去勢や不妊手術を受けた地域猫は、耳に小さなカット印をつける…
それが桜の花びらのようだから、
《さくら猫》と呼ばれている。
朝9時過ぎに白雪ちゃんを犬猫保護団体の診療所に届けた。
昼間は隣町で仕事があるので、
それが終わってから夕方5時過ぎに夫と一緒に迎えに行くつもりだった…。
1人で白雪ちゃんを迎えに行くのが不安だったのは、
白雪ちゃんを預けた際に獣医師の
「麻酔を使うので万が一という場合もあります」とのひと言だった。
仕事に向かう車の中でも
(万が一…が起こりませんように…)
と祈った。
同時にHalも我が家に来る直前に去勢手術を保護団体で受けた事を思い出した。
(Halも同じ思いをしたんだなぁ…)
保護犬も保護猫も不妊手術を当たり前のように行う。
(それって、人間のエゴだよなぁ…)
これまでの長い人生の中で
飼えない猫の不妊手術を自らの意思で決めたのは今回が初めてだ。
もしかしたら猫が欲しい人にとって
さくら猫はデメリットになるのではないかしら?
多頭飼いしたい人には子猫を産まない保護猫は引き取って貰えないだろうし…
自分の決定が白雪ちゃんやユキちゃんを不幸にしてしまったのではなかろうか…
と不安になった。
保護団体の獣医師に白雪ちゃんの術後について相談したが、
「里親を探して買ってもらうのが1番安心ですけれどね」
と言われた。
庭ネコでいるより、
飼い手を探したほうが、幸せなのだ。
5時過ぎに迎えに行くと、
キャリーバッグの中で白雪ちゃんは目を覚ましていた。
「マダニがお腹に喰いついていたので駆除しました」との事。
今後は庭ネコのマダニ対策を考えねば…。
それ以外は元気で、帰宅後にチュールをおいしそうに3本食べた。
今夜は家の中で様子をみて明朝、白雪ちゃんをリリースする予定。
明日からは、
母猫のユキちゃん捕獲作戦が始まる。
まずは、捕獲器の近くでエサを食べさせて慣れさせるところからスタート。
こっちはかなり手強い。
(~_~;)
↓今日の白雪ちゃん