声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

10年目の真実

2013-04-27 12:57:44 | Diary
視力が弱いせいにしていますが、私はよく文字を見間違えます。

先達ても、名刺交換した方の名前を読み間違えたばかりですが、(~_~;)

今朝も新聞見出しの
「元地裁職員『横領』実刑」の
横領という字が「横顔」に見え、

( えっ?横顔実刑ってなんだろ⁈
横顔を大衆にさらすってことかな?)
などと思ったり…。(~_~;)

どうやら、この大雑把な性格が
文字をよく見ずに勘で読んでしまう“悪しき習慣”に繋がっているのでは?と今更ながらに反省。

時すでに遅し、ですが
笑えるネタもけっこうあります。

以前、生放送のために毎日通っていたラジオ局に向かう道沿いに
お稽古事の看板が掛かっている和風住宅があるのですが、

その看板を、私は10年以上も見間違えていたのです。(~_~;)

毎日そこを通る度に

( 男性向けのお稽古事の教室なんだわ、何を教えているのかしら?)

と、思いつつ何の疑いもなしに
通っていたある日、

事実が判明したのは、

ラジオ局のKアナとの、ほんの些細な会話がきっかけでした。

「いつも、通る道沿いに『おとこの教室』っていうのがあるわよ、面白そうだから、一度取材しようかと思っているの」

そいういう私に、すかさずKアナは真顔で訊いたのです。

「ユミさん、ほんとうに、
『おとこ』って書いてありましたか?」

その瞬間、私の思考回路はピタリと止まり、

( もしかして…おこと??)

そう思った瞬間、
10年間の興味の蓄積の山は、ガラガラと無残にも音を立てて崩れ落ちてしまったのでした。

その時ほど、冷静沈着なKアナの洞察力に感心した事はありません。

…っていうか、私が単にそそっかしいだけかな?? (^^;;


清水由美 
コメント (2)
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母性いろいろ

2013-04-25 20:18:58 | Diary
今日の午前中は地域の子育て支援事業で、乳幼児の子守をしてきました。

小さな子供たちの可愛いい仕草や表情には癒されます。


安倍首相の「育休を3年、子供を抱っこし放題抱っこして職場に復帰…」

理想的ではありますね。

でも、現実的にみるとかなり無理があると思います。

職種や仕事内容によっては不可能なものもありますし、

私が一番問題だと思うのは、

「母性本能は母親になったからといっても、誰しもが普通に持っているとは限らない」という事です。


今から25年前の4月に次男を出産した病院で私が見たのは、
まさに母性の欠落した母親でした。

新生児室から赤ん坊が帰ってきた夜のこと、
向かい側のカーテンの奥から赤ん坊の泣き声が聞こえてきた瞬間、ピチャ、ピチャっと何かを叩く音がするのです。

最初のうちは、母親が自分の顔に化粧水でもパッティングしているのかしら?と思っていましたが、

どうやら、そうではなく
そのうち罵声が聞こえてきました。

「うるさいっ!だまれっ!」

そういいながら彼女は産まれたばかりの我が子を平手打ちしていたのです。

驚いた私は、すぐに同室の妊産婦と一緒に止めに入りましたが、

「どうして、赤ちゃんを叩くの?」

と訊くと、
「産む時、苦しい思いをさせやがって
腹が立った。」

と、その母親は平然と言うのです。

驚いた私は、すぐに婦長さんを呼びに行きましたが、

翌日も婦長さんのお説教を聞かされた
彼女は、
「こんな病院、出て行ってやる!」

と言って帰り支度を始めました。

さすがに、彼女の態度に驚いた旦那が
強い口調で
「オマエ、いい加減にしろよ!」
と窘めていましたが、

その時に思ったのが

母性愛は皆に自然に備わっているものと思いこむのは間違いだ、という事です。

事実、それが原因と思える事件が頻繁に起こっています。

育休3年論より、子供への虐待を防ぐために、社会全体で子供を守る政策を充実させるべきではないでしょうか。


清水由美 

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戸川先生

2013-04-22 23:20:03 | Diary
ちびまる子ちゃんに出てくるメガネの優しい戸川先生の
丁寧な言葉使いが好きです。(*^_^*)

先日、小学二年生の子供に対し担任の女性教師が
「バカ、ウソつき」などの暴言をはき、担任を外されたというのがニュースになっていましたが、

このニュースを聞いて、私も長男が小学生の頃の事を思い出しました。

ある日、忘れ物を届けに長男の教室を訪れた時のこと

いきなり教室の中から、罵声が聞こえて来たのです。

「おめえら!なに考えてんだっ⁈」

驚きました。
とても、あの丁寧な優しく上品なイメージのA先生の言葉とは思えない…。(~_~;)

A先生は、父兄の間でも教育熱心で評判の女性教師でした。

その後の言葉遣いは、まさにニュースで問題になったのと同様の内容です。

結局、私はイヤな気分でそのまま教室を後にしたのですが、

そういえば以前、参観日のあとで息子に
「A先生って、優しくてイイ先生ね!」と言うと

「普段は、そんなことないよ」

と言ったことがありました。(-_-)


先生方にお願いします。

子供達に、どうか暴言を吐かないでください。
子供は親を含め、子供の頃に関わった大人の真似をします。

乱暴な言葉使いは、そのまま受け継がれます。
子供の将来の人間関係にも大きく影響します。

暴言を吐いたところで、即、子供達が素直に従うとは思えません。

萎縮するばかりか、先生との信頼関係まで壊れてしまいます。

心をシャットアウトさせてしまう暴言では、子供達を納得させる事はできません。

ちびまる子ちゃんの戸川先生のように、子供の人格を尊重した言葉使いこそが、
「ことばの教育」そのものだと思いますが…違いますか?


清水由美 

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トムヤムクンの常識?

2013-04-21 23:14:28 | Diary
昨日は高校の同窓会でした。

とは言っても、島根の高校の同級生が都内に集まって半年に一度開いている会ですので、

常時14、15人の小規模な会です。

今回は初めての土曜日開催という事もあって、特別に昼の部を幹事のサトウさんが企画してくれたお陰で、

隅田川クルーズや浅草界隈での散歩をゆっくり楽しんできました。

夜は銀座のカラオケハウスで飲み放題歌い放題というハズだったのですが、

おしゃべり好きが多いためか、カラオケは後回しで、飲む食べる…に集中していて、あっと気付いた時は時間切れまで30分。

というのも結構お料理がイケる内容だったのです。
ベトナム料理かタイ料理のトムヤムクンをすすりながら、

(量も味もまあまあだし、カラオケ屋さんの料理にしては充実しているね!)

と、満足げにスープの中のシシトウを
かじった途端、口から火を吹くような熱いモノが…。

そうなのです。
私とその隣に座っていた幹事のサトウさんは、無防備にも、うっかり唐辛子を食べてしまったのです。

それからがタイヘン‼

「辛い!辛い‼ 何なんだコレは⁉」
「お店の人も教えてくれればいいのにねっ‼」

と、泣きながら、フロアをのたうち回ったのでした。

この話を夫にしたところ、

「唐辛子を食べること自体が非常識。トムヤムクンを知らないヤツがやりそうな事だ」

…と冷ややかに、のたもうたので
あります。

それにしても、私の胃、大丈夫かなぁ…。(~_~;)

清水由美 

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忙しい…は言えない

2013-04-18 10:58:07 | Diary
京都時代にお世話になった
メインパーソナリティーの武部宏さんの言葉で、
忘れられない一言があります。

当時の私は、KBS京都ラジオの生放送が終わると、
そのままラジオ大阪の取材に出かけて
土日はイベント司会という慌ただしくも落ち着きのない生活を送っていました。

そんな時には武部さんから

「忙しい忙しいと言うな!心を亡くすのはちっともカッコイイことやない。みっともない事だぞ!」

…そう言われて窘められた事があります。

以来、恥ずかしくて「忙しい」という言葉を使えなくなりました。(^^;;

