声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

真っ直ぐに帰る理由

2024-05-31 06:03:00 | Diary
午前中の仕事を終えて、

東京駅に向かう京浜東北線車内で
横浜に住む息子にメールする。


「顔も見たいけれど今日は帰るね」と。

息子からは返信がない…

次に
「昨日、近所で体長90cmの子熊が出たらしいので今日は早めに帰るね」

と送ると即座に
「熊が出るのか⁉︎」と返してきた。

仕事が忙しい時期らしい。
やっぱり邪魔しないでおこう…


東京駅について次の新幹線を待つ間、
ふと見上げた電光掲示板に見覚えのある地名が出ていた。




《はくたか》に乗れば、
彼女の棲む街に行けるのだなぁ…

そう思いながら、ふと何年会ってないかなと考えた。

多分、京都で会って以来だから約10年前?

次は軽井沢で会おうと言っているのだけれど、
今年中に実現できるかなぁ…

5月も今日で終わり…

日々の流れも新幹線並みに速く感じるこの頃…



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AIリスクについて知るべし

2024-05-28 08:02:00 | 最近の話題
文章にしろイラストにしろ、
過去にネット上に発表されたものを組み合わせて作ってくれる…

それがAIだと、私は認識している。

1番気をつけなければならないのは著作権に関することだ。

例えば、
スマホアプリのガレージバンドでBGMを作るとする…

ガレージバンドで作ったBGMは著作権フリーのはずだが、

youtubeにUPすると、

たまに、どこか外国のクリエーターの曲と似ていると判断されると《著作権》の文字がハンコで押されたように出てくるのだ。

コード進行が同じ場合は、偶然似てくることもあるので要注意だ。

恐らく、これもAIが判断するのだろう…

イラストに関してもプロンプトを入れて簡単に作成する事ができるが、

どうしても、どこかで見たようなイラストが作られてしまう…

そこで顔の目鼻を描かないようにする、もしくは、顔の部分を消して自分で描く等のアレンジを加えることになる…

AIに
「このイラストは著作権に違反しませんか?」と訊けば

「問題ありません」と答えるが、

疑り深い私は、やはり気になって仕方ないのだ。


トップの黄色い本には、AIを頼って書いた論文で失敗した例や、

様々な事業でAIを使ったばかりに失敗した例が多く出ている。

とどのつまり、
最初からAIに作らせてはいけない…という事なのだろう。

1番良いAIの使い方は、
自分で書いた文章を短くしたい場合だ。


例えば、以前作った研修用のビデオのスクリプトが長すぎて、3分半以内に収まらない。

そこで

「どこを削れば良いと思いますか?」
と訊くと、

カットしても良い箇所を丁寧に説明してくれる…

これはとてもありがたい。

使い方1つで、功にも罪にもなる…

それがAIだ。



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チャオチャオペピーノ

2024-05-28 07:33:00 | Diary



ナスとメロンをミックスしたような味がするらしいけれど、

想像できない…

多分、そんなに美味しくはないだろう。

でも、
見ていると、つるんコロンとしていて
何だか愛おしい…

ペピーノという名前に
(なるほどなぁ)と思った。

誰がつけたか知らないが、見た目と名前のイメージが合致している。

昔のカンツォーネで
『チャオチャオバンビーナ』というのがあったが、

ペピーノには、それと同じイメージがある。

「チャオチャオペピーノ」ってタイトルで歌でも作ってみるかな…


最近、夫が久々にピアノの弾き歌いを練習し始め、

その曲が頭の中でループして、なかなか抜けない…

ひと回り以上も離れている年下のGFに作ってもらった歌詞にメロディをつけて歌っているが、

おじさんが女の子の言葉で歌うので、
少々気持ち悪い。

歌の途中で「悪夢だわ」という歌詞があるが、

私はついそこで「地獄だわ」という合いの手を入れたくなるのだ。

そのせいか昨夜は、変な夢を見た。

昔、一緒に番組を作っていたディレクターのOさんと、ラジオ局のパーティで再会する夢だったが、

病的に痩せた青白い顔をしていた…

もう何十年も会っていないが、大丈夫だろうか?

SNSは昨年の春から更新されていないが、元気だといいなぁ…









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Winny

2024-05-25 07:55:00 | 映画・ドラマ
昨夜からの強風で庭に置いたままだった夫のDIY用のテーブルが横倒しになっていた。

午前中も風が治らなければ、しばらくこのままにしておいた方がいいだろう…

昨日の幼児教育に携わる新人スタッフ130人を対象にしたオンラインセミナーでは、
共有資料がスライドショーにならない等の予期せぬトラブルに見舞われた。

設定を変えていないのに、何故なのか?

