声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

金魚の水飲み場

2013-03-30 01:46:20 | まちづくり
妙なタイトルですが、
我が家では「作ってもムダ?なモノ」をこう呼んでいます。

例えば自然豊かな場所などに作られた
公園…。

群馬県内には、ほとんど訪れる人がいない公園が何箇所もあります。

赤城山の麓辺りだけでも、私が知っているだけで、5~6箇所はあるでしょうか、規模の小さな児童公園のようなものまで入れると相当な数になるのかもしれません。

それ以外にも、我が家の近くには、犬の散歩のために作られた?大規模な公園などもありますが

平日の昼間などに行くと、犬の散歩中の人は2~3組程度、

後はジョギングをする人と、ただひたすら歩いている人が3~4人、

だだっ広い公園の入り口には、路線バスの停留所もありますが
平日の乗降客は、ほとんどなく

運転手さんの休憩場所になっている様子です。

こんな情景を都会に住む人がみたら、驚くと同時に、羨ましがるに違いないと思うのは私だけではなさそうです。

残念な事に、そういう公園の中にはメンテナンスが不充分な場所も増えつつあります。

例えば、赤城山の麓にある墓地公園では、ある年は雑草で「菖蒲園」が壊滅状態に近い事もありましたっけ…。

造れば造ったで当然維持費がかかるワケですが、
経済の低迷でメンテナンス費用の予算が取れなかった? という事でしょうか…。

何度もアスファルトを掘って意味のない道路の舗装事業で無理矢理にでも
予算を使い切ってしまうより、

荒れ果てた公園の花木の手入れに予算を使って貰う方が、
無駄な舗装工事より有意義な使い方だと思えるのですが、

いずれにしても、訪れる人の少ない「金魚の水飲み場」化した公園では、
ムダだという意見もあるのでしょうね。

群馬県内は駐車場がタダで、一日中遊んで、のんびり出来る公園が、たくさんある、かなり贅沢な所だと思えるこの頃です。




清水由美 




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女子大生たちの「エビータ」

2013-03-24 21:42:01 | ナレーション ボイストレーニング
今日はミュージカル劇団アラムニーの「エビータ」公演の千秋楽。

会場の安中市文化センターでは
地元ロータリークラブの方々の駐車場への丁寧な誘導もあり、

それに加え、随所に配置された案内スタッフ達の
「ご来場ありがとうございます!」
というグリーティングに迎えられ、
気分よく会場へ…。

さすがに、多くの公演回数を重ねて来たアラムニー、アマチュアとはいえ
スタッフのマナー教育がゆき届いているのには感心。

公演は13時30分から始まり、二部構成で上演時間は前半が1時間45分、

途中15分休憩を入れて後半は1時間35分、終了時間はカーテンコールを入れて17時15分という長丁場、

演じるほうも観るほうも体力勝負ですね。(^^;;

その上、レッスン生のソロの時は、
つい身を乗り出し、歌い終わった直後の観客の反応なども気になるので、

ストーリーを楽しむ余裕がないのは毎回の事ですが、

今回は特にヒヤヒヤドキドキ…でしたねぇ。(^_^;)

でも、ソリスト達が何とか無事唄い終えてフィナーレを迎えた瞬間、

私の両眼からは予想もしなかった涙がポロポロ…。

上手いとか下手とか、ではないのです。
女子大生達の一生懸命な演技とひたむきさに圧倒された…とでも言いましょうか、不思議な感動でした。

短期間にしては、よく頑張ったと思います。

今年はエレクトーンの生伴奏がついていて、その事も全体の質を高めていました。

延々と4時間近く1人で弾き続けたエレクトーン奏者にはカーテンコールで
惜しみない拍手が送られましたが、

それに負けないくらい、
主役を努めた2人の我がレッスン生にも盛んな拍手が送られ、

ホッとして会場を後にしたのでした。





清水由美 



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霊魂の存在

2013-03-11 10:07:22 | Diary
“東大病院・緊急部長が語る「死後の世界」全国民必読”

という見出しに惹かれて、

実はコンビニで週刊誌を立ち読みしてきました。(^^;;

