『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ドキリ!

2017-11-11 07:01:00 | 風景
昨日は、
職場にカミさんから
電話が入り
ドキリとした。

婆さんが
また倒れたのか、
と思って電話口に出たら、
案の定、救急搬送されたという。

前日に、
脳梗塞が見つかっての
翌日だったので、
ホームでフラリとした時に、
血圧を測ったら55しかなくって
それでスタッフが
慌てたらしい。

搬送先には
カミさんも駆けつけ、
どうやら、諸検査では
どうもなかった
という再連絡を受けて
安堵した。

脳溢血と脳梗塞という
どちらも血管の老化によって
起こるものを抱えて、
これからもいつ
どうなることやら…
覚悟しておいた方が
よさそうである。




棚倉路にある
八幡神社前に停車して
鳥居や苔むした石段を
撮ってきた。

高い木立に囲まれて
鬱蒼としており、
朝でもいささか
気味のわるい感じでもあった。





真っ直ぐ
天に向かって伸びる
杉木立は
何処となく潔い。





石佛を見ると、
どうしてもホットな
座間事件を思い、
福島市の女子高生の霊に
手を合わせたくなった。

JCやJKで
家出して
「死にたい」
と口にする子は
何人も見てきた。

ただ、
これまでは、
今ほどには
スマホやSNS環境がなかったので
幸いしていたが、
座間事件では、その恐さを
知らしめられた。

15~29才の
死亡率のトップが
自殺である。

かつては
10年以上も年間3万人を
越していた自殺者だが、
近年では2.2万人ほどになった。

それでも、
けっこうな数である。

これは既遂者数で、
未遂者はさらに
この5倍位はいるだろう。

自殺念慮者
(希死念慮者)は
さらに多く10倍以上はいよう。

かく言う自分も、
「うつ持ち」で、
落ちた時には希死念慮が
頭を過ぎる。

今回の事件では、
身近な人にSOSの声をあげられず、
見ず知らずの他人に
「死にたい」という気持ちを
吐露したことが致命的失敗となった
人たちが大勢いた。

匿名ゆえの言い易さと
匿名ゆえの応え易さが
ツイッターにはあるのだろう。

しかし、
フィッシングという
狡猾な詐欺手法で
まんまと騙されて
命を奪われた。

被害者のいずれもが
本当に死にたくて
「首吊り士」に
直接コンタクトしたのかは
疑問である。

結果として、
「殺される」という形で
被害者たちは希死念慮を
成就させた、
と言えるのだろうか。

霊媒師にでも
仲介してもらって
被害者の今の霊界での
気持ちを聞いてみたい処である。

さるスピリチュアル関連書で、
ヒットラーは
自らのやるべきことをやっただけである、
というのを読んだことがある。

さらに、さる宗教書では、
ガス室で殺された子どもたちは
ヒットラーのことを許すことが
もっとも神の愛を体現することである、
とも読んだことがある。

先師の宣うた
「在るものみな美しく
 起こることみな良し」
という箴言が、
はたしてこの陰惨な事件に
当て嵌められるだろうか、
魂理学的な解釈に
悩む処である。









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