声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

口裂け女の嘆き

2021-10-28 07:35:48 | Diary
いつ頃だったか忘れたが

昔、マスクをした女が道を歩いていて
すれ違いざまに

「あたしキレイ?」

と訊いてきて、

「キレイです」

と答えると

マスクを取って

「コレでも?」

と、大きくアゴまで避けた口を見せてニーッと笑うらしい…

という都市伝説が、まことしやかに言われた時期があった。


先週あたりから口の両端が切れて痛い。

胃の調子が悪いせいもあるが、
いきなりやってきた空気の乾燥の影響もある…

従ってマスクは家の中でも必需品になった…。


昨日のニュースで、
アベノマスクの大量在庫が問題になっていたが、

マスクに仕立てたガーゼの再利用を真剣に考えるのなら、いろんなアイデアが出て来るのではないだろうか?

…などと考える。

保管料だけでも相当な無駄だから、なるべく早く買取業者を探すか、

もしくは必要な人に取りにきて貰って、再利用して貰う手もある。

いっそのこと、
アベノマスク在庫一掃、
《再利用コンテスト》でもやってみたらどうだろう?

草木染めで、肌に優しいパッチワーク風のクッションカバーや、

継ぎ足していけばスカーフもできそうだ。


…しかし、

ムダが多いよなぁ。

ガソリン170円代も痛いなぁ…

電気代も上がるし…

この冬の暖房費を考えるとアタマが痛くなる。

(ー ー;)









