声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

昭和を感じる街並みで

2023-10-07 17:19:00 | 旅の楽しみ


海岸線を走る車窓から見えた駅舎に思わずカメラを向けた。

海岸の名前が、そのまま駅名になっているらしい…

レトロな作りが何ともいい…

伊豆急下田の駅を降りてから街並みを散策しながら目的の宿泊施設まで歩く間も、

昭和を感じる佇まいが随所に見られた。




ユニークな看板だ。





『パーマだけじゃないよ、髪も切れるよ』と、わざわざ宣言してるんだな。

こっちのほうも昭和そのもの…




「あれ?裕さん何でここにいるの?」

と、思わず声をかけてしまいそうだ。



オイラはドラマー♪ 

ハミングしながら歩く…

今日は一度も発声練習していない。
歩きながらハミングすると多少は違うかな。

明日は、いよいよ本番だ。


さてと、
そろそろ昭和の時代へタイムトリップする準備でもするか…な。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

磯の香りがする街

2023-10-07 16:49:00 | 旅の楽しみ
三連休の初日、

下田市で開催される明日のコンサートのための移動日である今日が、

地元の祭りの日である事をすっかり忘れていた。
駅前の駐車場が空いていないかも知れない…

チャーターバス移動にせよ、電車移動にせよ駐車場にマイカーを置く事ができなければ、どうにもならない。

時間的余裕がない状況では、焦ってまた転んでケガする事だって考えられる。

あれこれ考えた結果、
胸椎への負担をなるべく少なくする事を最優先して、

早めに家を出て、ひとり電車で現地に向かうことにした。

乗り継ぎの少ないパターンを選び、
《ゆっくり歩く》で目的地までの電車を検索、
東京までは思いのほか空いていてグリーン席も空席が目立っていた。

熱海から伊豆急に乗り換えて、1時間40分…
電車のガッタタンガッタタンという独特のリズムに郷愁を感じつつ、いつの間にやら居眠りをしていた。

目が覚めると、
私の前に座っていた夫婦は、私と同年代の女性客2人に替わっていた。

海が見えた。
波もなく穏やかな海だ…

しばらく眺めながら、
(早くきてよかった)と思った。

帰りは夕方以降になるから、こんなに穏やかな海は見られないだろう。

何度か下田には来ているが、伊豆急下田駅に降りるのは初めてだ。

駅構内には観光地らしいモニュメントや土産物屋が並ぶ。








宿泊先まで徒歩で8分とある。
タクシーを利用するには近すぎる。

ここ数日はケガのせいで歩いていないせいか運動不足がたたり、胃腸の調子も良くない。

痛みもないし、散策しながらゆっくり歩くことにした。

キャリーバッグを引きづりながら時々立ち止まって周囲をキョロキョロ見回していると、
前から歩いてきた地元民と思われる高齢女性2人が、

「どちらへお越しですか?」

と声をかけてくれた。

行き先を告げると、

「この道を歩いて行くと三叉路に突き当たるので、そこを右に折れてください。
そうすると見えてきますよ」

と親切丁寧に教えてくれた。

御礼を言うと、

「ありがとうございます」と逆に御礼を言われてしまった。

さすがに歴史的な観光地、外から来る客に対しての《おもてなしの心》が根付いているのだ。





磯の香りがする…
下田はいい街だな。








  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湯檜曽は楽園

2023-06-04 22:47:00 | 旅の楽しみ
ドライブ中もソワソワ落ち着きのないM嬢を乗せてキャンプの下見に行く。

みなかみ町の湯檜曽で川遊びをした後で

高山村の中山盆地にある道の駅に立ち寄ると、
新たな観光施設ができていた。






ジェラートやピザが食べられるカフェもある。

なかなかいい感じ…

道の駅の駐車場の片隅では、
アマチュアバンドの路上LIVEを開催中らしく、
何バンドかが入れ替わりながら楽しそうに演奏していた。

聞き覚えのある最近のJーPOPの演奏に、
(学生バンドかな?)と思っていたら、

いきなりベンチャーズのパイプラインが始まった。

(今度はオジサンバンドだな…)

雨の御堂筋〜京都の恋へと懐かしいメロディが続く…

それを歌える私は、自他共に認めるオバサンである。

夫は、チューニングが狂っているのが気になるらしい…

普段、私の話は聞こえづらそうにしているのに、
50m離れた場所から聞こえるギターの音は聞こえるのだな。

「これだけ暑ければチューニングくらい狂うわよ」

と、私は彼らを庇う。

正直、羨ましいのだ。

自分たちの演りたい音楽を人前で演奏する機会のある彼らが羨ましい。

「また、バンドやりたいね」

と夫に言ってみるが、
もう何年繰り返しているだろう…
なかなか実現しない。

最近、孤立感を深めている原因は、出不精に加えて、
何をするにも腰が重いからだ。

夫の趣味は園芸、
私は…、読書と動画作り?

