『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

初ブログ

2023-01-01 08:27:55 | 家庭文化

 

 朝まだき目ざめいのちの
 新しき旅はじまれり
  令和五年の

       瓢 水


令和五年元旦。
新春の朝。

吾妻小富士もくっきりと
その白麗の稜線を見せて
清々しい朝である。

*

きのうは、
東京からナッちゃん&アキちゃんが
帰省してくれて、
リク坊一家を入れて
賑やかな大晦日となった。

トーチャンは
日中、買い出しやら
家の煤払いをして、
夕方から晩餐の準備をしたら
風邪気味だった体調が悪化して、
家族が外出先から戻った頃には、
とても食卓につけるような体調ではなく、
7時頃にベッドに臥せってしまった。

大晦日の夜を
一家団欒で過ごすのを
ずっと楽しみにしていたが、
ご馳走を作るのにハリキリ過ぎて、
自分がダウンしてしまい、
けっきょく、一口も口にできなかった(笑)。

なんだか・・・
ちゃんちゃん・・・である(涙)。

家族にも心配をかけてしまい、
寝ている枕元にリク坊まで
見舞いに来てくれたようだが、
すでに寝入った後だった。

でも、家族が
ご馳走をきれいに
平らげてくれたようで、
それはそれでよかった。

恒例の年越し蕎麦は、
半日かけて取った
干しシイタケ・昆布・
煮干し・鰹節の合わせ出汁に
作り置いていた「かえし」で
つゆをこしらえて、ネギを刻んだ処で、
カラータイマーが点滅し、
ギブアップした・・・。

なので、昨晩は
カミさんがその後を継いで
蕎麦を茹でて振舞ったようである。

*

今朝も寝起きは怠かったが、
新年「初薬」と称して、
「初・鎮痛剤」を呑んで・・・
・・・じゃなく、
あり難く頂いて(笑)、
「クスリ元気」でもいいから
家族に顔を見せて安心してもらおう
と思った。

幸いにして、
大阪在住のフミが
「ふるさと納税」の返礼で、
「おせち」の三段重を
用意してくれたので、
ことしは、その労なくすんで
助かった。

ほんでも・・・
クスリのおかげとはいえ、
元旦早々から寝込まず、
「初ブログ」が書けるぐらいなのは、
あり難きことの極みである。

家人が寝静まっている
早朝の四時頃には目が覚めたので、
まだ暗いご神前で、
元旦の御祈念をさせて頂いた。

金光教では、
「一年の事は元旦に願え。
 一日の事は朝に願え」
という、み教えがある。

また、
「日が暮れたら大晦日と思い、
 夜が明けたら元日と思えば、
 日々、あり難く暮らしていける」
という、
面白いみ教えもある。

トンチ小僧の一休さんは、
シャレコウベを
長い杖に括り付け、
元日の街々を
「ご用心~!  ご用心~!」
と言って歩いた
というエピソードがあり、
アニメ『一休さん』にも
そのシーンが出てきた。

 門松は
  冥途の旅の一里塚
   めでたくもあり
    めでたくもなし

・・・と吐いた、
有名な戯れ歌もある。

*

 

 

 

 

 

 

 


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