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛犬と聴くJAZZ

2021-10-26 20:41:00 | 音楽

最近の楽しみは、専ら音楽を聴くことだ。

夕食後に、
昼間の喧騒や煩わしい仕事のことを忘れ

テレビを消して、
じっくり音楽に耳を傾けていると、

リビングの木の壁や、
天井の梁にまで音が当たって

それが跳ね返り空気の振動となって立体的に伝わって来る。

ライブハウスにいるような錯覚さえ感じる。

ウィントン・マルサリスの柔らかいトランペットの音が部屋中に響き渡る。

夫いわく
「オマエ、よく聴いていたよな」
と。

まだ、関西にいる頃に私が買ってきたレコードだが、

このアルバムを聴いた後で、
ベーシストとして参加しているロン・カーターのライブに行った事があった。

ジャズ通から言わせれば少々偏っているかも知れないが、
私がウィントン・マルサリスとロン・カーターが好きな理由は、

もともとはクラシックからスタートしたアーティストたちだからなのかも知れない。

それは、
Halも同様らしく洗練された柔らかい音は愛犬の耳にも心地よいようだ。

今夜も2人と1匹で

JAZZを聴きながら夜長を過ごしている…

至福の時間。



























  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の匂い

2021-10-25 10:21:00 | Diary
今朝は4:25

Halの朝散歩の時間は夏時間のままだ。
二度寝をして目覚めると、いつも7時を過ぎている。


先週は、リアルの研修を4日間担当した。
疲れて帰って来るとHalが玄関で出迎えてくれる…

Halの顔を見ると一気に疲れが吹っ飛ぶ。
居てくれてよかったと…つくづく思う

ようやく在宅ワークの仕事も終わったので昨日は、Halの大好きなドライブに出かけた。

今開催中の中之条ビエンナーレは、
屋外に展示されている作品を観るだけでも楽しい。

道沿いには「カマキリの食卓」という名前のついた作品が飾られていた。

足湯のある場所には平面の作品が展示されている。
よく観ると子供の寝顔が描かれている。



ボーッと足を湯に浸しながら、ゆったりとした時間を過ごすのもイイなぁ…

とは思うがHalと一緒だと、それはムリだ。

近くの山を散策しようと歩き始めたら、

入り口に熊用の罠が置かれていた…






慌てて引き返したが、
Halがソワソワしていたのは、どうやら獣の臭いが原因らしい。

くわばらくわばら。

この時期の熊は冬籠の前で食べる事に貪欲らしい、

くれぐれも御用心。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お見合い事情

2021-10-20 10:53:00 | Diary
日中かかってくる電話で最近増えているのが、
仲人なんとか、というお見合い斡旋の会社から

「お宅さまでは、これから結婚される方はいらっしゃいませんか?」

 …という問い合わせである。

正直な私は、
電話の相手の印象が良かったとすると

「いますが、結婚はしないそうです」

と、ついうっかりと答えてしまう。

それで、
最終的に30分近く、話を聞くハメになるのだが、

先日かかってきた電話ではちょっと面白い話を聞いた。

最近は、
結婚する気のない息子や娘に代わって

「親御様がどう話せばいいのか、私どものベテランの仲人陣がアドバイスさせていただきます」

とのこと。

本人同士ではなく、
親相手の相談会やレクチャーの“お誘い”だと言う。

…なるほど。

結婚しない息子や娘を説き伏せるための手段を教えてくれると言うわけだ。

ふ〜ん、
そんなにうまくいくかなぁ…。

親がとやかく言うのを「うざい」と言って取り合わない我が愚息の場合、

そこにプロの仲人なんとか…という他人が介入してきたら尚更反発するに違いない。

何事も無理やりはNGである。

例えば、

オンラインのお見合いなら問題なさそうだが、オンラインでは、相手の雰囲気などがわかりづらい。

一方でリアルなお見合いとなるとマスク着用になるだろう…。

事前にプロフの写真を見ていても、多少は修正しているだろうし、
相手の顔の半分を想像しながら話し、
お茶を飲む時に、初めて相手の顔を見ることになる。

そこで、こんなシーンが予想される…


男「お茶飲みませんか?」

女「そ、そうですね、貴方からどうぞ」

男「いや、貴女からどうぞ」

女「いえ、私はのど渇いてないので」

男「…アハハ、じゃ“せーの!”で同時に飲みますか?」

女「…そ、そうですね」

男「じゃ、“せーの”で」

男と女「せーの!」

2人は素早くお茶を手に取り、
マスクを片方だけ外して、一瞬だけ相手の顔を上目使いに見る。

男「……」

女「……」


男「そろそろ時間ですね」

女「秋の日はつるべ落としですものね」

…the  end

ドラマはここで終わりである。

マスクの下は、

想像とも写真とも違う場合だってあるかも知れないのだ。

写真の加工技術や
オンラインのライトアップなどがアダになる場合もある。

“実際と違う”は通販商品ならクレームである。

出会いの場も、このマスク生活で、
ますます厳しくなってきたように思えるのだが…

どうだろう。

(ー ー;)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

500年前の家

2021-10-18 07:13:00 | Diary
古い物が好きだ。

特に古い家、古い町並みを見つけるとわくわくする…

歴史は好きだが、
勉強はしなかった。

戦国時代の話にも興味がない。

だいたい、赤の他人ならともかく親兄弟が殺し合うなんていう恐ろしい時代が嫌いだ。

ここは、そんな時代の家らしい。

板の上に石が置かれた屋根の造りや、
曲がった梁などが特徴らしい…。

今で言うところの2LDKに近い造りだが、



DKのDは土間である。





Lには囲炉裏があって、全て板の間。



奥の部屋は、
“でいの間”と言われる客間である。




その客間の横に小さな四畳半くらいの細長い「へや」がある。
ここに煎餅布団を敷いて寝ていたのかな?


500年前の家はシンプルだが、

天井は二階建てのように高く、梁は凝っていて、とってもモダンな印象だ。




庭に面した廊下には雨戸があり
雨風対策も完璧で、余分な物が一切ない。



外観も、
庭の木々との調和がとれている。




1527年に建てられた当時の柱も展示されている。


1768年に床板を張り替えた記録も残されている。



床板も思いのほか薄い。



木の家だって、
リフォームしながら住めば、500年もつと言うことだ。

そもそも、この地域は地震や大きな災害がなかったという事だろう。

こんなに曲がった木を使っているのに…。



我が家の今後のリフォーム計画にも、
これは大いに参考になる物件だ。

なるほど。

これぞ、
究極のSDGsではないか。











  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キッシー煎餅

2021-10-16 20:53:00 | Diary
先ほど帰宅したら、

自衛官時代の大先輩から、珍しいモノが届いていた。

それにしても、
この似顔絵描く人って、うまいこと特徴を捉えてるなぁ…。

前回のスガちゃん饅頭の時もそっくりだったけれど…

菅さんに比べて岸田さんは、顔の特徴が少ないタイプだから、似顔絵は難しいだろうと思うけれど、

見れば見るほどソックリ!

