声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

ゆるキャラ文化

2013-10-25 06:50:19 | まちづくり
今年のゆるキャラの人気投票は以前にも増して盛り上がりを見せているようです。
どの自治体でも1位になれば約300億とも言われている経済効果を期待しての事ですが、

実は…今年5月の高校の同窓会で、私の友人がそれについて意見を述べた事があるのです。

「ゆるキャラに騒ぐ日本人って幼稚だと思うわ」と。

確かに、欧米では「着ぐるみ」キャラクターは子供の文化、

大人がそれらを見て「カワイイ」と思う事はないらしく興味を示す人も少ないとの事ですが、

仲の良い友人に「幼稚だ」とバッサリ言われると返す言葉もありませんでした。(^^;;

( 私けっこう好きかも…)

最近はイベントなどで、ゆるキャラが来てくれる機会も多くなりましたが、

先日司会を担当した全国規模のシンポジウムでも
群馬県のゆるキャラ、ぐんまちゃんがロビーにいてくれるだけで
参加者たちの顔が緩んで来るのです。

数年前のタクシー協会の運転手さん数百人を対象にした群馬DCの研修会でも
ぐんまちゃんが登場した途端に、

ピリピリしていた空気が急に緩んで参加者から笑顔がこぼれたものです。

そんな場面を数多く見て来ました。

ゆるキャラには、心をホッコリさせるパワーがあるのですね。

子供心に戻って、大人が楽しんだってイイと思うのですが、
日本人って幼稚なのでしょうかしらね…。(^^;;




清水由美 



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自立する女性たち

2013-10-22 08:28:47 | アナウンサー 話し方 企業研修 ビジネス
先週末、全国から集まった某女性団体のシンポジウムで進行を担当する機会がありました。

その中の会員による意見発表のコーナーで、会場の参加者から質問を募る場面があったのですが、

その質問と答えに対する拍手が、あまりにも大きかったのが印象に残っています。

それは、沖縄県の代表者の活動発表の後でした。

「一人親家庭の子供への教育補助を行っている。大学生や塾講師を派遣した事で成績がupした」

それに対して、
「その費用はどこから出ているのか」

という質問があり

「個人負担はゼロ。当団体では、そのための予算を六千万とっている」

その途端、大きなどよめきと拍手が会場から沸き起こりました。

どの団体も活動費の捻出に苦労されているのだと、改めて感じた瞬間でした。

沖縄県は一人親家庭の割合がとても多い県だと聞いていますが、
それだけに、支援体制も進んでいるのでしょう。

どのような環境でも、子供達は平等に教育が受けられるように…という考え方、素晴らしいですね。

積極性と 自立心は見習うべきものがあります。
司会者の私まで、パワーと元気をいただきました。(*^_^*)



清水由美 

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宮沢賢治ワールド

2013-10-13 07:53:01 | ナレーション ボイストレーニング
一昨日、前橋市児童文化センターの
プラネタリウム収録が行われ、

そこで久しぶりに宮沢賢治の
「よだかの星」を読む機会がありました。

かれこれ15、6年程前になりますが
「星と音楽の夕べ」というイベントで、
この「よだかの星」を朗読劇風にLiveで演った事がありますが、

投影教材として取り上げるのは久しぶりという事もあって、とても新鮮な気持ちで収録に臨みました。

読み合わせの途中で、演劇クラブの生徒達や指導の先生方と、

「かわいそうだね、ヨダカって。」

「宮沢賢治は、どうしてこんな可哀想な話を書いたんでしょうね。」

「これじゃ、いくらなんでも
ヨダカが救われないですね…」

などと言いながら録りましたが、

ヨダカが天に召されて行くシーンの
ナレーションを読み終えた後で、
いつになく室内がしんみりとした雰囲気に…。

いつもなら、
「は~い!お疲れさまでした!!」
と元気な声をかけてくれる音響担当の
先生方まで、いつもと様子が違っていました。

もちろん、脚本もアレンジした内容ですし、原作よりも短めではありましたが、…なんだかとても切なくなったのです。(。-_-。)

いつの間にか宮沢賢治ワールドに、入ってしまっていたのですね。

前橋市児童文化センタープラネタリウムでの「よだかの星」投影は、
来年1、2月の予定です。

どんな映像になるのか、とても楽しみです。(*^_^*)



清水由美 

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邦楽の秋

2013-10-06 18:04:42 | ナレーション ボイストレーニング
本日は群馬県邦楽協会の定期演奏会でナレーションを担当しました。

この仕事も10年近くになるでしょうか…。

当初は演目や邦楽の専門用語、出演者の名前を正確に読むのに苦労しましたが、
最近では、演目のイメージを描きながら読む楽しみや、舞台袖で演奏や舞踊を鑑賞するなどの余裕も出てきました。

今日の演目では
上村松園の絵を題材にした舞踊「序の舞」や尺八の合奏「秋田菅垣」、箏曲「君が代変奏曲」などが印象に残りました。
ことに「序の舞」は、絵の世界から抜け出してきたようで、その美しさに
うっとりと見惚れてしまいました。

来週12日は前橋市民文化会館での
「桐の音会」邦楽コンサートのナレーションを担当します。


普段は洋楽志向ですが、雅な和の音色に浸ると、

( やっぱり私って日本人なんだわ…。)

と、しみじみと思うこの頃です。





清水由美 




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おうたのせんせい♫

2013-10-04 23:28:26 | Diary
毎年この時期になると、伊勢崎市の
保育園から歌唱指導のご依頼をいただいております。

3、4、5歳児が主ですが、2歳児のクラスもあって、もう可愛いくて可愛くて、顔が緩みっぱなし…。

歌える曲は音域の問題もあって、限られる場合が多いのですが、
簡単に歌える曲より、ちょっと難しいかな?と思うくらいの方が園児たちは張り切るようです。

今年は年長組が震災復興支援ソングの
「花は咲く」に挑戦します。

音域がとっても広くて大人でも難しい
歌ですが、思いのほか歌えているのでビックリ!

二ヶ月後の発表会が楽しみです。(*^_^*)



清水由美 

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