声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

学びの街

2014-01-20 21:58:57 | 旅の楽しみ
街のイメージは、そこにある史跡や文化財によって決まるのではないかしら…

何度か訪れている栃木県足利市も
そんな街です。

街を歩いてみると、昔からの蔵や民家を改装したカフェやブティック、その近くに神社仏閣などが点在し、

古いものと新しいものとがバランス良く構成されている印象です。

特に足利学校の周辺には、教育の中心だった儒学の祖である孔子の像や、旗に織られた論語の教えが
至る所にモニュメントのように飾られ、

それらを声を出して詠みながら歩いていると不思議なくらい言葉がスーッと頭に入って来て素直な気持ちになれます。

高校時代、漢文が大の苦手だった私ですが、

この歳になって、ようやく孔子の教えの意味がわかるようになって来ました。
(~_~;)


五十にして天命を知る。
六十にして耳順がう。

手の怪我程度で済まなければ今日足利には来れなかったかも知れないのです。

因みに第三月曜日は、足利学校の休館日でしたが、
その分、鑁阿寺境内をゆっくり歩き、

縁結びで知られる織姫神社の石段を上がって足利市内を一望しながら、

先週の今頃は救急病院で痛みに耐えていた事を思い、
無事に過ごせた今日一日に感謝しました。

足利はやはり“学びの街”です。




清水由美 

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お詫びとお願い

2014-01-16 18:51:02 | アナウンサー 話し方 企業研修 ビジネス
後悔先に立たず、とは言いますが
「あの時、もっと気をつけておけば…」と思う事が起きてしまいました。(~_~;)

年末バタバタしていたので、年明けは温泉にでも浸かって…と思ったのですが、その温泉で転び怪我をしてしまい、
左手首骨折の診断を受け、
やや不自由な毎日を送っています。

怪我の痛みは治まり、どちらかといえば、ギプスの重さからくる肩凝りの方が気になるため、

本日の午前中、もっと軽いモノで固定する方法はないのかと整形外科医に相談しましたが、

医師から良い回答は得られませんでした。

ギプス姿は予想以上に目だつらしく、仕事先や受講者の皆様からも、いつも以上に気遣って頂き申し訳なく思っております。(-_-)

19日は歌唱指導している保育園の発表会で挨拶をする予定なのですが、
…この姿を見て子供たちは、
どんな反応を示すでしょうね。

とりあえず、仕事は予定通りこなしておりますが、
ジャケットの袖に手が通せないため、不本意ながら見苦しいスタイルで皆様にお会いする事を予めお詫び致します。

怪我をすると、余計に他者の優しさや思いやりある言動が、身に沁みるようです。

この経験を無駄にせず、研修の現場に活かしたいと思っておりますので、
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

清水由美 

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手拍子のルール

2014-01-10 22:35:01 | 音楽
年末の紅白で泉谷しげるさんが
手拍子を叩く聴衆に止めるよう
言った事が話題になっていましたが、

あのニール・ヤングも自分のliveで
客の手拍子に「違う!」とクレームをつけたとか…。

リズム感を大切にするミュージシャンなら、当然のことでしょう。

それで思い浮かぶのが、
フィギュアスケートの際の手拍子です。

例えば、浅田真央ちゃんや高橋大輔選手の華麗なステップの時、
会場から必ずと言っていい程、手拍子が起こります。

スケートリンクでは音の回り込みもあると思いますが、曲と手拍子がズレて
演技中にリズムが狂ってしまう事はないのかしらといつも気になります。(~_~;)

演奏中の手拍子では恒例のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートでラストに演奏される『ラデツキー』が有名ですが、
それだって、叩いていい時といけない箇所がありますね。

今年の指揮者バレンボイム氏は全く棒を降らずに楽員と握手して回っていましたが、

それでも違う場所で手拍子する人がいないのは、
皆がルールを守っているからでしょう。

そう考えると、
手拍子は入れるタイミングが大事で、その際にもルールがあるという事に気付きます。

興に乗ると、それを意に介さない客もいるので
入れて欲しい場合は予め客席に
「ここで、こんな手拍子を入れてね!」
とお願いするのがベターです。

例えば、ずいぶん前ですが、
パット・メセニーグループがツアーで来日した時、ヒット曲「First Circle」を演奏する前に、
予め聴衆にハンドクラップの練習をさせましたが、

本番でもバッチリ合ったハンドクラップには、
(さすがに、皆マニアだなぁ…)
と感心したものです。

手拍子(ハンドクラップ)
が曲の一部を構成していて重要な役割を担っている場合など、練習は必要という事ですね。

リズム感で気になると言えば
例えばイベントなどで
『上を向いて歩こう』を皆で歌う時、手拍子をお願いすると

必ず、スウィングなのに頭打ちする人がいます。(^^;;

違うリズムで手拍子されると、
まさに拍子抜け!