さすがプロの業だ。


プロと言えば….

今日の仕事で、音響担当者から

「司会やったことはありますか?」

と、訊かれた…。

この仕事、かれこれ30年以上やってるけど
そんなこと言われたのは初めてだった。

(^◇^;)

ベージュのパンツスーツで地味目だったからかな?

それとも、プロっぽいオーラが足りなかったか…。


最初に、
「司会ですか?」

と聞かれた際に、
「影ナレを担当します」

と言ったら…

「司会進行するのを司会と言うんだよ!」

と、イヤミったらしく言われイヤな予感がしたけれど、

始まる直前まで、
打合せが不十分だとか主催者がいないとか、
舞台の袖で不満たらたらと聞こえよがしに愚痴をいう…。

どうやら、
イベントがあるごとに、音響照明を依頼されている外部スタッフのようだが、

(プロなら黙って仕事しろよ!)

…と、
ノドまで出かかった。

が、
おっといけない、相手にすると
こっちまでプロじゃなくなる…

なので、

グッと我慢した。

おかげで、
また胃がシクシクと痛む。

お煎餅は明日、いただきましょう。

(ー ー;)








  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こゆきちゃん

2021-10-15 13:13:00 | Diary
一昨日のこと、

いつものように窓辺で寝ているHalの目を盗むかのように

庭に面したウッドデッキの上を、
小さな仔猫が、恐る恐る歩いていた。

体調わずか15cmほどの痩せた生後1、2ヵ月くらいだろうか…

床下の住猫“シン・ユキちゃん”とそっくりのキジ猫だ。


どうやら、
シン・ユキちゃんが産んだらしい…。

父猫はタカハシさんちに入り浸っているシロクロちゃんか?

自然環境の厳しい、
我が家の周辺で見かける猫といえば、
シロクロちゃんとシン・ユキちゃんくらいだ。

そういえば、
最近のシン・ユキちゃんは、

1日に何度も来て、玄関の前でミャーミャー鳴いて餌の催促をする。

近づくとシャーッと私を威嚇し、
たまに引っ掻くくせに、
餌をねだる時だけ甘えた声を出してくる…。

先代のユキちゃんが交通事故で死んでから、1匹で生きてきたシン・ユキちゃんは警戒心が強く、

先代のユキちゃんのように懐いてくれない。

小さなキジ猫だったユキちゃんが産んだのは、
このシン・ユキちゃん1匹だったのか、

それとも産んだものの育たずに死んでしまったのか…
トンビやカラスに拐われてしまったのか、
理由はわからない。

なぜか、
我が家の床下には代々、猫が1、2匹ずつ棲みついているらしく、

今は二代目のシン・ユキちゃんと、
夏の終わりに生まれたらしい仔猫がいる。

この仔猫を
私は、“こゆきちゃん”と名付けた…


こゆきちゃんを初めて見つけたのは、先週の日曜日だが、

ここ数日、外に出て来て我が家の周辺を歩き回っているようだ。

夫は見かけたら写真を撮っておいて欲しいと言っていたが、

こゆきちゃんは私の姿を見ると、素早く逃げる。

この前は、ベランダの奥から下の空き地に飛び降りるのを見たが、
万が一、道に出て交通事故にでも遭ったら大変だ。

まだ母猫のお乳を飲んでいるのだろうか?

