だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

タイ美形スターのスポ根コメディ

2016-04-17 14:04:39 | 映画
タイ映画の話をした後、すぐにこの映画の上映を知りました。それがポット・パセート脚本、監督「アタック・ナンバーハーフ デラックス」(14)です。ピンクで可愛い!!

タイ映画に確立されている(?)LGBT映画の「アタック・ナンバーハーフ」(00)の続編です。ただしこちらは未見なので、改めて復習を。もちろん、実話を元にしています。

脚本、監督はヨンユット・トンコントーン。ジュンとモンは、オカマのバレー選手。どこのチームに入れてもらえない2人。ランバーン県代表のバレーボール・チームに…

新任の女性監督ビーが赴任し、選手選抜でジュンとモンが選ばれます。選手たちは1人だけ残し、みんな辞めてしまったため、バレーボールが出来る友人たちを集めます。

男性1人とオカマたちのチームは、練習を重ね、やがて上達した彼らは地区大会、全国大会へ!まるで香港映画のよう。チャウ・シンチーとか。あれから14年。

1996年、ランパーン県の高校で体育を教えるビー監督(スダーラット・ブットプロム)。彼女はバレーボール界の頂点を目指し、チームを再結集しようと決意します。

チームの名は、“鋼鉄の淑女(サトリーレック)”。最強のオネエ選手たちは、監督の教え子ジュン(キティパット・サマンタラクンチャイ)、キャプテンのムイ(ラッタプーム・トーコンサップ)、

トラブルメーカーのカントーク(パランユー・ロジャナワティタム)、マッチョなヌ(チャイワット・トンセーン)たち。みんなハチャメチャな明るさと、男勝りのパワーを発揮!!

果たして、予選大会の結果は?予想外の危機とは?しかし、メンバーのキャストの美しさと逞しい身体にびっくりです。チャウ・シンチーとは、かなり違いますね(笑)。

実は名前も良く発音できませんが、彼らは俳優や歌手として活躍するタイの美形スターたちなんですって!な~る。香港や韓国とも違う、アジアの美形たちにうっとりしませんか?
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スマホより、日記です。

2016-04-16 16:59:09 | 映画
タイ映画、見てますか?フランス映画、ドイツ映画、中国映画、インド映画、ロシア映画、イタリア映画とそれこそ世界中で映画は作られていますが、タイ映画って…

なかなか見るチャンスがないのかも?例えば、「マッハ!」(03)シリーズや「トム・ヤム・クン!」(05)などのアクションスター、トニー・ジャー主演映画は有名。

「アタック・ナンバーハーフ」(00)や「ビューティフル・ボーイ」(03)のような、LGBT映画も。カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の「ブンミおじさんの森」(10)もあります。

日本公開作品の少ないタイ映画ですが、予告編を見てちょっと中国映画のようなラブストーリーだなと思ったのが、ニティワット・タラトーン監督「すれ違いのダイアリーズ」(14)です。

恋人に定職に付くように言われ、しかたなく職探しを始めたソーン(スクリット・ウィセートケーオ)。ようやく見つけた仕事は、山に囲まれた水上生活地域の小学校の先生。

そこは、電気も水も通わない僻地で、年齢の異なる4人の児童を受け持つことに。元気いっぱいの子供たちに振り回されながら、多忙な日々を送るソーン。ある日のこと。

偶然、職員室で前任者の女性教師エーン(ライラ・ブンヤサック)が残した日記を見つけます。悩みに共感し、教え方を学んだり、会ったこともないエーンに恋してしまいます。

1年後、ソーンが去った後、エーンが再び赴任して来ます。そして今度はエーンが、ソーンの残した日記を見つけるのでした。果たして?インターネットやスマホが当たり前の…

時代に1冊のノートがまるで交換日記のように、2人の男女を結びつけます。なんてロマンチック!本作は、首都バンコクのみで約100万人を動員した大ヒット作。

タイ・アカデミー賞では最多ノミネート、そしてアメリカのアカデミー賞外国語映画賞タイ代表となった本作。スポーツしか取り柄のない青年に訪れた、夢のような物語の結末は?
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カーレーサー、マックィーンの真実

