは?その他の共演に、ケヴィン・ベーコン。監督は、「フライトプラン」(05)「RED/レッド」(10)のドイツ人監督ロベルト・シュヴェンケ。見ちゃいますよね~。
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マリンカットのヘムズワース

2013-08-13 21:18:11 | 映画
1984年の映画、「若き勇者たち」を見ましたか?今から29年も前の映画なので、そんなには見てないとは思いますが…。監督は、ジョン・ミリアス。「地獄の黙示録」(79)の脚本家ですね。

大好きな「ビッグ・ウェンズデー」(78)の監督、脚本家なので、「若き勇者たち」ももちろん見ましたとも。ロッキー山脈のふもと、コロラド州の小さな町が突然、侵略されます。

ソ連、キューバ、ニカラグアの共産圏連合軍。町の若者たちは山に逃げ込み、武器を取ってゲリラ戦を開始。次々に倒れる仲間たち…。パトリック・スウェイジ、C・トーマス・ハウエル

チャーリー・シーン、リー・トンプソン、ジェニファー・グレイが出演。スウェイジとグレイは、エミール・アルドリーノ監督「ダーティ・ダンシング」(87)で共演。当時人気の若手俳優たち。

ちなみにパトリック・スウェイジは、09年9月14日すい臓がんで死去。57歳でした。で、そんな「若き勇者たち」がリメイク。ダン・ブラッドリー初監督作「レッド・ドーン」(12)です。

“赤い夜明け”のタイトルでわかるように、今回アメリカを侵略してくるのは、な、なんと北朝鮮。うむ。時代ですね。いつもと同じ朝を迎えるはずだった、ワシントン州のある町…。

パラシュート部隊が空から降って来る、戦闘機が空を覆う、装甲車が道を塞ぐ…そんなありえない光景が目の前で実際に起こり、抵抗する人々は射殺、他の人々は捕虜となってしまいます。

敵の手から逃れた若者たちは、“ウルヴァリンズ”と名乗り、レジスタンスとして反撃を開始するのでした。主演のジェド・エッカートは、クリス・ヘムズワース。弟マットをジョシュ・ペック。

ロバート・キャットナーをジョシュ・ハッチャーソン、トニ・ウォルシュをエイドリアンヌ・パリッキ、エリカ・マーチィンをイザベル・ルーカスが演じます。他にジェフリー・ディーン・モーガンも。

「インデペンデンス・デイ」(96)や「007/慰めの報酬」(08)などで、アクション・デザインを務めてきた監督。テーマがテーマだけに、どう描いているかに興味津々。しかし、怖い話…。
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カーリーヘアのシャイア

2013-08-12 21:01:08 | 映画
デビュー後、TVシリーズやTVM、未公開作品などに出演し、アレックス・プロヤス監督、ウィル・スミス主演「アイ、ロボット」(04)の出演で認識した、シャイア・ラブーフ。ご存じですよね。

フランシス・ローレンス監督「コンスタンティン」(05)や、エミリオ・エステヴェス監督「ボビー」(06)にも出演。若手俳優として大注目。D・J・カルーソー監督「ディスタービア」(07)で初主演。

1986年6月11日ロサンジェルス出身だから、この時20歳。次が世界中で大ヒットした、マイケル・ベイ監督「トランスフォーマー」(07)!この作品で、ファンになった方も多いはず。

その後は、スティーヴン・スピルバーグ監督「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(08)、オリヴァー・ストーン監督「ウォール・ストリート」(10)などに出演。素晴らしい。

「トランスフォーマー」シリーズ(09、11)の他、最新作ジョン・ヒルコート監督「欲望のバージニア」(12)も主役で、禁酒法時代のバージニアを舞台に見応えのある作品でした。

シャイアの出演する作品は、見逃せません。そう思っていたら、最新作も素晴らしい!ニール・ゴードン原作、ロバート・レッドフォード製作、監督、主演「ランナウェイ/逃亡者」(12)です。

ベトナム戦争に反対する過激派グループ“ウェザーマン”。連続爆破テロ事件を起こし、全米を震撼させた彼らをFBIは最重要指名手配リストに。ところがその後忽然と姿を消してしまいます。

30年後、元メンバーの1人が逮捕されます。新聞記者のベン(シャイア・ラブーフ)は、再び注目される事件を担当。そして浮上した1人の男。弁護士のジム・グラント(ロバート・レッドフォード)です。

男手ひとつで娘を育て、過激派とは無縁に見えるのですが…。しかし、危険を察知したジムは逃亡…。果たして真相は?共演者は、ジュリー・クリスティ、サム・エリオット、ブレンダン・グリーソン

