だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ポール・ウォーカーを偲んで…

2013-12-18 19:10:46 | 映画
もうご存じの方も多いと思います。ポール・ウォーカーが亡くなりました。ウソみたい!11月30日15時30分、カリフォルニア州サンタクラリタで、交通事故死したのです。

友人の運転する赤いポルシェ・カレラGTに乗り、チャリティイベントからの帰りに電柱に衝突。車は爆発、炎上したそうです。信じられない…。ついこの間、ジャスティン・リン監督…

「ワイルド・スピード EURO MISSION」(13)を見たばかりなのに…。今年初めには、南アフリカのヨハネスブルグを舞台にしたムクンダ・マイケル・デュウィル監督「逃走車」(13)も。

1973年9月12日生まれだから、まだ40歳。あまりにもったいない…。自身も車が大好きで、「ワイルド・スピード」シリーズは代表作でもあります。現在も最新作を撮影中だったそう。

シリーズ7作目はどうなるの?…と思っていたら、実弟コーディ・ウォーカー(25歳)が代役をオファーされているとか。それにしても、ハンサムなポールは、もう帰って来ません…。

劇場公開予定ではなかった(?)作品が、急遽公開されることになりました。それが、「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官」(09)のウェイン・クラマー監督作、「スティーラーズ」(13)です。

アメリカ南部を舞台に、白人至上主義者強盗団のリーダー、妻をさらわれた男、プレスリーを崇めるドサ回り芸人など、一癖も二癖もある人々が過ごす運命の一日を描いています。

急遽公開決定のせいか、公式ページがなく詳しい内容がわかりません。残念。ただし、出演者は超~豪華。まず主演は大好きなブレンダン!リッキー役のブレンダン・フレイザー。

ポール・ウォーカーは、ロウドッグ役。イライジャ・ウッドは、ジョニー役。ビンセント・ドノフリオは、アルトン役。ノーマン・リーダスは、スタンリー役。マット・ディロンは、リチャード役。

他にトーマス・ジェーン、ルーカス・ハース、ペル・ジェームズ出演。最近のブレンダンの映画はDVDスルーが多かったのですが、ポールのおかげです。なんという皮肉。ポール、忘れません!
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怖くても見たい!

2013-12-17 20:01:39 | 映画
“INSIDIOUS”インシディアスとは、“知らない間に作用する” “人をだまそうとする” “油断のならない” “悪意”という意味があるそうです。(YAHOO!辞書)より。うむ。

大ヒット・ホラー作品「ソウ」(04)シリーズの原案、脚本、製作総指揮を担当したリー・ワネルが脚本を書いた、「インシディアス」(10)。見ました?結構、怖かったですね。

監督は「ソウ」(04)のジェームズ・ワン。「デッド・サイレンス」(07)「死霊館」(13)もあり。「インシディアス」は、新居に越して来たランバート家に起きた怪奇な出来事を描いています。

3人の子どもを持つ若い夫婦ジョシュ(パトリック・ウィルソン)とルネ(ローズ・バーン)。新居に越してすぐ、屋根裏から物音がするなど、不気味な現象に悩まされます。

ある日、長男ダルトン(タイ・シンプキンス)が梯子から落ちて昏睡状態に…。原因は不明のまま、屋敷自体が呪われていると考えた夫婦は、すぐに別の家に引っ越すのでした。

ところが怪現象は続き、医者は手に負えず、霊媒師や牧師に依頼しても解決しない。そして衝撃の事態に…。結末は未見の方のために触れませんが、まだ終わっていなかったのです!

脚本リー・ワネル、監督ジェームズ・ワンの「インシディアス 第2章」(13)がそれ。『最も続きが観たい 最凶ホラー完結。』とキャッチコピーが書かれた本作。うむ、そうだったのね。

3人の子供たちを襲った悪霊が去り、ようやく平和が訪れたランバート家。突然、ジョシュが“何か”に憑依されてしまいます。幼い頃から、別の世界と繋がる特殊な才能を持つジョシュ。

母親によってその記憶は封印されたのですが、その才能はジョシュの息子ダルトン(タイ・シンプキンス)に引き継がれていたのです。果たして、ジョシュの少年時代の秘密とは?

