
昨年までの公演では考えたこともなかったことですが、
今回は「お願い」ごとの中で、「地震の時の避難誘導」についての
インフォメーションを必ず入れて欲しいとベイシア文化ホールから
依頼されました。
3.11の時は、大型公共施設での被害が大きかったのは伊勢崎市文化会館
だそうでホールの天井が崩落したと聞きました。
下に誰もいなかったからよかったものの、もし公演中だったら・・と
思うとぞっとします。


今年は日本全国で頻繁に地震が起きています。
岩盤の上に建っているから群馬は大丈夫と思っている人も多いようですが
群馬大学の片田先生に以前聞いた話では、それらは危険な思い込みで
単なる安全神話であって、防災意識の妨げになるとのこと。
いつどこでも逃げられるように常に危機管理意識を持つことが大切です。

因みにイベント等で公共施設の中にいる場合に地震が起きた時は
「非常口に殺到すると危険です、落ち着いて指示があるまで動かないでください。」
というインフォメーションを入れることになっていました。
指示をするのは、誰なんでしょう?主催者でしょうか?会館の担当者でしょうか?
MCは、それを確認しなければいけません。
ちなみに私は以前から、咄嗟の場合に逃げるには非常口と裏口、どちらが近いかを
確認しています。
ホール内での自分の動きを機会があるごとに、シミュレーションしておくことも
必要ですね。
清水 由美