昨夜も、母猫のシン・ユキちゃんがどこかへ出かけていたのだろうか?
夜通し床下からミーミーという鳴き声が聞こえていた。

Halの散歩の時は、

「Halちゃんが出るよ〜!」

と、床下の住猫に大声で言ってから玄関を開ける。


Halに出会わせないように気をつけながら、
今は、そっと見守ってやるしかない。

無事に育ってくれれば良いが…









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋枯れ

2021-10-15 10:53:00 | Diary
昨年庭に植えたヒメシャラの苗木が
いつの間にか枯れていた…

火曜日の午後、夫の叔母の連れ合いの葬儀に参列した。

彼のことを、なんと呼んでいいのか分からず、夫がそう呼んでいたように私も“ひろしさん”と呼んでいた。

心臓にペースメーカーを入れていたと聞いてはいたが、
あまりにも突然の訃報に私は驚いた。

が、

それ以上に驚いたのは告別式でのこと、
親族代表の長男が挨拶で明かした病名だった。

あの女子水泳選手と同じ…

だが、
抗がん剤治療は受けなかったらしい。

QOLを考えた事と「もう歳だから…」が理由らしいが、
私には、それだけではないように思えた。


ひろしさんは叔母の看病を17年間続け
昨年その叔母を看取った。

叔母にとっても、ひろしさんにとっても、
お互いが無くてはならない存在だったはずだ。

叔母を看取った後で役割を終えた…と、思ったのかもしれない。
病気が発覚した時も、もしかしたら叔母のところに早く行きたいと思ったのではないかしら…。



「7月の末に畑で採れた西瓜を持った来てくれた時は、いつもと変わらなかったよ、
でも、珍しく新しいシャツを着て小綺麗にしていたねぇ」

義母は、ひろしさんの病名にさほど驚きもせず、話を続けた。

「いつもハーちゃん(叔母の愛称)から、着る物は幾らでもあるんだから、ちゃんとしなさい!って叱られていたから、何か思うところがあって新しいシャツ着てきたのかねぇ」

義母が生前のひろしさんと会ったのは、その時が最後だったと言う。

真面目で寡黙な人だった。

ひろしさんは、叔母が亡くなった後もひとりで畑に出て黙々と野菜づくりに勤しんでいたらしい。


私と義母は、
自宅療養中だった叔母を見舞うために、度々、夫婦の家を訪れた。

ひろしさんは、いつも車椅子の叔母に言われるがままに甲斐甲斐しく動き、
私と義母にお茶やお茶菓子を出して、もてなしてくれた。

小一時間滞在する間に、
湯呑みのお茶が半分くらいになると、すぐに継ぎ足してくれる…

叔母から、「茶葉を替えて」

と言われると黙って、茶葉を入れ替えて、また私と義母の湯呑みに、お茶を入れてくれる…

とにかく、まめな人だった。

叔母といる時のひろしさんは、ほとんど喋らずに、
私や義母に話しかける言葉といえば、

「よかったらどうぞ」
と、お菓子を勧めてくれる時ぐらいだが、

一度だけ、
ひろしさんから声をかけてくれた事があった…

あれは、私が退院して間もない頃だったか
いつものように義母と一緒に叔母を見舞うと、

珍しくひろしさんから、

「身体の調子はどうかね?」と嗄れた小さな声で訊いてきた。

「おかげさまで、大丈夫です」
と答えると、

いつもの穏やかな笑顔で頷いた。


次に話したのは叔母の葬儀に参列できなかった私が、初七日に訪問した際だ。

ひろしさんは、少しやつれていたが
長男のお嫁さんと一緒に、私を仏間に迎え入れてくれ、
長かった叔母の闘病生活の事を話してくれた。
あの時のひろしさんは気が張っていたのか、別人のように、しっかりとした口調でよく話してくれた。


