愛猫家でもあるので
宿泊先のペンションのネコちゃんとも
仲良くなりたかったが、
あいにくとツンデレちゃんで
ニャンとも応じてくれなかった。
…
嵐山から阪急で上桂へ。
歩いて15分ほどで、
苔寺に到着。
教え子でアラフィフになった
オカリンが、先着していて、
門前で呼び止められた。
中高生の息子たちを
部活や塾に出してから
朝も早よから
駐車場で待っててくれたという。
もひとりの常連のツーラが
午前中は都合がつかんくて
苔寺はふたりでの拝観となった。
何十年か前の南禅寺以来である。
まずは、本堂で写経をして仏様に納め
家族の無事をご祈念させて頂いた。
次いで、庭園見学となったが、
想像以上に池泉式回遊庭園が広く、
どの風景を切り取っても、
見応えのある完璧なものだった。
在京中から離宮以外、
すべての庭園を拝観してきたが
苔寺はさすがだなぁ…と、
感心させられた。
++++++
『錦水亭』での昼懐石。
…
八寸は、銀杏蒲鉾、クワイ雲丹まぶし、蒲焼もどき胡桃豆腐。
煮物椀は、鯛蕪(かぶら)。
お造りは、明石鯛。
蒸し物は、海老・鰻の蕪卸し蒸し。
焼き物は、鰤の照り焼き。
揚げ物は、鱈の玄米揚げ。
ご飯には、鯛紫蘇縮緬。
甘味が、柿だけいうのは、ちと盛り下がったなぁ…。
***
昼からは
ツーラも合流できて、
いつメンによる『錦水亭』での
懐石会となった。
17才のJKの頃から、
この二人とは30年も
付き合いが続いているから、
不思議と魂のウマが合うのだろう。
きっと、前世でも
因縁のあった間柄なのかもしれない。
錦水亭には
40年ぶりに訪れた。
在京中は、
今は亡き父と
今93で認知症になった母と
新婚のカミさんとで来た。
ジモティーのオカリンは結納来、
ツーラは愛娘の七五三来だという。
…
『京都ひとり旅』での
二日続けての
三たび目の京懐石である。
談笑を交えての楽しい食事だったが、
お手洗いに行ってる間に
支払いを済ませていて
「えっ…!?」
と驚いてたら
「うちら、大人の女やし…」
と、二人で誇らしげだったので、
「ほんなら、ゴチになます…」
と遠慮なくご厚意に甘えさせて頂いた。
そういや、二年前も、
清涼寺での湯豆腐懐石でも
お手洗いに立ってる間に
同じ事があったのを思い出した。
夜、カミさんにメールしたら
「持つべきものは教え子だねぇ…」
とのことだった。
…
帰路、高槻教会に参らせて頂いたら、
ご霊前に奥様の遺影が祀られていて
驚いてしまった。
八十八になられたという
親先生はお元気でおられたが、
奥様は五十日前に
コロナでご逝去されたという。
一昨年には、
御夫婦で玄関まで
お見送り頂いたのを思い返し、
返す返すも残念であった。
丁重に玉串を捧げて
お祈り申し上げた。
先生お一人で玄関まで
お見送り頂いたが
「佐々木先生が来て下さり
家内も喜んでいますわ」
とのお言葉を頂き
寄せて頂いた甲斐があった。
…
高槻のホテルにチェックイン前に
『関西将棋会館』を見学したが
「12月3日グランドオープン」
という貼り紙があって
内部には入れず残念だった。
…
夜からは、
元同僚のQちゃんと中ニッサンと
ホテルの近所の店で
飲み会となった。
互いの歳の話にもなり、
来年には70、69、68になるので、
一学年違いだなぁ…
との認識を新たにした。
共に、27、26、25の時に
職員室での机を並べた
学校創設期の間柄なので、
「きみまろ」じゃないが、
「あれから40年…」
と感慨深く思わせて頂いた。
偶然にも、
府大、市大、福大…と、
みな国公立大出で
形而上学的な事にも話が合う
論理派なのも
気心が通じ合う所以かもしれない
とも感じた。
…
今日は、いよいよ、午後からは
旅のメイン・イベントの
『金光40周年記念パーティー』である。
昼は
ホテル周辺にある
フレンチにでも行ってみようかと
思っている。
さすがに、懐石は
もう、けっこうかな…。😅
阪急→御堂筋線で
リク坊ちに行こうと予定していたが、
ミカちゃんからメールが来て
「ふみきちくんがお休みなので
お迎えに行きます」
とのことだった。
かつて、フミが赤ちゃんの頃に
一度だけカミさんが
文化祭に連れてきて
生物室でネンネさせていた事があった。
あの赤ちゃんが、
35年後に孫を乗せて
学校まで迎えに来てくれるなんて
当時は夢にも思わなかった。
😄
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