『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

素戔嗚尊といふトリックスター

2024-11-26 06:25:43 | グローバリズム・クライシス

きのうはKP中で
常連のJCに
二週連続すっぽかされたので、
来談動機が高まるまでは
呼び出さずに放って置くことにした。

中高生「あるある」で、
困った時だけ
相談にくるが、
その場での一時凌ぎの
「癒し」を求めてくることが多く、
問題・難儀・病理の本質と
向き合おうとしないので、
「癒されても、治らない」
というケースが多い。

カウンセラーの経験則には、
【治っても、助からない】
というのもある。

「不登校さえ治ればいい」
と言い切った保護者がいたが、
後年、大学生になって
自死されたというケースもある。

自分にも
在学中は鬱病が治ったが、
卒後、再発して
自死したケースがある。

なので、
【癒されても治らない。
 治っても助からない】
という事があるのである。

釈尊は
【縁なき衆生は救い難し】
と宣うた。

神ならぬ生身のカウンセラーなら
尚の事、限界がある。



***

心理学科の院生時代に
実験心理学の演習で、
「血液型」や「占星術」を
科学的ではない事を
実験デザインした事がある。

エビデンス・ベーストでなければ
修論も博論も、論文は通らないので、
研究に着手する前の実験デザインは
入念に行わなければならない。

主査や副査の指導教官や
教室の先生方の前で、
それを発表する「中間発表会」では
いつもいつも、けちょんけちょんに
やりこめられて、毎回、
涙目になっていた。

実際の処、
女性の院生は
ほぼ全員が、毎回、
先生方にやりこめられて
泣いてしまう。

なかには、
イロジカル(非合理的)な
自説に固執して、
先生方に呆れられ、
中退した女学生もいた。



*

きのうは、
カウンセリング室の扉に
小さなXmasリースをかざった。

 



練習用と
生徒に聞かせる用に
置いてあるギターの弦が
切れていたので、交換した。

一本、不良弦があったので、
今朝方、購入先に
画像を送って補償をお願いした。

きょう日、
ギター弦も爆上がりして、
気軽にホイホイと
交換できなくなってしまった。



**

退勤時の5時ともなると
すっかり陽が落ちて
昏くなる。

きのうは、
体育館のエメラルドグリーンの
室内灯の真上に
一番星が瞬いていた。

*



御大ちばてつや氏の
作品を立て続けに読んでいる。

今朝方は、
ヤフオクで
『少年よラケットを抱け』
というテニス物を落札した。


******

名古屋市長選で、
またしても、
既成政党側がやぶれ、
衆院選・兵庫県知事選の
ムーヴメントが続いている。

自民も立民も
まったく減税に舵を切る気配はなく、
むしろ、その逆に、
更なる増税や社会保障費の値上げを
目論んでいる。

経済アナリストの藤原氏に拠れば、
諸悪の根源『ザイム真理教』を
潰滅させるには、
これからある統一地方選や参院選で、
自民・立民を徹底的に排除しなければ
ならないという。

氏は、今いちばんの悪玉は
自公に同調して
増税案を通そうとしている
ザイム真理教の傀儡・
立民党首「野田 佳彦」だという。

*

「マスゴミ」化した
既成メディアは、
既得権益者側なので、
SNSの台頭を恐れており、
いまだに「陰謀論」やら「デマ」と
難癖をつけてくる。

しかし、それも、
兵庫県知事選や名古屋市長選で
明らかになったように、
どちらも17万票もの大差で
既成政党の推薦者を退けた。

衆院選から起こり始めた
この流れは参院選まで
変わらないだろう。

これは、英仏米でも
同様のシフトが起こり始めているので、
世界的潮流といえる。

まさに、
反グローバリズムの流れであり、
既得権益者に対する
民衆・大衆・国民の不満と怒りが
向き始めた事を示している。

兵庫県知事選では、
N党の立花氏が
トリックスターとして
スサノオ級の働きをした。

もともと、彼は
NHKの海老沢会長の懐刀で、
その裏仕事や汚れ仕事、
火消し仕事の鉄火場で
鍛えられたプロ中のプロである。

学歴こそ「高卒」だが、
その地頭の良さは
東大卒の党員やブレインを
抱えている事で伺いしれる。

藤原氏は、
「立花氏は日本のトランプである」
と称賛して、
このようなトリックスター的存在が
既成政党や既得権益の壁を
ぶち破る「破壊神」的な力になるという。

「サイコパス・ワシントン」
「拝米保守」
「在日日本人」
「戦後80年のフェイク日本史」
と、数々の名言を放ってきた
ジェイソン・モーガン氏の登場も
この時宜を得たもののように
感じられる。

これらのトリックスターは、
まさに、その名の通り、
表側の権勢者やメディアからは
「狂人」「極右」「陰謀論者」
と、さまざまなレッテルを貼られる。

*

今回の
名古屋市長選と兵庫県知事選で
明らかになったのは、
既成政党と既成メディアが
どれほど弱体化してきたか
という事である。

藤原氏の表現を借りれば、
「押せば倒れる屏風状態」
にまで、落ちぶれている、
との事だった。

また、創価学会員も
高齢化が進んだのと、
中堅幹部が公明党の
自民べったりに嫌気がさして、
批判しはじめた・・・などの
衰退・離反現象も見られるという。

鉄板地盤だった大阪で
公明党は大敗し、
自民党も維新により
追いだされた。

奇しくも、日本のバブル崩壊と
「阪神淡路」大震災は
同時期に起きている。

今回の兵庫県知事選は
立花氏が船頭になり、
先導して、民衆を扇動した(笑)。

それは、まさしく、
既成政党に対し
「No」を突きつけた
「落選」運動でもあった。

衆院選では、
国民が「No」を突きつけた
自公政権だが、
それでも、イシバは総理になり、
更なる増税プランと
ウクライナ支援を画策している。

キシダ時代に
すでに1兆8000憶も
ウクライナへの戦争支援をしている。

それも、国会での討論も
合意もなしにである・・・。

立花氏の次のターゲットは、
自身のルーツでもある
「南あわじ市」の市長選に出て
既成政党と渡り合うという。

投票率が高く、
組織票も多いらしく、
かなり苦戦を強いられる
というが、はたして、また、
稀代のトリックスターの
SNS戦術がどこまで通用するか・・・。

そして、世界的な
政変・シフトチェンジの流れが
地方選にまで波及しているか、
見守りたい処である。






 

 

 


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