テレンス・ハワード、リチャード・ジェンキンス、アナ・ケンドリック、スタンリー・トゥッチ、ニック・ノルティ、クリス・クーパー、スーザン・サランドン。さずが、レッドフォード。必見!
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神の如きミケランジェロ

2013-08-10 19:56:00 | 展覧会
ミケランジェロが、天才なのは今さら改めていう必要もありません。レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452年4月15日~1519年5月2日)と並び、ルネサンス期の芸術家です。

本名ミケランジェロ・ブオナローティは、1475年3月6日フィレンツェ共和国のカプレーゼ出身。現在のトスカーナ州近郊だそうです。イタリア ルネサンス期の彫刻家、画家、建築家、詩人。

1564年2月18日、88歳で亡くなるまで多くの作品を残しました。天才ミケランジェロの子孫のコレクションを引き継ぐ、カーサ・ブオナローティ所蔵の品々が来日します。

国立西洋美術館で開催される、「システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展‐天才の軌跡」です。ところでカーサ・ブオナローティとは?1516~25年まで住んだ邸宅でした。

フィレンツェ旧市街ギベッリーナ通りにあり、後に甥のレオナルドとその家族の住まいとなります。19世紀半ばにフィレンツェ市に譲渡されました。現在は美術館となり、一般公開されています。

しかし、そこまで行かなくても日本でそれらの作品たちが見れるなんて、本当に幸せ!素描を中心に30点以上、関連作品など合計60点が公開されるんです。すごいですね。

展覧会の構成は、<第1章>人物と伝説:ミケランジェロとカーサ・ブオナローティ <第2章>ミケランジェロとシスティーナ礼拝堂 <第3章>建築家ミケランジェロ <第4章>ミケランジェロと人体

代表的な作品には、『レダの頭部習作』(1530年頃)/『「最後の審判」のための習作』(1533~34年?)/『システィーナ礼拝堂「ノアの泥酔」のための習作』(1508年5月以降)

ポスターになった『階段の聖母』(1490年頃)/『クレオパトラ』(1535年頃)/『キリストの磔刑』木・彫刻(1563年頃)/『プラート門の要塞化のための計画案』(1529~30年頃)など。ぜひ。
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自殺用品は、いかが?

2013-08-09 20:24:00 | 映画
フランスの映画監督パトリス・ルコントについて調べてみたら、彼、漫画家だったことがあるんですねぇ~。1947年11月12日、フランスのパリ出身。IDHEC(高等映画学院)で映画を勉強。

卒業後、漫画家、イラストレーターとして漫画雑誌社で働いていたそうです。短編やCFなどを制作したり、1975年には自作漫画を長編映画として演出。「ハッピーファミリー」(73未)でデビューしました。

主な監督作品には、「恋の邪魔者」(80)「スペシャリスト」(84)「仕立て屋の恋」(89)「髪結いの亭主」(90)「タンゴ」(92)「イヴォンヌの香り」(84)「リディキュール」(95)「大喝采」(96)

「ハーフ・ア・チャンス」(98)「橋の上の娘」(99)「列車に乗った男」(02)「親密すぎるうちあけ話」(04)「ぼくの大切なともだち」(06)など多数。ファンには、たまらないですね!

マイブログでも書いてますが、フランス映画はそんなに見ていなかった時期があり、監督の名前はよく知っていたけど作品は数本しか見ていません。ごめんなさいね。でも、最新作は面白そう~。

監督の本領発揮!と言える初長編アニメ映画が登場です。「スーサイド・ショップ」(12)の原作は、ジャン・トゥーレの『ようこそ、自殺用品専門店へ』。ルコントは脚本も担当。

あっ、公式HPは、お店の入り口からお入りください。舞台は、絶望に覆われ灰色に染まった大都市。そこに住む人々は、生きる意欲も希望も見い出せず、自殺者が続出…。

そんな街に10代も続く自殺用品専門店がありました。オーナーは、超~ネガティブ思考のミシマ・トゥヴァシュ。母ルクレス、長女マリリン、長男ヴァンサンも笑ったことがありません。

扱う商品はというと…首つりロープ、腹切りセット、毒リンゴ、様々な種類の毒薬。ところが!末っ子の赤ちゃん、アランが誕生!両親の教育にも関わらず、アランは無邪気で明るい少年に成長。

しかも超~ポジティブ思考の少年アランは、商品を次々と“自殺できない用品”にチェンジ!果たして、お店はどうなるの?登場人物の名前に気付きました?しかもミュージカル仕立て。うふふ。
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逆さまにご注意。

