きのうは
カミさんが
以前から行きたいと言っていた、
中ノ沢温泉郷の奥にある
『不動滝』に赴いてきた。
市内は31℃もあったが、
さすがに高原の温泉郷は
21℃という涼しさだった。
間近で見る滝は
勇壮な「男滝」と
優美な「女滝」が
「夫婦(めおと)滝」として一望でき、
それは見事なものだった。
*
滝鑑賞の後は、
温泉郷にある
昭和12年創業の老舗
『小西食堂』で昼食をとった。
こういう昭和食堂は、
ラーメンやカツ丼が「むかし味」で
昭和人間には郷愁をさそうが、
カツ丼は見後なほどのボリュームが
まるで豪快な「男滝」のようであった。
市内の『もりあい食堂』と同じく、
ややソース味の煮込み卵とじが
独特の風味で、美味であった。
*
近所にある
『宝来堂』の笹団子や
揚げ饅頭も名物なので、
食後のデザートとした。
ここでは、
必ず1ケおまけに
温かな『天婦羅饅頭』をくれる。
*
温泉は『ぼなりの森』に寄ったが、
ここは、かつて、教職員組合での
『サマー・セミナー』の講師に招聘され、
レクチャーとミニコンサートをやった処だった。
その折も
湯浴みして帰ったが、
露天風呂に入って、
薄っすらとその記憶が
蘇ってきた。
当時のレクチャーやコンサートの様子は、
デジタル・レコーダーで録って、
カセットに落として
50本ほどの『講演ライブラリー』の中に
今もある。
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