犬連れドライブ以外に共通の楽しみはない。

結局、機会は自分たちで作らないと何も始まらない…と言うことだ。

友人知人のSNSを見ていると、その思いを強くするばかり。

そろそろ重い腰をあげないとなぁ…
(-。-;

湯檜曽の動画UPするつもりで自作カラオケを作って夜中に歌の練習していたら
「うるさい!」
と言われた。

これじゃ当分バンドはムリだな。
(^_^;)












  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カフェが休業していた

2022-11-14 13:11:55 | 旅の楽しみ

「この辺りに白い壁の洒落た店があったんだけどなぁ」

と言う夫の後をついて行くと

ウッドデッキの奥にテーブルと椅子が積まれたままの、
一見すると一般住宅にも見える大きな洋風の戸建の庭先に着いた。

ドアの奥に人影が見える。

「こんにちは!」と声をかけると、

私とほぼ同年代の女性が出てきて、

「あら〜、ダルメシアン…珍しい!」
と笑顔で答えてくれた。

「以前はカフェでしたよね?」と夫が訊くと、

「そうなんですけれどね、コロナでお客さんが来なくなったので、休業中なんです」

と、申し訳なさそうな表情で言う。

「でも、またそのうち始めようと思っているところですから、また寄ってください」

と人懐こい笑顔で見送ってくれた。

周囲は紅葉の美しい場所で川も流れている…
水音を聴きながら色づいた木々の中で温かいコーヒーを飲むのは叶わなかったが、

そもそも目的を持って探さないとわかりづらい場所だ。

こんな人里離れた場所にカフェがある事自体が意外な印象を持った。




場所を登録しようと思ったけれど、
マップで検索しても出てこないので、近くに立っていたカルタの説明板を撮ってきた。

なんて名前だったかな…

《シエスタ》という名前が店の名前についていたような…

検索すると『シエスタの森』というカフェのようだ。


今日のニュースで

《自粛生活の反動として期待されるリベンジ消費は限定的》という記事を読んだばかりだけれど、

この手のネガティブな記事が出るたびに、
廃業や閉店を考えざるを得ないオーナーもいるのではなかろうか…

それが、とても残念でならない。

次来る時は開いていますように。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

露天風呂、マスクどうする

2022-10-22 22:58:00 | 旅の楽しみ
《大型犬ok》《和食》《旅館》で
検索すると有名温泉街のホテルや旅館がヒットした…

キャンプはもう寒いし、
できれば温泉に入りたいし…

それに12月まで旅行割やっているはずだし…

「行くなら今でしょ!」
と言いつつ、

冒頭の3つのキーワードに当てはまる旅館の下見に行ってみた。

HPの空室カレンダーには、
今月末の日曜が空いているとあったので、

「来週月曜だけ仕事を休めばいいよね」
などと言いながら、

少し遠回りして着いたのが午後3時過ぎ。

曇り空のせいか、建物全体がくすんで見える。
それに、玄関のガラス戸から見えるフロントのあたりは、電気もついていないような暗さだ。

温泉街特有の賑やかな雰囲気は微塵も感じられない…

玄関前には3、4台の車が止まっているが、
犬が出入りする気配はなく静かだ。

一瞬場所を間違えたのかと思ったが、
外壁に描かれた看板の文字は確かに先ほど調べた旅館に違いない。

写真のイメージとは随分違う。

縦長の外から見ただけで狭く感じる建物のまわりを一周して、さらにガッカリした。

旅館の前は急な坂道だ、近くでHalを散歩させる場所がない。

それに、
この建物の造りだと、部屋には階段を使って出入りしなくてはならないだろう。
急な階段はHalにはのぼれない。

「下見にきてよかったね」
と言いながら予約を諦め、旅館を後にした。



帰り際、露天風呂で有名な賽の河原近くを散歩したが、
鬼の相撲場の辺りは、すでに紅葉が始まっている。

皇太子御結婚記念とあるが、
天皇陛下のご成婚時に植えた樹だろうか?