2016-04-15 19:42:45 | 映画
1960年代、70年代に活躍し、アクションスターとして人気の高かった、スティーヴ・マックィーン。大好きでした。1930年3月24日インディアナ州ビーチグローブ出身。

女優ニール・アダムス、アリ・マッグロー、バーバラ・ミンティと3度の結婚し、1980年11月7日肺ガンで死去。まだ50歳でした。1979年には、アスベストによる症状を発症し…

その後、ガンが全身に転移していたそうです。当時は何も知らなくて、あんなに元気でアクションをこなしているマックィーンが、どうして亡くなったのか分からずにいました。

マックィーンの代表作には、ジョン・スタージェス監督「荒野の七人」(60)と「大脱走」(63)、ノーマン・ジュイソン監督「シンシナティ・キッド」(65)と「華麗なる賭け」(68)

ヘンリー・ハサウェイ監督「ネバダ・スミス」(66)、ロバート・ワイズ監督「砲艦サンパブロ」(66)、ピーター・イエーツ監督「ブリット」(68)、サム・ペキンパー監督「ゲッタウェイ」(72)

フランクリン・J・シャフナー監督「パピヨン」(73)、ジョン・ギラーミン&アーウィン・アレン監督「タワーリング・インフェルノ」(74)などなど、多数。見てます。

人気スターとしてのマックィーンは、バイクライダー、カーレーサーとしても有名でした。「大脱走」のバイクシーンや「ブリット」のチェイスシーンは、カッコ良かった~!

そんな彼が、フランスで開催される24時間耐久レース“ル・マン”を舞台にセミ・ドキュメンタリー・タッチで描いたのが、リー・H・カッツィン監督「栄光のル・マン」(71)でした。

マックィーンがすべてを賭け、生涯の夢を実現させた超大作カーレース映画。その制作過程を描いたドキュメンタリーが、「スティーヴ・マックィーン その男とル・マン」(15)です。

遺作のバズ・キューリック監督「ハンター」(80)から、スクリーンで見ることができるマックィーンは本当に久しぶり。マックィーンを知らない方にも、ぜひ知って欲しい!
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禁断のラザロ血清

2016-04-14 13:28:23 | 映画
イエス・キリストの友人で、エルサレム郊外のベタニアに暮らしていたとされる“ラザロ”。新約聖書“ヨハネによる福音書”11章には、イエスが病気のラザロを訪ねます。

しかしすでにラザロは亡くなり、埋葬されて4日目。友人の死に涙するイエスは、墓の前で『ラザロ、出て来なさい』と言うと、ラザロが出て来ます。これが“ラザロの復活”です。

レンブラントやゴッホ、カラヴァッジオ、ルーベンス、フアン・デ・フランデス、ホセ・デ・リベーラなど、多くの画家も『ラザロの蘇生』をテーマに、作品を描いています。

ところで、“ラザロ徴候”というのをご存じですか?1984年、A・H・ロッパーによって報告されたそうです。『脳死とされる患者が、自発的に手や足を動かす動作』のこと。

2007年、死亡宣告されたベネズエラの男性が解剖直前に意識を取り戻します。また、2012年にはイエメンの男性が棺に横たえられるその瞬間に生き返りました。

こうした現象は、世界中で報告されているそうです。銀座の高級鮨店“すきやばし次郎”の店主を描いたドキュメンタリー「二郎は鮨の夢を見る」(11)の監督デヴィッド・ゲルブ…

最新作が「ラザロ・エフェクト」(15)です。もちろん、“ラザロの復活”がベースです。フランク・ウォルトン(マーク・デュプラス)と婚約者ゾーイ・マコンネル(オリヴィア・ワイルド)が…

所属する研究者チームは、死者を復活させる“ラザロ血清”の研究に没頭していました。ある日、実験中にゾーイが感電死する事故が…。フランクは、仲間の反対を押し切り…

ゾーイに“ラザロ血清”を投与。すると彼女は奇跡的に息を吹き返すのでした。しかし、ゾーイの身体に様々な異変が!果たして、なにが?これ、奇跡ではなくホラー。

「パラノーマル・アクティビティ」(07)や「インシディアス」(10)のプロダクションですもの。ところで復活したラザロは、キプロスの初代主教となったとか。(Wikipediaより)
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百人隊長クラヴィアスが見たもの