まぁ、こういうトラブルはオンラインでは付き物だ。
何が起こるか予測できない事をアレコレ考えても仕方ない。

終わった事より、これからの事を考えよう…
今月末も都内で、もう一件オンラインセミナーがあるのだ。

それにしても…

昨日、気分転換にAmazonプライムで観た『Winny』は、いろいろと考えさせられる映画だった…

事件が起きた当時のことを思い出しながら観たが、

あの頃の自分は、

( とんでもないことを考える人がいるものだ)

と、金子勇氏に対し少なからず悪しき印象を持っていた。

それが、この映画によって、多くの誤解があった事を知った…

ネタバラシになるので、ここでは書かないが、

有罪判決を受けた後で

「頑張って必ず無罪を勝ち取ろう」という東出昌大さん扮する金子勇さんに

壇弁護士役の三浦貴大さんが

「この国では一度でも有罪になると名誉の回復は困難なんです!」
と叫ぶシーンが印象的だった。

しかし、無罪を勝ち取るまでの7年は長い…

この7年間で、どれだけの事ができただろうか?

そう考えると、そもそも正義とは何だろう…

こんな風に嘘や間違った情報の蔓延する現代では、
それらに踊らされる我々は、何を信じれば良いのだろう…

既に真実そのものを見る目が麻痺しているのではなかろうか。

…悔しい。

観終わった後で、
そんなやり場のない怒りに近い感情が湧き出てくるのだ。

気分転換とはいかなかったなぁ…






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ありがとうナナ…

2024-05-18 09:00:00 | Diary

義母の愛猫ナナが昨日、旅立った。

我が息子が高校生の頃に拾われてきた猫だから、恐らく20才前後?

人間なら96才くらいだから、大往生だ。

一昨年の夏の義母の入院中に、もうダメかと思うほど痩せて衰弱していたが、

義母が退院してからは、再び元気を取り戻した。

よく、ここまで頑張ってくれた…
ナナには感謝しかない。



93の義母にとっては、ナナの世話をするのが生き甲斐だっただけに、

その落胆ぶりは如何程か…

ただ、ナナ亡き後にも、
もう1匹、8才になるオス猫がいる分、

いくらかは寂しさも紛れるだろう…

残念ながら、このネコはなかなか手強く私が行くと威嚇してくる…

近いうちに、ニャンチュールでも持っていこう。







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JAZZを聴きたくなる夜

2024-05-17 06:15:00 | 音楽
サンボーンが亡くなった。

最初に聴きに行ったのは、大阪フェスティバルホールだったか?

あの時は『バックストリート』を出した直後だったか…
マーカス・ミラーがステージでぴょんぴょん飛び跳ねていたなぁ…

最後に聴いたのは、ブルーノート東京…

スティーブ・ガットとボブ・ジェームズとのセッション…

これは最高だった…もう10年前だ。

ブルーノートの感想もこのblogに書いた。




78歳…残念だ。

もうLIVEで聴くことは叶わない


今夜は、YouTubeを聴いて偲んでいる。

サンボーンのアルトサックスの音色は、
都会的でセンシティブ…

恐らく多くのファンは、
私を含めて、誰が演奏しているか訊かなくてもすぐにわかる…
それほど親しんだ音色だ。



有名アーティストの訃報が続いている…

生で演奏を聴くのとYouTubeでは当然違うし、
何よりYouTubeでは、空気感や音圧は伝わって来ない。

聴きに行ける時に行っておくべきだと、最近になってつくづく思う…



そういえば、高崎芸術劇場からの会員メールで、

サイモン・フィリップスのチケット予約の案内が届いていたが、

まだチケットは取れるだろうかと調べてみるとS席に空席があった。

チケットは取れたが、

最近は、この類の音楽から遠ざかっているので正直、彼の最近の音楽活動についてはよく知らない。


YouTubeに、どうやら7月の公演と同じメンバーでの演奏動画を見つけた…

うーむ、決してキャッチーなサウンドとは言い難い。

まぁ、この手のサウンドもたまにはいいか…な。










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山があるから登る

2024-05-16 16:35:00 | 報道 ニュース ワイドショー
世間が騒がしくなってきた…

安芸高田の石丸市長が都知事選に出るという。


私は都民でもないし、安芸高田市民でもないが、

自民党が候補者を立てないという前日の記事で都知事選への興味が失せた後だけに


今日の共同通信の記事を読んだ後で、

(コリャ、面白くなってきたわい…)

と、ニンマリしたものだ。

傍目から見れば、
たった一期だけで投げ出すの?
安芸高田を見捨てるの?という見方もできるが、

ご本人は至って前向きなようで、
「やれる事はやった…」とのコメントが記事にはあった。

とは言え、懸念材料も多い。

41歳という若さからか、
世間ズレしていないし融通が利かない、

なぁなぁで済ますことができず、
居眠り市議を注意してケンカを売る…

悪く言えば、人とトラブルを起こすタイプのようにもお見受けした。

きっと、この人が都知事になったら新たなトラブルが発生するに違いない。

ただ何もやらずにトラブルを避けて通るのが良いのか、
働いてトラブルを起こすのが良いのか…

いずれにせよ、大変だろうけれど…
私だったら後者を評価する。

この御仁は、十分に若い。

高い山に敢えて挑戦する事に拍手を送りたい。

ようやく咲き始めた我が家のバラが雨に濡れているのも

いとをかし…










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再び平穏な日々

2024-05-07 09:40:00 | 映画・ドラマ

今朝5時雨の中を車で5分かけてゴミ出しに行く。

集積場所には、茶色の軽自動車が停まっていて、
その奥には集積庫から溢れたゴミ袋で大きな山が築かれていた…

GWで1日だけごみ収集日がなかっただけで、こんなにゴミが溜まってしまうのだ。


世間では再び平穏な日々が始まった。

家の周辺ではムラサキハナナが群生し始め、
果樹園のあった場所には、ブルーベリーの花が咲きはじめた。

そんな長閑な景色を眺めながら、今年は実がなるかなぁ…

竹林のタケノコで満腹になれば、イノシシもブルーベリーの根っこを掘りに来ることはないだろう…

と、
自分に都合の良い方に考える。


昨日は、

ドラマ《老害の人》と
洋画版の《生きる》をみた。

《老害の人》は内館牧子さんの原作だが、

確かベストセラーになったため図書館では2年待ちだったような…

ドラマでは、笑えるシーンが多いのだが

自分の現状を考えると、笑ってばかりもいられない。


洋画版《生きる》は、黒澤明監督の『生きる』のリメイク版で、
そのまま訳されて《LIVING》というタイトルがついていたが、

黒澤監督のは、昔観たはずなのに内容の殆どを忘れてしまい、
憶えているのは、最後で志村喬さんがブランコに乗って『ゴンドラの唄』を歌うシーンだけ…

リメイク版の主人公がブランコに乗って歌うシーンでは、
何を歌うのかな?と思っていたら、

スコットランド人なら誰でも知っているらしい愛唱歌だった。

ストーリーに関しても、
リメイク版は、思いのほかドライに描かれているような気がした。

良い映画には違いないが、
やはり、志村喬さんは名優だ。

そして、映画《生きる》は『ゴンドラの唄』に限る…

そんな感想を持った。


こんな平穏な日々に感謝しつつ、つつがなく暮らしたいものだ。








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21時以降は食すべからず

2024-05-06 09:11:00 | Diary
リハでは元気よく歌っているけれど、
睡眠不足がやや祟って、

本番終演後は声枯れでスカスカだった。


枕が変わると眠れないのは昔からだったが、
前泊した北朝霞のビジネスホテルでも同様だった。

不眠の原因はいろいろあるのだが、

まず温度調整が上手くいかなかった…

このホテルは、
できてまだ新しくロビーも部屋もピカピカだったのだが、

室温22℃の自動にすると寒々とするし、
かと言って暖房にすると暑すぎる…

エアコンを消して布団を掛けると丁度いいのだけれど、
途中から暑くなって寝苦しくなる…

21時前にチェックインして、
持参の夕食弁当を食べた後で、いつものY1000を飲んだ。

入浴を済ませてベッドに入ると23時を過ぎていた…

次に目が覚めたのは1:30、

ここからが大変だった…

どうしても眠れないのだ。

画像を見ずにyoutubeの音だけ聞くことにして、

フランス語講座や、源氏物語の朗読、癒し系の音楽チャンネルなどを聞いてみたが、
やはり効果がない…

今度は、
《脳が眠れる…》
《深い睡眠のための…》
《10分で眠れる…》

…などを片っ端から聞いてみたが、
やっぱりダメだ!

特に《朗読》《雑学》系は、どうしても内容に関心がいってしまうため、

かえって逆効果になってしまった。

気がつけば午前3:00、
あと3時間で起きなければならない…

焦りながらも、
どうして眠れないのかと考える…

夕食が遅すぎたのも原因の1つだ。

いつもは、21時には就寝しているのに、

その時間に夕飯を食べたワケだから、
胃腸の消化時間などの狂いも影響しているに違いない…

コレが多分、1番の原因だと思う。

胃腸を休ませる時間に働かせてはいけないのだ。

しかし、声の仕事にとって前日の睡眠不足は致命的だ。

なんとかならないものだろうか…

(−_−;)








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《祝典行進曲》初演メンバー出演

2024-05-05 12:09:00 | 音楽

人生とは不思議なものだ…

自分の若かりし頃を再現するような事が思いがけないタイミングでやってくる。

関西の陸自音楽隊に四十数年前に勤務していた頃、

千里ニュータウンのセルシーの「たそがれコンサート」というイベントで初めて司会をした。

自分で一生懸命、司会台本を作り、練習もして本番に臨んだのに、
終演後に先輩自衛官から、

「なに言っとるんかさっぱりわからへん」

「早口すぎる!ディズニーのリスが喋っとるみたいや」

と言われ、落ち込んだ…

司会デビューは苦い思い出だ。


昨日の朝霞市民会館で開かれたスーパーシニア音楽団楽悠のコンサートでは、

久々に司会と歌で出演した。

縁あって数年前から音楽隊OBから声をかけてもらい、
毎年秋に下田市で開かれる昭和歌謡を歌うコンサートにも出演させてもらっている。


人生も終盤の今頃になって
(そもそも自分はなにがやりたいのか?)

と考えることが多くなった。

どこかで、
若かりし頃に抱いた夢や希望を、まだ捨てきれずにいるのではなかろうか?

そんな時にいつも思うのが、

( 音楽は楽しい、コンサートに関われる自分は幸せだ)

ということだ。


昨日の司会では、

オープニングの祝典行進曲が終わって、
團伊玖磨生誕100年の話題から

エッセイ集『パイプのけむり』の祝典行進曲初演当時の行を紹介し、

「ちなみにこの時に演奏した方は?」

と訊くと、

なんと舞台上の出演メンバー、4名から手があがった。

65年前の国立競技場の初演メンバーがいる楽団は日本全国を探してもそうはいない、

スーパーシニア音楽団・楽悠の演奏する『祝典行進曲』には他のバンドにはない付加価値がある…

そう思うと司会にも熱が入る。


1部の《世界の行進曲》で演奏した『フローレンティナー行進曲』の美しいメロディーには

44歳で亡くなった作曲家フチークの、
楽しかったであろうフィレンツェの旅を想像し、

(なんて美しいメロディなんだろう…)
と、思わず胸が熱くなった…

舞台ソデで聴く吹奏楽もなかなかのものだ。

2部の《懐かしのTV・映画音楽》特集では、

「東京ブギウギ」での観客の手拍子と笑顔が嬉しかった。

ステージと観客が一体となった瞬間は至福の喜びがある…

司会と歌、年齢的にはかなりハードだが、
やり終えた後の充実感は大きい。

アンコールでは
自衛官時代、初めてステージで歌わせてもらったマイフェアレディの

「踊り明かそう」を歌った。

もうちょっとで、脚が攣りそうだったが踏ん張った。

まさに、
原点回帰のコンサートだった。


昨日は元中央音楽隊隊長の野中さんとも何十年ぶりかで会えた。

ちなみに團伊玖磨作曲『祝典行進曲』は、

昭和34年4月10日、
馬車パレード後の夕刻5時から明治神宮外苑の国立競技場で行われた
《皇太子殿下ご成婚を祝う夕》で初演。

その時に演奏したのは、

陸自中央音楽隊、海自東京音楽隊、空自航空音楽隊、警視庁音楽隊、東京消防庁音楽隊、皇宮警察本部音楽隊、米空軍第5音楽隊の7バンドの合同演奏だった。

当時の音源を探してみたが…見つからなかった。


先だってAdoさんのコンサートで音響問題を取り上げていた記事を読んだが、

競技場などの広い屋外会場では音の回り込みがあるため、
自分の演奏した音が遅れて聞こえたりするため、演奏しづらい。

65年前の初演時はどうだったのだろうか?

今度、初演メンバーにお会いした時は、
当時の話を詳しく聞きたいものだ。


スーパーシニア音楽団・楽悠の祝典行進曲2019年の演奏動画はこちら














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