きのうは大雨で
今朝方は大風の
荒れ模様の気象である。
これから、
台風1号も接近してきて、
その影響で前線も刺激されるという。
そして、明日は
また30℃近くまで
暑くなるようだ。
庭の紫陽花も花芽をつけており、
これが開花しだすと
梅雨となる。
日本にも
梅雨と秋雨の「雨季」があるが、
ここの処の「乾季」は
35℃を超す猛暑日が
ひと月あまりも続く亜熱帯のような
気候となった。
海温も上昇して
北海道沖でブリが取れたり、
福島沖でフグが取れたり・・・と、
生態の変化が見られている。
*
通勤路の途中には
あちこちに自然竹林があり、
巨大なものやスリムな筍が
あちこちに生えている。
今シーズンは
最初にもらい物で
オナカを壊したので、
「バンブーシュート・
ハンティング(筍採り)」は
一度っきりで、
その情熱も醒めてしまった。
フキノト・ハンティングも
去年あたりから、
あまりワクワクしなくなり、
今年も同様だった。
飽きたのか・・・。
加齢による感性劣化なのか・・・(笑)。
それでも、
「山菜採り」というのは
魅力があるのか、
今年も、多くのジサマ・バサマが
山に入ってクマにやられるという被害が
多発している。
***
きのうも
手作りベント持ちで
出勤した。
常連で20回も来ていたJCが
突然、中断したので、
コーディネーターと
ケース・カンファで検討した。
自身の経験則だけでなく、
ケース・スタディ文献でも
中断ケースには重症例が多い。
今回のケースも例外でなく、
ASD/ADHD/GZ
/ACOF/BPD(素因)
といった重複シンドロームである。
切っ掛けは、
これもよくある、
ラポール形成後に
セラピストによる
コンフロンテーション
(現実直面化)が
受け容れられず
「見捨てられ不安」
(abandoned depression)
を惹起する事に依る。
BPD
(境界性パーソナリティー障害)
的な特性で、
初期の陽性転移感情
(SCへの好意)が
中期・後期に行われる
「現実と向き合わせる」
という治療段階に入ると
一転して陰性転移感情
(SCへの敵意)に
悉無律(オールorナッシング)の
心的メカニズムでオセロの駒のように
反転するのである。
ここにおいて
ケース・インターラプション(中断)
に至るわけである。
臨床歴30年以上でも
コンフロンテーション段階の見極めは
最も難しい「判断」と言えよう。
さりとて、患児の
「幼児的万能感」に
永久に留まっていたい、
「子宮内環境」のような状況で
いつまでもヌクヌクしていたい、
というのは病的心性である。
その為にはBPD患児たちは、
自傷や希死念慮・自殺未遂で
周囲を無意識的に操作する。
一般社会や組織内なら、
「甘ったれるな」の一言で終わりで、
仕事ができなければ
淘汰されるだけである。
しかし、
療育現場、支援現場では、
「癒し」「支え」「育み」「治す」
という事がSCには期待・要求される。
これらの現場で、
時として、女性心理師が
母性的介入のみに終始して
「子宮内で温存する」が如く
社会化(現実直面化)を促さない、
という弊害が取り沙汰されることがある。
「安全第一」「無事が最善」
とする教育現場であれば、
「無限受容」で高校へ送り出す、
というスクール・ポリティカルな
治療戦略もあり得るが、
それは本来の心理臨床家の倫理に
反する振舞いである。
さりとて、
BPD心性の患児生徒とは
民間病院の精神科とは違って
「治療契約」関係が
確固としたものにはなり難い。
なので、
「コンフロンテーション・ジレンマ」
問題には、未だ、
解決を見ないでいるが、
それが、現在の学校臨床家としての
自分の職能の発達課題なのかもしれない。
なるほど、
【腕が上がると重症患者がやってくる】
という恩師のみ教えは
真理だなぁ・・・と、
思わされている昨今である。
*
現在、プリンターを
仕事別で3機つかい廻してるが、
インクの補填で
たびたび煩わされている。
プリンターを安価で
販売しておいて、
消耗材のインクで
メーカーは利益をあげる
ポリシーだという。
なので、
未だに紙にも頼る仕事が多いと
インク代のコストがバカになんない。
ヤフオクやAmazonで、
できるだけ安価なものを・・・
と、いつも探しているが、
2000円前後で買えれば
儲けもんという感じである。
*
70年代に、
ギター専門誌の広告写真で
よく見られた既製品リュートが
近頃、ヤフオクでちらほら
出品されている。
当時、13万ほどだった
バロックリュートも出たので、
5万を上限として入札してみた。
今夜には「落札」の行方が判じるが、
おそらく、それを越されるだろう
とは思っている。
バロックリュートは
一本所持しているが、
「ジャーマン・テオルボ」タイプなので、
高音弦と低音弦用の
シャントレル・ライダーと
バス・ライダーという
構造を持つタイプがないので、
リューティエとして研究用としても
見てみたいと思っている。
*
最近では、
背中の丸いボウルバックの
リュート型の古楽器からは
手を引いて、フラットバックの
ギター属ばかり作っている。
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