ウィルソンは、1973年7月3日ヴァージニア州ノーフォーク出身。NYのオフやブロードウェイ・ミュージカルに出演。ジョエル・シューマカー監督「オペラ座の怪人」(04)にも出演。楽しみ。
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監督は金髪がお好き

2013-12-16 19:52:15 | 映画
“サスペンス映画の神様”と呼ばれ、映画ファンを楽しませてくれたアルフレッド・ヒッチコック監督。1899年8月13日英国ロンドン出身。1980年4月29日ロスで死去、80歳。

当初はイギリスで活躍し、「レベッカ」(40)でハリウッドに渡ります。1955~62年、アメリカで放送されたTV番組「ヒッチコック劇場」は、1957年から日本でも放送されました。

ヒチコック監督は、ブロンド美人がお好き。「裏窓」(54)「ダイヤルMを廻せ!」(54)のグレース・ケリー。「知りすぎていた男」(56)のドリス・デイ。「めまい」(58)のキム・ノヴァク。

「北北西に進路を取れ」(59)のエヴァ・マリー・セイント。「サイコ」(60)のジャネット・リー。「鳥」(63)「マーニー」(64)のティッピー・ヘドレン。「引き裂かれたカーテン」(66)のジュリー・アンドリュース。

つくづく、ヒッチ監督の趣味の良さを感じますね~。お好きな女優と作品はどれですか?“スクリーン・ビューティーズへのお誘い”第3弾は、「ヒッチコックとブロンド・ビューティー」です。

ここでピックアップされたのは、3作品。1本目は「泥棒成金」。リゾート地リヴィエラに、“キャット”と呼ばれる宝石泥棒ジョン・ロビー(ケイリー・グラント)がいました。ところがニセ者が現われ…。

グレース・ケリーは、被害に遭う富豪夫人の娘フランセス役。超~美しい!2作目が「めまい」。極度の高所恐怖症が原因で退職した、ジョン・ファーガソン刑事(ジェームズ・スチュワート)。

学生時代の友人から、彼の妻マデリン(キム・ノヴァク)の尾行を頼まれます。やがて彼女は、鐘楼の頂上から飛び降り自殺してしまいます。ある日、彼女にそっくりな女性ジュディが現れ…。

3本目は「マーニー」。会社社長のマーク(ショーン・コネリー)は、秘書マーニー(ティッピー・ヘドレン)を雇います。彼女は幼い時のトラウマから赤色を極端に恐れ、異常な行動を…。

ヒッチ監督のまさに絶頂期の作品たち。女優も男優も素晴らしい!ストーリーだって、音楽(バーナード・ハーマン)だって、タイトルデザイン(ソウル・バス)だって、最高!未見の方は、ぜひ!
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神に代わって裁きます!

2013-12-14 20:06:47 | 映画
デンマーク出身の監督、ニコラス・ウィンディング・レフン。うっ、知らない…。という方も多いはず。なかなか覚えられない名前ですよね~。監督デビュー作は「プッシャー」(97)、脚本も。

99年に劇場公開されていますが、未見。同じくデンマーク出身のマッツ・ミケルセン主演。その後未公開作品が続き、ミケルセン主演の「ヴァルハラ・ライジング」(09)が、12年4月公開。

実は12年3月に、ジェイムズ・サリス原作、ライアン・ゴズリング主演「ドライヴ」(11)が公開されました。『ああ~、あれね!』と思い出しました?ゴズリングのファンなので、見ましたとも。

ゴズリングは、ジョージ・クルーニー監督「スーパー・チューズデー 正義を売った日」(11)、ルーベン・フライシャー監督「L.A.ギャング ストーリー」(12)、デレク・シアンフランス監督…

「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」(12)…と大活躍。ハンサムだし、見逃せない映画ばかり。再び、ニコラス・ウィンディング・レフン監督とライアン・ゴズリングが組みました。

それが「オンリー・ゴッド」(13)です。なんてきれいなポスターでしょう!もともと美しいゴズリングの横顔に、美しい模様が…。龍(ドラゴン)?青と赤のコントラストも美しい!

アメリカを追われ、タイのバンコクでボクシング・クラブを経営しているジュリアン(ライアン・ゴズリング)。兄のビリー(トム・バーク)と、裏で麻薬の密売に関わっていました。

その上、母親のクリスタル(クリスティン・スコット・トーマス)は、アメリカで巨大な犯罪組織を取り仕切る女ボスでした。そんなある日、ビリーが若い売春婦を殺した罪で惨殺されます。

息子を溺愛するクリスタルはタイに駆け付け、ジュリアンに復讐を命じるのでした。復讐を果たそうとするジュリアンたちの前に、チャン(ヴィタヤ・パンスリンガム)という男が現われます。

チャンは、元警官で今は裏社会を取り仕切っている謎の男。神に代わって裁きを下す…とは?タイを舞台にアクション + バイオレンス満載の作品になっているそう。1番の見ものは、クリスタル!?
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続々公開!ベネの旧作