ひろしさんの告別式は30人程度のこぢんまりした式だったが、

かつての仕事仲間は、
「若い頃から真面目で仕事が終わると一目散に帰るんだよ」と言い、

誰もが
「真面目でよく働く人だったねぇ」

そう言って、ひろしさんを偲んだ。


いつも、畑で作った農作物を届けてくれた。

今年の夏にもらったひろしさんが作ったスイカは、とても甘かったが、

夫と食べながら、
「ひろしさん、大丈夫かなぁ」
と話した事があった。

仲の良い高齢夫婦の場合、
妻に先立たれると2年以内に夫も亡くなる…

そんな話を聞いた事があるが、

夫の伯父夫婦も
今回の叔母夫婦も、そうだった…。

「後を追うように…」と誰かが言っていたが、
ひろしさんは自分で納得して
人生を終えたのではないかな…

もっと生きていて欲しかったけれど、

それはそれで、
かっこいい人生の終い方だと、

私には思えてくるのだ。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トン、トン、

2021-10-11 10:31:00 | Diary
今週の朝散歩は私の当番…。

相変わらず早起きのHalは、
まだ暗いうちからヒュンヒュンと階下で私たちを呼ぶ、

無視していると、甘えた声でワン、ワンと鳴き
散歩を催促する。

今朝は4:30だった。
熊よけの鈴と懐中点灯を持って外に出ると

寝起きの眼にもハッキリと、北斗七星が確認できた。

(今日は晴れだなぁ)

と思いながら、Halが用を足すのを待ち、
帰ってきてからドッグフードを食べさせて、
もうひと眠りしようと布団に入ったら、
数分後に、

またHalが起きてきて階下でヒュンヒュンと私を呼ぶ…

人恋しいのか、降りて行って背中を撫でてやり、
トン、トン、と優しく叩いてやると、すぐに寝息を立て始め安心したように眠りはじめた。


数日前、
胃カメラを飲んだ際に、時折り襲ってくる強い吐き気に苦しむ私の背中を、

看護師が、軽くトン、トン、と叩いてくれていた。

ふと、
( このトン、トン、がなければ、どうだっただろう…?)

と考えた。

(きっと、もっと苦しいはずだ)

と思った。


子供の頃、
寝つきの悪い私の背中を、母がよくトン、トン、してくれた…。

看護師のトン、トン、に私は
妙な気恥ずかしさと同時に懐かしさを覚えた。


ようやく、
在宅ワークの大半を占めていた膨大な量の音声データ評価の仕事が一段落した。
同時進行で新しいデータ評価の仕事が舞込み、
加えて秋からの企画書作り、研修用の資料作成と、
慌ただしい日々を過ごしている。

外出せずに家で仕事ができるのはありがたい…
ありがたいが、やはりストレスもピークだったらしく、胃をやられた…。

口内炎ができたり、唾液の分泌量が極端に少なくなったように感じ、
同時に胃が重いように感じ始めたのが9月の中頃からだ。

胃カメラを担当してくれた医師によれば、
胃の壁が荒れていて凸凹しているらしい…

それは目の前に映し出されるカメラの映像でも見てとれるほどだった。

3年ぶりの胃カメラは、
喉で溶かした麻酔薬の効き目が悪いのか

予想どおり、苦痛のなにものでもなかったが、
あの看護師のトン、トン、に思いがけず助けられた。

主治医から
「これからは、毎年、胃カメラやりましょう」

と言われ、正直なところウンザリしている…

が、

また、あの看護師にトン、トン、やって貰えるかな…

それなら、
きっと耐えられるな。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛の巣

2021-10-08 17:57:00 | Diary
「生まれ変わったら、また一緒になりたいって、あなた言ったわよね」

「そうだったかなぁ…」

「確かに言ったわよ」

「……」

「希望どおりになって、よかったわね」

「そ、そうだね」

「しあわせ?」

「そりゃぁ、幸せだよ。だって、君の作った愛の巣で一緒に、こうして居られるんだもの」

「そう?」

「うん」

「それにしても…」

「なに?」

「私、お腹すいちゃったわ」

「そう?」

「だって、昨日からなにも食べてないんだもの」

「そ、そうだね」

「ねェ…食べてもいいかしら?」

「なにを?」

「あ、な、た」

「えっ⁉︎」

「うふふふ…」

「や、や、やめてくれ〜っ!」


………


妻:ねぇ、今どこかで悲鳴が聞こえなかった?

夫:いや、オレ、難聴ぎみだし…。

妻:そうだったね、それにしても哀れだわ…
そこの大きな蜘蛛の巣を見て!
虫が1匹も掛かってないと思ったら、
大きなメス蜘蛛が隅っこにいた小さなオス蜘蛛を食べたみたい。
ほら、食べられたような残骸が残ってる…


《ある日の墓地公園での妄想より》

to be continued…
















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする