声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

古木は語る

2013-07-06 07:47:00 | まちづくり
神社などにある御神木には樹齢何百年という古木がありますが、

それらの木に手を当てて眼を閉じると、木の内部から出てくる「気」で掌が熱くなる事があります。

「気」というのは、長い時間を生き続けている樹木が持つ生命力のようなものだと思いますが、

根に元気がない木や、枝が途中で折れている木には、あまり感じられないもので

すっくと天に向かって伸びた、てっぺんが見えないほどの高木には、

ピリピリする程の「気」を感じる事があります。


以前住んでいた三夜沢の赤城神社でも樹齢300年の古木から「気」を感じた事がありましたが、

つい、最近では妙義神社の境内でそんな体験をしました。


ここは群馬のパワースポットとしても人気があるそうですが、

辛いのは本殿に昇る長い石段…、しかも、かなり急です。(-。-;

ヒーヒー言いながら登って、
御参りし、汗を拭き拭き境内のベンチに座ってひと休みし
木々のざわめきを聞きながら、
そこを訪れた先人達に思いを馳せる…。

近くに佇む古木は、きっと、それらをリアルタイムで観ていたに違いないのです。

何百年もの間、生命を持続しているのは、樹木だけなのですものね。




清水由美 

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