2016-04-12 21:35:54 | 映画
聖書の物語やイエス・キリストの物語など信者ではないけど、長年映画や絵画などに親しんでいると、ある程度知っています。キリストの受難を描いた、メル・ギブソン監督「パッション」(04)

人間イエスの苦悩を描いた、マーティン・スコセッシ監督「最後の誘惑」(88)。アンドリュー・ロイド・ウェバーとティム・ライスのミュージカルを映画化した、ノーマン・ジュイソン監督…

「ジーザス・クライスト・スーパースター」(73)。古くはジョージ・スティーヴンス監督が5年の歳月をかけ、オールスターキャストで描いた歴史劇「偉大な生涯の物語」(65)もあります。

この作品を見て、なんてドラマチックなんだろうと聖書の物語に興味を持ちました。イエスはマックス・フォン・シドー、洗礼者ヨハネはチャールトン・ヘストン、聖母マリアは…

ドロシー・マクガイアが演じていました。イエスを処刑する百人隊長を演じたのが、ジョン・ウェインでした。なにせオールスターキャストですから、脇役でも豪華。

ここではほんの少しの出演だった百人隊長を主役に、イエス復活を描いた作品が公開です。「ファンダンゴ」(85)「ウォーターワールド」(95)「モンテ・クリスト伯」(02)の…

ケヴィン・レイノルズ監督「復活」(16)です。古代ローマ軍の百人隊長クラヴィアス(ジョセフ・ファインズ)は、イエスを十字架にかけ、遺体を収めた墓を厳重に封印します。

しかし、イエスの遺体が消えたという報告が…。瞬く間に救世主復活の噂が広まり、エルサレムでは反乱の気運が高まっていました。沈静化を図りたいローマ総督ピラト(ピーター・ファース)。

調査を命じられたクラヴィアスは、弟子たちが遺体を隠したのではと隠れ家に乗り込みます。そこで目にした光景とは、果たして?トム・フェルトン、クリフ・カーティス共演。

本作はキリスト教をテーマにした“クリスチャン映画連続上映”の第1弾!この後、6月に第2弾、7月に第3弾もあります。まずは本作からしっかり見ていきましょう。楽しみ。
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エリザベス王女、お忍びの夜

2016-04-11 18:35:32 | 映画
2006年夏公開された「キンキーブーツ」(05)、倒産目前の靴工場を相続した息子がドラッグクィーンと知り合い、工場の再生に奮闘する物語。「ブラック・スキャンダル」(15)の…

ジョエル・エドガートン、「それでも夜は明ける」(13)のキウェテル・イジョフォー、「カムバック!」(14)のニック・フロスト主演。その監督が、ジュリアン・ジャロルド。

たくさんのTVMを監督していますが、劇場公開作品はもう1本。アン・ハサウェイとジェームズ・マカヴォイさんの「ジェイン・オースティン 秘められた恋」(07)です。

英国女流作家の若き日を描いていました。そして久々の劇場公開作も、歴史物。今年生誕90周年を迎える、現英国女王エリザベス2世の若き日の冒険物語です。

それが「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出」(15)。1945年5月8日のロンドン。6年間続いたドイツとの戦争が終わり、人々は戦勝記念日を祝っていました。

この機会を逃せばもうチャンスはないと、19歳のエリザベス王女(サラ・ガドン)は外出を願います。母親のエリザベス王妃(エミリー・ワトソン)が、眉をひそめると…

父親の国王ジョージ8世(ルパート・エヴェレット)は、宮殿の外に出たいと懇願するエリザベスの願いを聞き入れます。エリザベスと妹のマーガレット王女(ベル・パウリー)は…

生まれて初めてお忍びで、バッキンガム宮殿を出てリッツ・ホテルへ。そして付添いが目を離した隙にバスに飛び乗ったマーガレットを追いかけ、エリザベスも街に出ます。

こうして彼女は人生を変える夜を迎えるのでした。果たして?街で出会うジャック役は、マイケル・ベイ監督「トランスフォーマー/ロストエイジ」(14)のジャック・レイナー。

サラ・ガドンは「危険なメソッド」「モスダイアリー」(11)、「コズモポリス」「アンチヴァイラル」(12)、「複製された男」(13)、「ドラキュラZERO」(14)に出演の好きな女優さん。ぜひ。
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怖いマイケル・ダグラス、再登場!

2016-04-10 14:53:50 | 映画
2010年8月、末期の喉頭ガンを患っていることを公表したオスカー俳優のマイケル・ダグラス。女優で妻のキャサリン・ゼタ・ジョーンズのおかげもあって、ガンを克服。

2010年は、主演男優賞を受賞した「ウォール街」(87)の続編で、オリヴァー・ストーン監督「ウォール・ストリート」(10)に主演した時期。そして復帰後は…

ジョン・タートルトーブ監督「ラストベガス」(13)や、スティーヴン・ソダーバーグ監督「恋するリベラーチェ」(13)、ロブ・ライナー監督「最高の人生のつくり方」(14未)に出演。

すっかり元気になりました。かつて彼の主演作に、ジョエル・シューマッカー監督「フォーリング・ダウン」(93)という作品がありました。見ました?1991年、ロサンゼルス。

交通渋滞に巻き込まれた1人の男が、些細なことからイライラを募らせ、ストレスを爆発、暴走する様子を描いていました。キレるマイケルは、怖い。そんな作品でした。

“マイケル・ダグラス史上最強の衝撃作”とは、アレより怖い?ロブ・ホワイト著『マデックの罠』の映画化、ジャン=バティスト・レオネッティ監督「追撃者」(14)です。

アメリカ南西部に広がるモハーベ砂漠。日中の気温が50度を越え、街まで150kmも離れています。トレッキング・ガイドの青年ベン(ジェレミー・アーヴァイン)。

彼は、狩猟家で大富豪のマデック(マイケル・ダグラス)のガイドを依頼されます。狩猟ポイントに到着すると、物陰で動くものに発砲。確認しに行くと、そこには死体が…。

通報しようとするベンを制し、突然服を脱ぐように命令するマディック。そして彼をターゲットとする、マン・ハンティング(人間狩り)が始まるのでした!果たして?

ジェレミー・アーヴァインは、スピルバーグ監督「戦火の馬」(11)でデビュー、「17歳のエンディングノート」(12)や「レイルウェイ 運命の旅路」(13)に主演。覚えてます?
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マイク・バニング、再登場!

2016-04-09 16:18:50 | 映画
アントワーン・フークア監督「エンド・オブ・ホワイトハウス」(13)、面白かったですね。大統領付きシークレット・サービスだった男が、アジア系テロリスト集団の奇襲攻撃を受けた…

ホワイトハウス内部で、ただ1人敵と戦うことになる物語。主役のマイク・バニングを演じたのが、ジェラルド・バトラー。バトラーさんファンなので、大いに楽しみました。

監督を無名のスウェーデン人ババク・ナジャフィに交代し、続編が登場!舞台をイギリスに移した「エンド・オブ・キングダム」(16)です。主な出演者が続投しています。

ホワイトハウスの事件から2年後。イギリスの首相が謎の死を遂げます。ロンドンで行われる葬儀は、世界40ヵ国の首脳が集結する壮大な式典。アメリカ合衆国からは…

ベンジャミン・アッシャー大統領(アーロン・エッカート)が出席することになり、シークレットサービスのマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)も同行。

史上最高度の警護態勢が敷かれる中、首脳たちを狙った同時多発テロが勃発!数々の歴史的建造物が崩壊し、犠牲者が続出のロンドン。大統領とバニングは…

なんとか脱出に成功。そしてテロリストたちに立ち向かうのでした。果たして?アラン・トランブル副大統領に、モーガン・フリーマン。シークレットサービ長官リン・ジェイコブスに…

アンジェラ・バセット。エドワード・グレッグ将軍に、ロバート・フォスター。ルース・マクミラン国防長官に、メリッサ・レオ。バニングの妻で看護師のリアに、ラダ・ミッチェル。

新たにメイソン副主席補佐官に、ジャッキー・アール・ヘイリー。MI6のジャクリーン・マーシャルに、シャーロット・ライリー。アミール・バルカウィ役に、アロン・モニ・アブトゥブール。

それにしても映画の中では、ウェストミンスター宮殿(議事堂)も時計塔(ビッグ・ベン)もタワーブリッジも観覧車(ロンドン・アイ)もピカデリーサーカスも、木端微塵!ああぁ~。
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ゴッホが憧れた、広重作品