2013-12-13 21:48:33 | 映画
主演俳優や女優、監督たちの名前に作品名を冠して紹介することがよくあります。例えば「タクシードライバー」(76)のロバート・デ・ニーロ、「ロッキー」(76)のシルヴェスター・スタローン

「ターミネーター」(84)のアーノルド・シュワルツェネッガー、「ローマの休日」(53)のオードリー・ヘプバーン、「Queen Victoria 至上の恋」(97)のジュディ・デンチなど。

マイブログでもよくやります、はい。J・J・エイブラムス監督「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(13)で、物語のキーパーソン、ジョン・ハリソンを演じたベネディクト・カンバーバッチ。

この作品で、ベネのダークな魅力にドキドキした方も多いはず。ロンドン出身なのでイギリス映画の出演が多く、あんまり目立たなかったけど「イントゥ・ダークネス」のおかげで、すっかりメジャー。

僕が星になるまえに」(10)は、そんな1本。感謝。前から気になっていたJ・J・フィールドも出ててうれしかったし、ベネもナイーブでステキでうっとり。

この作品も「スター・トレック イントゥ・ダークネス」の…となっていました。でもやっぱり、「SHERLOCK」(10~ )でしょ!第3シーズンを心待ちしている、SHERLOCKファンです。

おかげさまの1本が、またまた公開!「ミスティック・アイズ」(11)です。デイヴィッド(ベネ)と妻のドーン(クレア・フォイ)は、デイヴィッドが子供時代を過ごした田舎へ越して来ます。

ある日、デイヴィッドの弟ニック(ショーン・エヴァンス)が突然現れます。戦地からの帰還兵だった彼は心を病み、常軌を逸した言動を繰り返します。兄弟の関係に違和感を感じるドーン。

いったい、2人の間に何があったのか?ニックとドーンを影から見つめるデイヴィッドは?脚本、監督はD・R・フッド。フィルモグラフィーがないので、詳しくはわからないですが。

それはともかく、おかげさまのTVMがもう1本。スザンナ・ホワイト監督「パレーズ・エンド」(12)、全5話。レベッカ・ホール、ルパート・エヴェレット共演。買った?映画も見ましょ。
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私たち、ミラー家です。

2013-12-10 21:17:42 | 映画
ジェニファー・アニストンは、大好きな女優の1人。…といってもそんなにはいないけど。アニストンはブラピの元妻(00年7月~05年1月)としても有名ですが、それはどうでもいいです。

1969年2月11日カリフォルニア州オークス出身。TVシリーズ「フレンズ」(94~04)のレイチェル・グリーン役を10年間演じ、ブレイク!こちらも未見なので、コメントなしです。

しかし!ブロンドでナイスバディで明るく元気なキャラは、コメディ映画、ラブロマンス映画でも大いに発揮され、女性ファンも大満足。ニコラス・ハイトナー監督「私の愛情の対象」(98)

ミゲル・アルテタ監督「グッド・ガール」(02)、トム・シャドヤック監督「ブルース・オールマイティ」(03)、ロブ・ライナー監督「迷い婚 すべての迷える女性たちへ」(05)、デヴィッド・フランケル監督…

「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」(08)、ケン・クワピス監督「そんな彼なら捨てちゃえば?」(09)、アンディ・テナント監督「バウンティー・ハンター」(10)、セス・ゴードン監督…

「モンスター上司」(11)など多数。ミカエル・ハフストローム監督「すべてはその朝始まった」(05未)なんて、サスペンス映画もあり。DVDスルーになるものも多く、要チェックです。

最新作もコメディ!「ドッジボール」(04)のローソン・マーシャル・サーバー監督作「なんちゃって家族」(13)です。なんというタイトル!実はお察しの通り、偽物家族です、はい。

デヴィッド・クラーク(ジェイソン・サダイキス)は、マリファナの売人。ある日、ちょっとしたトラブルに巻き込まれ窮地に!元締めのブラッド(エド・ヘルムズ)に莫大な借金を抱えてしまいます。

デヴィッドは、メキシコから“荷物”を運び込むという仕事を言い渡されます。そこで、ストリッパーのローズ(ジェニファー・アニストン)、思春期真っ最中のケニー(ウィル・ポールター)

そしてホームレス少女ケイシー(エマ・ロバーツ)を巻き込んで、“なんちゃって家族”を結成。キャンピングカーに乗って、いざメキシコへ!果たしてこの家族、大丈夫?面白そう~。
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シモンはどこに?