斜め読みで2~3分程度の時間でしたが、
そこに書いてある内容は、心から共感できるものでした。

要するに、東大病院で多くの患者を看取ってきた医師が自身の体験に基づき

「この世には学術的に説明が不可能な生と死があり、それを解明するには“霊魂”の存在を認めざるを得ない」

と述べているというものです。

特に印象に残ったのは、

死後の世界…から現世を霊魂達は
眺めていて、

それは、まるで観客席から競技場を観ているようなものであり、

現世は闘いの場所で、霊魂達のいる来世は安らぎの場所であると…。

安らぎの場所にいる霊魂達が、再び闘いの場所に入るために
「生まれ変わり」があるのではないかと…。

実は、この東大病院の先生の言葉に
私は救われた思いがあります。

昨年7月に突然、実母が他界したとき、
「なぜ?」という思いが強く残りました。

検査入院で前夜も夕食を完食し、
妹が「明日またくるからね!」と帰ったその翌朝でした。

担当医は、全く予想もしなかったと言っていたようですが、

私は今、改めて思うのです。

きっと母の身体はもう限界だったのだ…、東大病院の先生の言葉を借りるなら、それを“魂”が支えていただけだったに違いないと。

その証拠に魂の抜け出した後の
母の死顔は満足しきった穏やかな優しさに満ちていました。

霊魂は存在する…そう考える事で救われる心もあります。

今日は特にそんな思いを強くしています。



清水由美 





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群馬の逆襲

2013-03-10 09:27:18 | まちづくり
モバゲーなどでは「群馬の逆襲」というゲームが流行っているとか…。

都道府県知名度で最下位となった事実を逆手にとって

「おしい…広島」とか等より
より前向きでインパクトのあるキャッチコピーを打ち出すなら

このゲームのタイトルは、とてもポジティブで効果的だと思います。

知名度が低い原因ですが、

群馬県人は自分の住む場所が、どれほど素晴らしい場所なのかを自覚していないからではないでしょうか。

それに加えて、もともと自分を大袈裟にアピールするのが苦手でシャイな県民性である事も影響していて、以前からPR下手な面も指摘されています。


でも、
全国を転々としてきた県外出身の私が思うに

古代マニアには
「こんなに魅力的な県はない」のです!

ことに、古墳や遺物の埋蔵文化財は
どこを掘っても出てくる出てくる…。

北橘町の
群馬県埋蔵文化財調査センターには、
県内各地から出土した「お宝」が所狭しと展示されていますが、

ここにも入り切らない出土品は、

敷地内の資料館の収蔵庫に、とても無造作に並べられています。(~_~;)


( もっと工夫すればいいのに…)

と思うような並べ方ですが、
まぁ、これだけザクザク出てくれば飾る場所がないという理由も分かるような…。(^^;;

先日、渋川の金井東裏遺跡で発見された「甲を着た古墳人」で注目されているこの時期、

この際、本気で

最下位脱出作戦「群馬の逆襲」に取り組んでみてはどうでしょうか。




清水由美 







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方言マジック

2013-03-03 11:32:30 | Diary
年度末のせいもあるのか、
ここ数日は公私ともにオーバーワーク気味でした。

税務署に行く暇もなくて
また今回もギリギリになりそうです。

そんな先月から今月にかけて、
不思議なメールが届くようになりました。

「なにしとっとね。
幸恵婆ちゃんも元気やけんね…」

という九州弁の文面と、お婆さんとツーショットの若者の写真です。

( はて…、知人に幸恵という人がいたかなぁ。)

人違いかも知れないと思って、

『どちらにメールしていますか?
人違いですよ』

と返信したんです。

すると、

『人違いじゃなかと、○○さん(私のハンドルネーム)じゃなかとね?』

というメールが…。

以降、

『九州出身で今は群馬に住んでるんやけんね。僕は獣医をしとるとよ。』

『タモリとサンマとタケシの中でだれが好きとね。』

『焼き鳥屋さんに行ったことあると?』


などなどのメールが立て続けに届くことに…。

( 方言で安心させよって…!(-_-#)
これは出会い系サイトの勧誘メールに違いない。)

案の定、翌日
“love@love-chance.com”という出会い系サイトらしきメールが届き、

『返信すると料金が発生します』

というような内容の文面が記載されていました。

即座に、ブロックをしましたが

ちょっと脇が甘かったかな…と反省しています。


高齢者の写真と九州弁で安心させておいて、返信をさせるという巧妙な手口です。

私のハンドルネームを知っている事について思い当たるのは、
すでに閉鎖した地域のポータルサイトぐらいです。

以下が、最初に届いたアドレスです。

85a691350b6ab@msg.love

くれぐれもご用心くださいね!


清水由美 


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