日本人のリズム感だから仕方ないと言えばそれまでですが…。(~_~;)

清水由美 

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新年の誓い

2014-01-06 16:24:25 | Diary
「今年こそ△△△する」

と毎年のように、思ってはいますが
なかなか実行することができず、

いつの間にか、忘れてしまうのが常でした。

…が、今年は何が何でもやらなければいけない事情が…。(^^;;

とにかく「週3日は一回30分以上のウォーキングを続ける。」事を誓います。


それと、ストレスをためないよう

①明日できることは、今日やらない。
②週に1日、休むと決めたら、何が何でも休む。


この二つを実践しようと思います。

ここに書いておけば、もう大丈夫。

…と、安心して、また忘れるかも
(≧∇≦)です。




清水由美 


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変な生き物NO.1

2014-01-03 09:54:02 | Diary
鳥羽水族館の深海生物ダイオウグソクムシの絶食が、いよいよ6年目に突入したとか…。(^^;;

“NO.1”という呼称の“彼”はいったい何を思うのでしょう…。
いくらアジの刺身などのご馳走を与えても、ガンとして食餌を拒否しているのだそうです。

そもそも、他の生物の死骸を食べて生きているグソクムシの特性上、
ある程度、食べなくても生きていけるものらしいのですが、

それ以上に不思議なのが食べていないのに体重が増えているという奇妙な事実です。

もしかして海水に溶け込む養分で生きているとか…?、自分の排泄物を自浄作用で取り入れているとか…?、冬眠中であるとか…?、
いろいろな理由が想像ができますが (^_^;)

こんなに飼育員を心配させるのも、なにしろ生態に謎が多いという事でしょう。

ダンゴムシの仲間では最大の26cm。

こんなのがそばにいたらゾッとするけれど、
顔を見ているとまるで、修行僧のようではありませんか。

もしかしたら、本気で生き仏を目指しているのかもしれません。{(-_-)}

がんばれ、NO1 !



清水由美 

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繰り上げスタート

2014-01-01 17:35:12 | Diary
穏やかな元日をどのように、過ごされていますか?

今年は喪中のため、年始のご挨拶を控えさせていただきましたが、
本年もどうぞよろしくお願いします。

さて、私の場合は、
毎年元日はニューイヤー駅伝の応援と決めて数年前から沿道ギャラリーをやっています。(*^_^*)

今年は、空っ風を予想していたランナーの皆さんには拍子抜けする程、暖かい上州路だったのではないでしょうか…。

そんな中、37企業チームがエントリーした今年の大会でしたが、

ニューイヤー駅伝は、企業のPRはもちろん、元気な企業イメージをアピールするには、ピッタリですね!

社名の入ったゼッケンを付けて走る事自体に、大きな意義のある大会だと思います。

但し、企業PRとなれば当然、TVに映る時間が長い事が条件です。(^_^;)

区間賞を取るか常に上位を走る事を各チームは目指しているワケですが、

大手有名企業ばかりが名を連ねる中、今年も耳慣れない企業チームがエントリーしていました。

創部6年目にして初出場、北陸にある屋根材などを作っているセキノ興産という会社です。

残念ながら、このチームは4区でタスキを繋げる事が叶わず、繰り上げスタートとなってしまいましたが、

それでも5区、6区、7区の選手たちは必死に社名の入ったゼッケンを付けて自己と闘っていました。

その直向きな姿勢に感動しました。

TVカメラに映る時間は少なかったとは言え、彼らの姿は沿道のギャラリーには、しっかりと焼き付いています。

お疲れさまでした!
来年も是非、ここ上州で会えますように…応援していますよ。(*^_^*)





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終戦記念日に

2014-01-01 00:00:00 | Diary
今年もまた終戦記念日がやって参り
ました。

"戦争を知らない子供たち"世代ですが
私の子供の頃には、まだ戦後が存在していました。
傷痍軍人さんと近所で、よく出会いました。
松葉杖姿で、途中で切断された片足を庇いながら、当時まだ未舗装の道を
いつも辛そうに歩いていました。

私の生家には「遺族の家」と書かれた
金属の細長いプレートが玄関の柱に
打ち付けられていました。
伯父がマニラで戦死した為だと後で
知りました。

戦争の事は両親から聞いて育ち、
それなりに平和の有り難みを感じ
ながら生きて来ましたが
自分たちの子供世代に平和の大切さ
を伝えていくのはとても難しいと
感じることがあります。

以前、ある仕事先でのこと
一人の若者が休憩時間に

「あぁ、原爆でも落ちないかな…」

といった一言が忘れられません。

自分にとって不都合や嫌な事があると

「エヴァンゲリオンのように全てが
破壊され、無になればリセットで
きるのに…」
と考えている人間がいる事は
地下鉄サリン事件が実証しました。

将来、同じような事件が起こらない
という保証はありません。

破壊活動や武力で解決することは
できない事をどう教えていけばいいの
でしょうか。

尖閣も竹島も、武力で奪い返せばいいと思っている若者たちには
憲法第九条など無意味なものだと
思えるのかも知れません。

平和を維持して行く事の難しさを
とりわけ感じる今年の終戦記念日
です。









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