2016-04-08 19:23:44 | 展覧会
先日、始まってすぐの「安田靫彦展」へ行って来ました。竹橋の東京国立近代美術館の付近には、桜の木はそんなにはないのですが、やはりきれいでした。

日本画の優しい線と色使いに、すっかり見惚れてしまいました。もうすぐ、東京都美術館での「生誕300年記念 若冲展」も始まるし、日本画の素晴らしさを多くの人に…

見て欲しいと思います。六本木の東京ミッドタウンにあるサントリー美術館で開催される、「原安三郎コレクション 広重ビビッド」も注目の展覧会です。

歌川広重は、江戸時代末期(1797~1858年)の浮世絵師。なんでも江戸の定火消しの安藤家に生まれ家督を継ぎ、その後に浮世絵師となったそうです。(Wikipediaより)

誰もが知っている『東海道五十三次』の錦絵。今回の展覧会では、広重のそれ以外の代表作が紹介されるので、これは必見です。まず、原安三郎とはどんな人?

徳島県徳島市生まれ(1884~1982年)で、日本化薬会長、東洋火災海上保険初代社長などを歴任した実業家。近年になって、広重や北斎のコレクションが見つかったそうです。

本展の構成は、第1章:初公開 歌川広重<六十余州名所図会> 第2章:最晩年の傑作 歌川広重<名所江戸百景> 第3章:幻のシリーズ 葛飾北斎<千絵の海>

第4章:名所絵の名品 葛飾北斎、歌川国芳とともに…となっています。<六十余州名所図会>からは、『美作 山伏谷』(1853年)、『阿波 鳴門の風波』(1855年)

<名所江戸百景>からは、『大はしあたけの夕立』(1857年)、『亀戸梅屋舗』(1857年)、『深川萬年橋』(1857年)。葛飾北斎の作品には、『千絵の海 五島鯨突』(1832年)

『冨嶽三十六景 凱風快晴』(1829~32年)、『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』(1829~32年)など。ゴッホが憧れ、作品に活かした作品もあり見応えあります。
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代理店エリュシオンには、ご注意を!

2016-04-06 16:15:35 | 映画
パレスティナ映画「オマールの壁」(13)、アルゼンチン映画「エルヴィス、我が心の歌」(12)、フィンランド映画「ファブリックの女王」(15)…と色々な国の作品が続々公開。

シネコンから、ミニシアターまで映画上映館がいっぱいある東京は、本当に恵まれていますね。大の映画ファンでも上映館が少なければ、どんなに良い作品でも上映できないのが現状。

恵まれている東京でも、実はデジタルになってからは上映作品数がべらぼうに多くなって、上映期間や上映時間の変更が多くて大変!多ければ多いなりに、悩みは尽きません。

でも見れないより、全然良いけれど。マイク・ファン・ディム監督のオランダ映画「素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店」(15)は、見たい気持ちをくすぐります。

オランダ貴族ヤーコブ(イェルン・ファン・コーニンスブルッヘ)は、広大な敷地の城に住み、高級車を何台も所有する大富豪の1人息子。しかし、人生に楽しみが見い出せずにいました。

母親の葬式を済ませたヤーコブは、待望の自殺計画を実行。ところが常に邪魔が入り、死ぬことができません。そんな時、偶然拾ったマッチ箱に書かれた謎の代理店名。

ヤーコブは、ブリュッセルの葬儀屋へ。『エリュシオン』というその会社は、裏稼業で自殺幇助サービスを提供していました。社長のMr.ジョーンズ(ヘンリー・グッドマン)は…

いつ、どこで、どうやって死ぬか分からないという“サプライズコース”を提案。さっそく申し込むヤーコブ。ところが、その直後に同じ“サプライズ・コース”を申し込んだ…

アンネ(ジョルジナ・フェルバーン)と、運命的に出会ってしまうのです。そのおかげで、ヤーコブの人生は一変。少しづつ色づき始める日々に、もう少し生きたいと思うヤーコブ。

しかし、契約は解約できない上、成功率100%!果たして、ヤーコブとアンネの運命は?ストーリーを見ると、イギリスを舞台にしても面白そう~。その時は、ぜひコリン・ファースで。
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