『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ピエトロ・ナルディーニ

2022-03-16 08:07:00 | 音楽
きのうは
T中で常連JCたちの
カウンセリングをしてきたが、
口々にロシアの戦争の不安を
訴えていた。

彼女たちにしてみれば、
辛うじて記憶にある
3.11の震度6の恐怖、
パンデミックの閉塞感・・・と、
まだ短い人生で
二度も大きな厄災に見舞われた
不運がある。

そこにきて、
マスコミから
「第三次世界大戦」やら
「核戦争」なぞという言葉を
耳にしたら、
(ウソ~!!)
(私たちの人生って何なのーッ!!)
ってなってしまうのも
無理はない。

なので、
HSC(繊細さん)でもあり、
心因性疾患を抱えているJCたちには
戦争報道を見ないように・・・と、
間接的PTSDの予防として
指示している。






そしたら、
今朝の朝刊で、
コロナ禍にあって、
昨年の女性の自殺が
二年連続増加したという。

その大きな要因として、
外出、会食、ショッピングなど、
女性の「気晴らし」に欠かせない
行動が制限され、
目に見えない同調圧力に
全国の「繊細さん」たちが
参ってしまったのかもしれない。

ここにきて、
ロシア軍とプーチンの
極悪非道ぶりと
虐げられる婦人や子どもたちの
憐れな姿を見るにつけて、
その心を痛ましむることだろう。

それと、
学校人のSCにとっては、
小中高生の473人という
自殺者の数も
由々しき問題で、
身近に希死念慮を抱いてる
中学生を抱えているだけに、
深刻にとらえている。

この時期、
希死念慮を抱く
受験生が志望高を落ちると、
SC、担任はじめ管理職も
戦々恐々としている。

当人や親のカウンセリングをし、
クリニックも紹介し、
薬物療法、心理療法、
家庭・学校の環境調整・・・と、
出来得ることは全てやっているので、
あとは当人の「生きる意志」を
信頼するよりない。

ご神前での
ご祈念でも、
ついつい力が入る。




花粉症の悪化のうえに、
年度末の疲れが出てきて
なかなか体調が上向きにならない。

重いケースもあるので
心理カウンセラーとしての
心の負荷が、ストレスとなって
それにのしかかってくる。

せめてもの気晴らしが、
ツタヤ・ブラウジングで
借りてくるコミックだったり、
CDのワゴンセールだったりする。

これまで、
CDコーナーだった処を改装して、
何を考えてか、
カードコーナーにしたので、
在庫CDが80%オフになっている。

といっても、
これまで、目ぼしいものは
年末年始の20%オフセールで
ほぼ買い尽くしたので、
「落穂ひろい」のように
買ってもいいか・・・というのを
探している。

きょうはオフ日なので、
また、ぶらりと散歩に出て、
「落穂ひろい」の続きでも
してこよっか・・・と、
思っている。

そんなんで、
18世紀イタリアの作曲家
ピエトロ・ナルディーニの
弦楽四重奏曲を205円で買ってきた。

モーツァルトの父と
友人関係にあって、
若き日のモーツァルトとも
接点があったようである。

曲想は
もはやバロック期の面影はなく、
古典派のモードに
変わりつつある
端境期の様式のようであった。





去年、
タルティーニの
ヴァイオリン・ソナタ全集を
買ったが、彼の弟子のようである。

205円の外盤CD一枚で
音楽史のパズルを埋めるような
トリビア勉強ができるのも
オモロイなぁ・・・と、
ゆんべは学びの楽しさを
味わっていた。





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