元旦の朝は、
家族七人がそろい、
お節とお雑煮、お餅で
新春の食事初めとなった。
一年の健康と多幸の願いをこめて、
賑やかに食卓を囲んだ。
*
晩餐には、
フミの永年の親友リー君も交じり、
これまた賑やかな食卓となり、
食後には我が家で初の
「ニューイヤー・ケーキ」が
振舞われた。
暮れの買い物の時に、
「リク坊に蝋燭の吹き消しさせたいね」
と、カミさんと意気投合して、
珍しい「バタークリーム」の
アントルメ(ホールケーキ)を
オーダーした。
フミもナッちゃんも
自分の誕生日では
さんざん「ローソクふっ!!」を
やってきたので、
懐かしく思ったことだろう。
誕生日とクリスマスのみの儀式だったが、
今年から、新年の儀式も
加わりそうである。
一家総出で「餅つき」やるよりは
楽して、「絆」を深める
家庭文化になりそうである(笑)。
*
きのうは、
古楽器用材の「初荷」が届き、
さっそく、暮れからの続きで、
「初創り」をも行った
顎関節痛が少し疼いたので、
みっともないが
家族に公言して、
右頬に「初湿布」をした(笑)。
今朝は、
正月二日だが、
朝から雪降りで、
今年はじめての「初雪」である。
*
古楽器工房にこもっていたら、
リク坊が大きなバッグをもって
やってきて、フミ・パパが
ジイジに「初売り」の『福袋』で
『FILA』のジャージ類を
4点も買ってきてくれたという。
1万の福袋とあったので、
ずいぶん奮発してくれたようだ。
この冬、ありがたく
着させてもらうことにしよう。
*
大晦日に出向いたら、
誰の考えも一緒で、
近所の4台ある洗車コーナーは
長蛇の列になっていたので、
断念してやらずじまいで
帰ってきた。
元旦のきのう、
年賀状の返事のポスティング帰りに
寄ってみたら、空いてたので、
「初洗車」をして、
旧年の汚れを洗い落とした。
*
床に入ってからは、
録画していた
『ニューイヤーコンサート』を
元旦恒例行事として観たのはよかったが、
案の定、途中で寝落ちしてしまった(笑)。
今朝、五時頃に目が覚めて、
巻き戻してから
見直した。
今年は、10年ぶりに
ウェルザー=メストが指揮し、
ウィーン少年合唱団と共に
2004年に創設されたという
ウィーン少女合唱団も共演して、
聴衆の大きな拍手を受けていた。
今年のプログラムは
トリ曲の『水彩画』を除いて、
全編「初公演」という
斬新なものだった。
楽友協会の『黄金ホール』に集った
新年を寿ごうという紳士淑女たちは
誰一人としてマスクをしておらず、
密集・密閉・密接ながらも
皆にこやかで、平生の平穏な
新年の様子だった。
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