実は、昨年度の町内会班長が終わったと思ったら、今度は保健推進員なるお役が回ってきました。

軽率にも承諾したあとで、これは大変なことだと思い始めています。

自分の健康でさえままならないのに、やっていけるんだろうか…。

主な仕事は地域の乳幼児を持つ家庭への子育て支援や高齢者への健康教室などのご案内。

でも、忙しいという言葉は使えません。
だって、心を亡くしてはお役を担うことはできませんものね。(~_~;)

微力ですが、がんばります。



清水由美 

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“農家の長男”限定

2013-04-16 22:51:50 | まちづくり
今日は私の住む町から車で10分の大胡町の歴史研究会の方々と仕事でご一緒しました。

前橋の中心部から約30分、かつては城下町として栄えた大胡地区には、

小高い丘の上に登れば、町が一望できる城跡があり、
建物は無くても至る所に組み合わせた大きな石や、
枡形門などが当時の面影を残しています。

すぐ近くには大胡神社、そしてかつての城主であった牧野氏の墓所のある養林寺という桃山時代から続く寺もあって、
普段何気なく訪れていた私にとって
新たな発見ばかりでした。

以前から、この地域に無形文化財の
太々神楽という伝統芸能がある事は
2001年の国民文化祭の時に一度だけ観て知っていましたが、

ここ十数年は、あまり話題に上る事がなく、不思議に思っていたところ、
その原因がわかりました。

どうやら、後継者の問題があるようです。

お神楽を舞うのは「農家の長男」という決まり事があるのだとか…。

農家に長男がいなくなった…と研究会の方々はタメ息をつきながら話してくれましたが、

それなら決まり事を変えればいいじゃないか、どうせなら「女人禁制」なども撤廃して…と思ったりもしますが
それには、様々な問題があるようです。
地元の方々が昔から大切に受け継いできた慣習を無視する事になるからです。

伝統を守る…という事の難しさを改めて知った思いがします。(~_~;)

立派な大胡神社境内の神楽殿には内部が外から見えないように真新しい板が打ち付けられていましたが、

今は舞われる頻度も少なって、まさに存続の危機にある事を、象徴しているかのような佇まいでした。

太々神楽の紹介

http://www2.gunmabunkazigyodan.or.jp/cgi-bin/item.php?id=67



こちらは、
法然上人からの御返書を読む大胡太郎実秀




清水由美 



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上州弁かるた

2013-04-06 07:22:21 | Diary
昨夜からここ前橋では珍しく無風状態が続いています。

これだけ静かだと…嵐の前の静けさという言葉が浮かんでくるように

何だかとても不気味です。

この時間は穏やかに晴れていますが
本当に爆弾低気圧は来るのでしょうか…。

本日、首都圏近郊の某屋外イベントに出かける予定を変更せざるを得なくなった私にとっては、

予定変更した事が果たして良かったのかと、
何事もなく晴れているうちは
迷いつつ後悔しつつ過ごす一日になるワケです。(~_~;)

まぁ、こんな不安定な状況の時には家から出ないでいる方が確かに安心ですが、

そんな時にも楽しめそうな音声ソフトがありました!

「上州弁かるた」です。(^ ^)

方言は文化という観点に基づき残して行くべきもの、という積極的な取り組みを、より具体化したCDですね。

群馬に嫁いで来て27年、満足に上州弁が使えない私には、特に高齢者との
コミュニケーションに役立ちそうな
ソフトです。

ちなみに、声の出演はエフエム群馬の地元出身アナが担当しています。

介護のお仕事などを考えている方、是非ご参考になさってください。


清水由美 

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