2013-12-09 21:37:46 | 映画
チラシを見て気になる映画を1本。ただ、レイトショーなんですよねぇ~。ああ~また見逃しそう。覚えておいて、後でレンタルしましょ。でも夜OKな方は、チェックして下さい。

タイトルは、「消えたシモン・ヴェルネール」(10)。ううっ、気になります。本作は2010年のカンヌ国際映画祭の“ある視点”部門で上映され、注目された作品だそうです。

同賞にノミネートされた作品には、デレク・シアンフランス監督、ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズ主演「ブルーバレンタイン」やグザヴィエ・ドラン監督、主演「胸騒ぎの恋人」(未)

…などがありました。「消えたシモン・ヴェルネール」の監督は、これがデビューとなるファブリス・ゴベール。脚本も。公式サイトには、監督のフロフィールがないので、どんな人かわかりません。

ただ、『ガス・ヴァン・サント監督の「エレファント」を彷彿とさせる』と絶賛されました。「エレファント」(03)は1999年4月20日コロラド州で起きた銃乱射事件をテーマにしています。

コロンバイン高校の“あれ”ですね。話が横に逸れましたが、「消えたシモン・ヴェルネール」はフランス映画。出演者たちの名前には、まったく心当たりがないです。

パリ郊外、パーティーに集まった若者たちが森である死体を発見します。ちょうど2週間前、シモン・ヴェルネールという名前の高校生が失踪。教室からは、血痕が発見されます。

警察の捜査が開始されるのですが、数日後、同じクラスの女生徒レティシアも失踪します。シモンとレティシアの間には共通点はなく、誰も心当りがありません。さらにその翌日のこと…

同じ生徒のジャン=バティストが、消息を絶ちます。いったいなにが起きているのか?誰が犯人なのか?小さな世界に渦巻く、疑心暗鬼と猜疑心。出演者はジュール・ペリシエ、アナ・ジラルド

アルチュール・マゼ、ロラン・デルベック、エステバン・カルヴァジャル=アレグリア、ヤン・タッサン、セルジュ・リアブキン…1人も知らないけど、面白そうです、はい。
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ジェフ・ニコルズ監督とマコノヒー

2013-12-08 15:01:36 | 映画
映画の予告編をクリックすると、『映画ファンの皆様へ これから上映する予告の“監督の名前”を是非、おぼえてください。』 『きっと、アメリカを代表する監督になります。』と書かれてします。

そんなステキなコメントをもらったのは、1978年12月7日アーカンソー州リトルロック出身の映画監督、ジェフ・ニコルズ。『Shotgun Stories』(07)で脚本、監督としてデビュー。

2作目が日本でも公開された、マイケル・シャノンとジェシカ・チャステイン主演「テイク・シェルター」(11)。面白かったですね~。家族を守るシェルター作りに憑りつかれた男の狂気。

ジェフ・ニコルズ監督は、インディペンデント・スピリット賞監督賞にノミネート。最新作もまた同賞にノミネートされ、そればかりかカンヌ国際映画祭のパルム・ドールにもノミネートされました。

それが、「MUD マッド」(12)です。本作でも脚本を書いています。“MUD”(狂気)とは、主人公の仮の名前。そしてもう1人の主人公が、子役のタイ・シェリダン。

テレンス・マリック監督「ツリー・オブ・ライフ」(11)で、ブラッド・ピットとジェシカ・チャステイン演じる夫婦の3男スティーヴを演じました。舞台はアメリカ南部アーカンソー。(監督の出身地)

14歳のエリス(シェリダン)は、親友のネックボーン(ジェイコブ・ロフランド)とミシシッピ川に浮かぶ島の木の上に引っかかっているボートを見に行きます。ボートの中は、誰か住んでいる形跡が。

あわてて島を出ようとすると、川岸で男(マヒュー・マコノヒー)と出会います。“MUD”と名乗り、汚い服を着てまじないを信じる男。怪しむネックボーンとは反対に、男に惹かれてしまうエリス。

やがて、男の正体がわかる時がやって来ます。少年と秘密を持つ男の物語。エリス役のタイ・シェリダンは天才と評価され、公開作が続くマコノヒーの演技は絶賛されています。

サム・シェパード、マイケル・シャノン、ジョー・ドン・ベイカー、リース・ウィザースプーン共演。素晴らしい!予告編にあるように、監督の名前は覚えておきましょ。もう覚えたけど…。
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耽美しましょう。

