『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

大寒波

2021-12-26 08:08:00 | 季節
"数年に一度"という
大寒波がやってきて、
朝起きたら
一面の銀世界だった。






気温も一気に
零下まで下がってか、
カラダ中の節々が
凝ったような痛みすら感じる。

数か月来の
左上腕部の痛みが
なかなか取れてくれず、
ときおり、神経痛のように
ズクリと疼痛がやってきて
難儀している。

お風呂で温めると善くなるので、
この寒さも災いしているようだ。

歳ぃとると・・・

♪ い~ぬは喜び
   庭かけまわりぃ~ ♪

・・・とはいかず(笑)、
ネコのように丸くなって
電気毛布の布団に
くるまってるようである。







きのうも
ツタヤ・ブラウジングして
中古CD半額セールで
ブラヴェの
『フルートソナタ集』を
買ってきた。

ウィキによれば、
ミシェル・ブラヴェ
(Michel Blavet/1700-1768)は
テレマンやクヴァンツが
絶賛したという
フランスのフルーティスト/作曲家で、
フルートを通例とは逆の
レフティー・スタイルだったという。

木製の古楽器
フラウト・トラヴェルソの
温もりのある音色を
寒々とした雪景色を眺めながら
暖のきいた部屋で聴くのも
いいものである。








カミさんが
「柚子風呂」にしたいと
あちこちから頂いた柚子を
浴槽に入れて
二日ほど楽しんだ。

仄かな香りも心地よいが、
目の前にプカプカ浮かぶ
可愛い柚子を見ながら
温まるのも
なかなかにいいものだった。

**

今年の7月に改装オープンした
ヨークベニマルの
トイレに入ってみて
驚いた。

なんと、
小用の便器の中心に
イギリス空軍の
国籍マークみたいな「的」が
キリリとプリントしてあって、
笑えるよりも感心してしまった。

尾籠なハナシのついでだが…
なかなか的に当たらないのも
老いの哀しさを
感じさせられた(笑)。







昨晩は、
イヴに食した
丸鶏のガラから取ったスープで
ラーメンをこしらえた。

昭和の頃は、
自宅の玄関に
"ソップ売り"と家人が呼んでいた
ガラを売りにくる行商人がいた。

その「ソップ」が、
スープのことだと知るのは
長じてからのことである。

***

おとついは、
朝刊の広告紙に挟まっていた
ローカル・ミニコミ誌に
11月に開店したという
女性店主のラーメン店
『すずらん』が
とりあげられていて、
さっそく出かけてみた。

厨房もスタッフも全員
女性の店なだけあって
清潔感があった。

ワンタンメンの900円は
ちょいとお高い感じだった。

中太縮れ麺で
ほどよいスープだった。

具材共々いい部類の
ラーメンだったが、
この値段では
リピータブルになるほどの
魅力・訴求力ともに
足りてはいなかった。










数年前に
施設に入所した老母の二部屋を
茶室と書室に改造したが、
大型冷蔵庫は
ディジェスティフ
(digestif/食後酒)と
デセール・フロワ(冷菓)用に
使い分けている。


仏語のディジェスティフは
アフター・ディナー・ドリンクとも
呼ばれるが、甘口デザートワインや
アルコール度数が高いものを指す。

フォーティファイド(酒精強化)の
ワイン類なので、
スティル・ワイン(通常物)のように
開栓後も酸化することなく
長らく楽しめるのもいい。

口のすぼんだ小ぶりの
テイスティング・グラスに注ぐと、
そこからブーケがたちあがり、
なんとも贅沢な気分を
感じさせてくれるものである。

20年前に大枚をはたいて購入した
『1957年ヴィンテージ・マデラ』
(バースデイ・ヴィンテージ)
を始め、主に、
ヴィンテージ(古酒)の
ポルトー、マルサラ、マラガ、
シェリーなどを揃えてある。

いずれも極甘口で
蜂蜜のようなトロリとした
粘度がある。

蠱惑的な琥珀色に輝く
それらの貴酒の香りを聞き
色を愛で、味を楽しむのは、
まさにアダルトな贅沢感がある。

この冬休み中は、
ピアノの上に
コースターと共に置き、
練習の合間に
昼間っからやっている(笑)。









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