冬休みも
明日で終わりだが、
年末年始に2台の
ブルーレイ・レコーダーで
撮りためた映画を毎日
せっせと鑑賞している。
昨晩観た2本は
なかなかズンと心に
重くのしかかかるものだった。
女性ボクサーを描いた
『ミリオンダラー・ベイビー』は、
尊厳死と殺人の問題を
提起していた。
そこに宗教的な
倫理観も絡んでいた。
無宗教の多い日本では
なかなか作れない作品である。
観る前から、
イーストウッドとモーガンの
二大俳優が出ているだけで、
ハズレのない内容と期待できた。
『ミスティック・リバー』は
後味が悪かったが、
心に澱(おり)のようなものを
残してくれた。
無実の幼馴染を
思い込みだけで惨殺してしまう。
ショーン・ペンの
悪の存在が
重々しかった。
ミステリー仕立ての
ストーリー・テリングは
まあまあ面白かった。
アンジー主演の
『チェンジリング』は
ハリウッドお得意の
不条理物、法廷物で、
最後は「正義が勝つ」という
予定調和だったが、
万歳型のハッピーエンドーではなく、
いくらか含みを残していた。
アンジーがアップになると、
ついその下唇の分厚さが
ドリフの長さんを
連想させてしまう。
『遠すぎた橋』は
過去二度ほど観たが、
また観てしまうほど
なかなか秀逸なWWⅡものである。
ショーン・コネリー主演というのも
重心が安定しており、
ドイツ軍が独逸語を話すのもいい。
戦車、自走砲類も
ふんだんに登場して
ドイツ軍の軍服も完璧である。
消去するのが惜しいので、
今年一年ほどは
HDDに残しておいて、
また夏休みあたりに
観てみようと思う。
『トゥームレイダー2』は
観るつもりではなかったが、
たまたまチャンネルを換えた時に
やっていたので、ズルズルと
観てしまった。
以前にDVDで鑑賞したが、
けっこう細部を忘却していたので
新鮮な感じで観れた。
またまた
アンジーの下唇が
いかりや長介を彷彿させた(笑)。
キアヌ・リーヴスの
『地球が静止する日』も
2度目の鑑賞である。
これは1951年公開の
同名作品のリメイクらしく、
どこか登場する巨大ロボットが
古めかしい。
一宇宙人が親密になった一地球人女性の
ポジティヴな面を評価して
人類浄化計画を中断するのは、
一事例をもって母集団の代表とする、
という統計的禁忌に反して
非合理的だなぁ・・・と、
思えてしまった。
ま、SF娯楽映画だから
真面目にツッコんでも
詮無い事だが・・・。
永年の茶人でもあるので
『利休』ものは
すべて観てきた。
海老蔵「利休」は
存在感はあったが、
今ひとつピンとくるものは
なかった。
脇役の韓国女優と若手女優に
ちょっとだけ感心が奪われた。
秀吉の振る舞いは
イラッとくる軽薄な感じで、
三成は『のだめ』の“黒木くん”の
イメージが抜けなかった。
まだ、あと3本ほど
未試聴の映画が残っている。
明日で終わりだが、
年末年始に2台の
ブルーレイ・レコーダーで
撮りためた映画を毎日
せっせと鑑賞している。
昨晩観た2本は
なかなかズンと心に
重くのしかかかるものだった。
女性ボクサーを描いた
『ミリオンダラー・ベイビー』は、
尊厳死と殺人の問題を
提起していた。
そこに宗教的な
倫理観も絡んでいた。
無宗教の多い日本では
なかなか作れない作品である。
観る前から、
イーストウッドとモーガンの
二大俳優が出ているだけで、
ハズレのない内容と期待できた。
『ミスティック・リバー』は
後味が悪かったが、
心に澱(おり)のようなものを
残してくれた。
無実の幼馴染を
思い込みだけで惨殺してしまう。
ショーン・ペンの
悪の存在が
重々しかった。
ミステリー仕立ての
ストーリー・テリングは
まあまあ面白かった。
アンジー主演の
『チェンジリング』は
ハリウッドお得意の
不条理物、法廷物で、
最後は「正義が勝つ」という
予定調和だったが、
万歳型のハッピーエンドーではなく、
いくらか含みを残していた。
アンジーがアップになると、
ついその下唇の分厚さが
ドリフの長さんを
連想させてしまう。
『遠すぎた橋』は
過去二度ほど観たが、
また観てしまうほど
なかなか秀逸なWWⅡものである。
ショーン・コネリー主演というのも
重心が安定しており、
ドイツ軍が独逸語を話すのもいい。
戦車、自走砲類も
ふんだんに登場して
ドイツ軍の軍服も完璧である。
消去するのが惜しいので、
今年一年ほどは
HDDに残しておいて、
また夏休みあたりに
観てみようと思う。
『トゥームレイダー2』は
観るつもりではなかったが、
たまたまチャンネルを換えた時に
やっていたので、ズルズルと
観てしまった。
以前にDVDで鑑賞したが、
けっこう細部を忘却していたので
新鮮な感じで観れた。
またまた
アンジーの下唇が
いかりや長介を彷彿させた(笑)。
キアヌ・リーヴスの
『地球が静止する日』も
2度目の鑑賞である。
これは1951年公開の
同名作品のリメイクらしく、
どこか登場する巨大ロボットが
古めかしい。
一宇宙人が親密になった一地球人女性の
ポジティヴな面を評価して
人類浄化計画を中断するのは、
一事例をもって母集団の代表とする、
という統計的禁忌に反して
非合理的だなぁ・・・と、
思えてしまった。
ま、SF娯楽映画だから
真面目にツッコんでも
詮無い事だが・・・。
永年の茶人でもあるので
『利休』ものは
すべて観てきた。
海老蔵「利休」は
存在感はあったが、
今ひとつピンとくるものは
なかった。
脇役の韓国女優と若手女優に
ちょっとだけ感心が奪われた。
秀吉の振る舞いは
イラッとくる軽薄な感じで、
三成は『のだめ』の“黒木くん”の
イメージが抜けなかった。
まだ、あと3本ほど
未試聴の映画が残っている。
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