2013-12-07 21:44:49 | 展覧会
今年も素晴らしい展覧会を見ることができて、本当にラッキーでした。「エル・グレコ展」に始まって、『天才でごめんなさい』の「会田誠展」、「ルーベンス展」や「ラファエロ展」

「プーシキン美術館展」 「アントニオ・ロペス展」 「谷文晁展」 「レオナール・フジタ展」 「トスカーナと近代絵画展」 「カイユボット展」などの他、区展や会展、企画展などにもお出かけ。

猫好きなので「岩合光昭写真展 ねこ」も見ました。日本にいながら世界中の美術館や画家の作品を見ることができて、本当に幸せです。千代田区丸の内にある“三菱一号館美術館

ここは丸の内初の洋風貸事務所として、1894年(明治27年)に建てられました。英国人建築家ジョサイア・コンドル氏が設計。当時は三菱合資会社の銀行部が入っていたそう。

老朽化のため1968年(昭和48年)年、解体。2010年(平成22年)春、三菱地所が“三菱一号館美術館”として再建。レンガ造りで中庭があり、花や樹木が訪れる人を迎えてくれます。

今年は、「奇跡のクラーク・コレクション」を見に行きました。2014年新春の展覧会は、「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900」です。わぁ~、きれい!耽美…。

ところでタイトルの“唯美主義”は、“耽美主義”のこと。“審美主義”とも同じです。絵画では、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ、フレデリック・レイトン、オーブリー・ビアズリーなど。

本展では、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館などの英国の主要な美術館、博物館の所蔵品を中心に、絵画、素描、家具、工芸、宝飾品など、約150点が来日、展示されます。すごい!

ロセッティ(1828~1882年)は、イギリスの詩人でラファエル前派の画家。彼の作品のモデルは、妻エリザベス・シダルと装飾芸術家のウィリアム・モリスの妻ジェーン・バーデンの2人。

印象的ですよね!ビアズリー(1872~1898年)も、イギリスのイラストレーター、詩人、小説家。白黒のペン画で有名ですが、結核のため25歳で死去。ああっ~、英国唯美主義!ぜひ!
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こっちも興奮!

2013-12-05 11:03:32 | 映画
ペドロ・アルモドバル監督は、スペイン、ラ・マンチャ出身で「セクシリア」(82)で日本に登場。「バチ当たり修道院の最期」(83)「神経衰弱ぎりぎりの女たち」(87)「欲望の法則」(87)

「アタメ」(89)「ハイヒール」(91)「キカ」(93)「私の秘密の花」(95)「ライブ・フレッシュ」(97)…と作品の題名が、とってもユニーク。見たくなるでしょ?未見の作品を見なくっちゃ!

「セクシリア」の主演女優セシリア・ロスが再び主演した「オール・アバウト・マイ・マザー」(98)は、カンヌ国際映画祭パルム・ドールにノミネート、監督賞を見事受賞しました。

「トーク・トゥ・ハー」(02)「バッド・エデュケーション」(04)「ボルベール <帰郷>」(06)「抱擁のかけら」(09)「私が、生きる肌」(11)と、次々と監督作品を発表!

うむ、好き。…なので当然最新作も、絶~対見ますとも!!「アイム・ソー・エキサイテッド!」(13)です。おおっ、何にエキサイトしてるの?うふふ。期待を裏切りない予告編に、ニンマリ。

スペインのマドリッドからメキシコ・シティへ向かう飛行機の中。快適な空の旅…のはずが機体トラブルで着陸不能の状態に!目的地には向かうことができず、旋回し続けていたのです。

ビジネスクラスを担当する3人の客室乗務員、チーフCAのホセラ(ハビエル・カマラ)、ぽっちゃりCAのファハス(カルロス・アレセス)、なぜか酔っ払いCAのウジョア(ラウル・アレバロ)

3人は実はオカマちゃん!緊迫した状況下、乗客を楽しませるため、得意の歌やダンスを披露。曲者揃いの乗客たちは、不吉な予言をするアラフォー女性ブルーノ(ロラ・ドゥエニャス)

落ち目の俳優リカルド(ギレルモ・トレド)、苦情を言い続けるSM女王ノルマ(セシリア・ロス)、殺し屋インファンテ(ホゼ・マリア・ヤズピック)、高跳び中の銀行頭取マス(ホゼ・ルイス・トリーホ)…

他に飛行機の整備士レオンにアントニオ・バンデラス、その恋人ジェシーにペネロペ・クルス!アルモドバル監督作品常連の2人ですね。まだまだ怪しい登場人物がいっぽい。(ゲイの)監督、万歳!
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