2013-08-07 21:26:36 | 映画
近未来を描くSF映画には、富裕層と貧困層がきっちりと分けられていることが多々あります。アンドリュー・ニコル監督、ジャスティン・ティンバーレイク主演「TIME/タイム」(11)

命の時間がお金のように売買される近未来。25年しか時間がない主人公は、老化を克服した富裕層の住む地区へ侵入し、そこでアマンダ・セイフライドと出会います。サスペンス・アクション映画。

レン・ワイズマン監督、コリン・ファレル主演「トータル・リコール」(12)は、二極化した世界での労働者たちの娯楽“人工記憶”の話。シュワ主演の90年版と違い、ラストはかなりハードでした。

「タンゴ ガルデルの亡命」(85)「スール/その先は…愛」(88)「ラテン・アメリカ/光と影の詩」(92)のアルゼンチン出身のフェルナンド・E・ソラナス監督を父に持つ…

フアン・ソラナス初監督作品「アップサイドダウン 重力の恋人」(12)が公開されます。“アップサイドダウン”…(上下)逆さま?そうなんです。まさしく、富裕層と貧困層は上と下…。

太陽系に存在する双子の惑星。“二重引力”が作用し、富裕層が住む“上の世界”と貧困層が住む“下の世界”とがありました。2つの世界への交流は、法律で厳しく禁じられていました。

下の世界に住むアダム・カークは、両親を亡くした孤独な少年。ある日禁じられた“賢者の山”に出かけ、そこで上の世界の少女エデン・ムーアと出会い、恋に落ちてしまいます。

成長したアダム(ジム・スタージェス)は、ロープでエデン(キルステン・ダンスト)を引き下ろし、一緒の時間を過ごしていました。しかし、境界を監視する警備隊に見つかってしまいます。

落下し、頭を強打したエデン。禁じられた上の世界の人間と交流を持った罪で逮捕されるアダム。10年後。アダムは死んだと思っていたエデンが、生きていることを知ります。

2つの世界を繋ぐ唯一の建物にある、トランスワールド社で働くエデン。果たして、アダムは?共演はロンドン出身のベテラン、ティモシー・スポール。監督の見た夢から得たアイデア。どんなかな?
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肺に咲く睡蓮の花

2013-08-05 21:14:56 | 映画
フランス、ベルサイユ出身(1963年5月8日)のミシェル・ゴンドリーは、超~ロマンチック!監督作には、ジム・キャリーとケイト・ウィンスレット主演「エターナル・サンシャイン」(04)

切なくって悲しくって、映画の世界にどっぷりつかって見てしまう作品です。ガエル・ガルシア・ベルナルとシャルロット・ゲンズブール主演「恋愛睡眠のすすめ」(05)もそうでした。

恋愛が苦手な主人公は、夢の中では恋愛上手。ジャック・ブラックとモス・デフ主演「僕らのミライへ逆回転」(08)は、レンタルビデオ店の店員がビデオをダメにし、全部自分たちで撮影し直すお話。

どの作品もありえない世界観で、主人公たちは時にアニメの中で動き回ったり、人形たちと会話したり、画面に星が飛び、花が咲く…。もう、夢みたい。もし、未見の方がいたらぜひどうぞ。

監督デビューは、パトリシア・アークエットとリス・エヴァンス、ティム・ロビンス主演「ヒューマンネイチュア」(01)。恵比寿ガーデンプレイスの今は無き、ガーデンシネマで見ました。

“自分を猿だと思い込んでいる男×宇宙イチ毛深い女×ネズミにテーブル・マナーを教える博士”と言う、サブタイトルでもわかるように“変な”作品。でも妙に気になる映画でした。

以来、ゴンドリー作品はつい見ちゃいます。「グリーン・ホーネット」(10)とか「ウィ・アンド・アイ」(12)なんて異色な作品もありますが…。最新作は「ムード・インディゴ うたかたの日々」(13)。

原作は、1946年発表のボリス・ヴィアン著『うたかたの日々』。パリ。コラン(ロマン・デュリス)は、働かなくてもいいほどの充分な資産を持っていました。ある日、1人の女性と出会います。

彼女の名は、クロエ(オドレイ・トトゥ)。たちまち恋に落ち、2人は結婚。しかし不思議な出来事が、クロエを襲います。肺の中に睡蓮が芽吹く奇病にかかってしまうのです。

治療に膨大なお金がかかり、コランの財産は底をついてしまいます。そしてコランや友人たちの人生にも影響が…。日に日に衰弱するクロエは?今回もゴンドリー・ワールド全開です!必見。
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