露天風呂まで400mは散歩コースとしては短いけれど

なだらかな坂道は、行きは楽でも帰りはキツい。
別のルートは平たい道だが、いずれにせよHalと一緒ではムリだ。

紅葉は、まだこれからが本番だが
1週間もすれば随分と色づくだろう。

温泉街は、けっこうな人出だ。
観光客が戻りつつある。

みんなマスクして歩いているが、

露天風呂に入るときは…
マスク、どうしているのだろう?




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウマとネコ

2022-01-20 12:17:00 | 旅の楽しみ

仕事前に土産を買うつもりで
観光協会に立ち寄る。



ここの名物はネコのミソ館長。

非常勤なので、残念ながら本日はお休みだとの事。




かなり個性的なお顔…。
一度会ったら忘れられないタイプかも。


海産物の土産物はどこで買えるかを訊くと

親切な観光協会の男性職員が車で案内してくれると言う。

ご好意に甘えて車で10分の「道の駅」に向かう途中、

車を降りて相馬の海を眺めた。






震災の二年後に海岸線を車で走った事があったが、

震災前に比べると、海苔の養殖場も随分少なくなったとの事。



かつて住宅地だった場所には太陽光パネルが敷き詰められていた。


市街地を歩くと城下町の町並みに相応しい建物が多い。


駅も、



役所も


遠くからだと、何の建物かわからない。

近くまで行って、ようやくそれだと分かる。

役所の裏側の目立たない場所にまで「城下町らしさ」を感じる。


この街灯のデザインも、なかなかだ。


ここまで統一されると、個人の家だって奇抜なものは造れない。

なるほど。

良い意味でのこだわりが感じられる街だ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

史跡めぐりの休日

2021-11-07 13:19:29 | 旅の楽しみ
今日は、立冬らしい…。

こんなに違和感ある立冬はないよなぁ…

それに、今朝5時前の地震も気になる。



とは言え、良い天気だ。

風もなくこんなに良い天気にくすぶっているのはもったいない。

そう思って
ドライブがてら史跡めぐりに出かけた。

上野三碑の辺りは混んでいるかと思いきや、
昼過ぎに訪れた山上碑ですれ違った観光客は、1組のみ。

遊歩道を少し登った所にある東屋で休憩して手作りのお弁当を食べた。

足腰の弱いHalと夫を残して、
私だけ石段を登って古墳と石碑を観に行ったが、

以前来た時は一気に登れたのに、
今回は石段の途中で休んだ。

二段ずつ、いち、にい、さん…と数えながら登っていき、
六十を数えたところだから百二十段ちょっとだろうか、

息切れがして脚が攣りそうになった。


のぼり口に馬頭観音が祀られていたと書かれていたが、

馬も途中でギブアップする程の険しい道だったと言う事だろうか?

ヒーヒー言いながら登り切った処にある古墳と石碑は、

当たり前だが、四年前と少しも変わっていなかった。
(^◇^;)



初めて訪れた時は気づかなかったが、

敷地内の隅には古い墓石がたくさん置かれていた…

石碑や古墳を守ってきた人たちのお墓だろうか?

さすがに写真は撮れなかったが、

これだけの貴重な文化財を遺してくださった古の人々に感謝しつつ帰ってきた。


今回は、
撮った画像を動画にしてみました。

よかったら見てやってください。



























  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東吾妻のパワースポット

2020-10-31 19:51:00 | 旅の楽しみ
毎年、
この時期に訪れる東吾妻の観音山。

岩山の至る所にある窪みに観音さまが彫られている神秘的な場所です。

近くにある“不動の滝”では、

前回、前々回も滝行に訪れたグループや団体さんで賑わっていましたが、

今回は、
誰もいなくて、ゆっくり滝の音を録る事ができました。

初めて近くまで行ってみましたが、

とても神聖な場所で

じっと見てるだけで時を忘れてしまいそうです。



水音を聞きながら
マイナスイオンをたくさん浴びてきました。

まさにパワースポットです。

そして

東吾妻といえば岩櫃山、

岩櫃城の史跡でも知られていますが、

ここに《コニファーいわびつ》というリゾートホテルがあるのです。

広々とした敷地内にはスポーツ設備の整ったグランドや、

立派なログハウスのあるキャンプ場もありますが、

ここのキャンプ場は犬連れokだとのこと。

残念ながら、土日は予約で満杯でした。

敷地内には橋もかかっています。

たまに上空を飛行機が横切って行きますが

音はほとんど聞こえません。



今日は風のない穏やかな秋晴れでした。

次回はキャンプ場を予約して来ようと思っています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幻の栗まんじゅう

2020-10-20 08:18:00 | 旅の楽しみ


桐生を訪れるたびに

今日こそは…

と思って行ってみるのに

毎回、タイミングが悪くて買えない栗まんじゅう…


この前の日曜日は夫の用事でHalのドライブ散歩を兼ねて桐生を訪れた帰りに、

例の、

食べログにも出ている

名物“栗まんじゅう”の店に寄ってみた…


が、

手前の交差点から見えたのは、

シャッターを降ろした店の外観…


( あぁ、またもやダメだったか…)


滅多に買えない、食べられないと

思うと、

なおのこと食べたくなる。


その昔、 

(たぶん15年以上前)

一度だけ熱々のを食べたことがあった…

皮は、
薄めで中にたっぷりの餡子が入っていて

それがちょうど良い甘さで

病みつきになりそうな味。

薄い皮から、ちょっとだけはみ出している餡子が

また見るからに美味しそうだ。


餡子好きにはたまらない…


材料は鯛焼きとさほど変わらないように思えたのだけれど、

あの手に持った時のコロンとした栗の形が

すっぽりと手の中に収まるのがいい。

何より、
餡子のズッシリ感を思わせるあの重さがいい。


食べたい…

午前中に行かないとダメかなぁ…

商売っ気がないというか、

限定販売で、売り切れたら閉店するらしいから

時間が読めない。

(ー ー;)

駐車場はいつも満杯で

1時間も待ってようやく買えたという人もいるらしい…。


やはり、簡単には買えないのだ。


いったい、

いつになったら

あの栗まんじゅうを
再び味わえるのだろうか…。

次は、

いつ来ようか。

栗まんじゅうを買うだけに来るのなら、
予約しておいたほうが良いらしい。


今回も買えなかったけれど

桐生の街は情緒があっていい…

レトロな建物も多いし、

古い洋館風の民家も残っている。

また、

ゆっくりと見て回りたい街だ。









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やる気稲荷

2020-01-13 16:06:00 | 旅の楽しみ
猿ヶ京関所の敷地内にある、

50cmほどの小さな祠。




《やる気稲荷》と書かれた立札には…




このお稲荷さんを拝むと

“やる気が出てくる”と書いてある。

この文を、むかし話ふうに語ってみると…


『むかしむかし、関守の家の婆さまが、

やる気のない孫を心配して、立派な関守りになるようにと寺に修行に出したんじゃ。

毎日、庭石に座り、寺の方向に向かって祈り続けたそうな。

その甲斐あって孫は立派になって帰ってきたんじゃが、

その時には、

なんと、婆さまの身体は、

いつのまにか凝り固まって石になっとった…。

関守の孫は、哀れに思い、

石になった婆さまで祠を造り、お稲荷さまを祀ったところ、

やる気のなかった関守の孫だけでなく

関所の足軽も、雑役も皆んなやる気が出るようになった。

それだけじゃぁないんじゃ。

村人だけでなく旅人も、皆んなやる気が出るようになったんじゃと…。

今でも、受験や勝負する前にこの“やる気稲荷”に詣ると、

やる気が出るようになるんじゃと。

めでたしめでたし…』


ちっとも目出度い話ではないではないか!


この祠は、

お婆さんが凝り固まって庭石と一体化した“石”で造られているらしい…

(ー ー;)




そう言われてみれば、

お婆さんが、ちょこんと正座しているように見えなくもない…


お詣りすれば、

“やる気”が出るらしいが、

その前に、

このストーリーのインパクトの強さに圧倒されてしまって、

お詣りするのを忘れて、写真だけ撮ってきた。


本当は怖い、日本昔ばなし。

くわばらくわばら…。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする