大晦日だけれど、大掃除は手抜き。
先々週の出張から帰ってきて以来、右後ろの腰あたりが鈍く痛む。
やはり長時間の立ち仕事のせいか?
仕事で履く靴はヒールがあるパンプスが基本だが、
5、6cmのヒールでさえもキツくなってきた。
ペタンコ靴だと姿勢が悪くなるし、
第一、仕事着でもあるパンツスーツが似合わない。
以前は颯爽とパンツスーツを着て教壇に立っていた先輩講師でも年齢には勝てないらしく、
年齢が高くなる程に靴のヒールは低くなって行く。
但し、ヒールの低い靴を履いたためパンツスーツの裾が地面に擦れているような、
だらしない印象だけは避けたいものだ。
都知事の推奨するタートルネックもカジュアル過ぎるのか、
「スーツのインナーはブラウスにしてください」とも言われている。
そもそも私自身は、
『自分が思う程、人は自分を見てはいないものだ』
…と思っているが、
講師業の場合は別で、
服装に気を遣うのが習慣になっている。
以前、研修終了後に
「ジャケットの裾から糸が出ていますよ」
と、
受講者から指摘されたこともあった。
最近は、Halの毛が付いていることも多いので、
出かける際にはガムテープでチェックしてから着用するようにしている。
靴も当然、踵がすり減っていたり汚れているのはマズいわけだが、
腰痛の原因だと思えるパンプスは、
3年くらい前から履いているREGALの黒の革製で、一見ローファーのようなデザイン、
メンズライクなダークスーツには無難な印象で気に入っていた。
車で出かける場合は、いつも持って行き、会場入りする直前に履き替えるのに、
この前の都内出張では、荷物を少しでも減らすために、
最初から仕事用の靴を履いて出かけた。
そのせいか、1日目終了後の脚の疲れが尋常ではなかった。
仕事用のパンプスと言えば、忘れられない思い出がある。
先ごろ亡くなったデザイナーの花井幸子さんと、トークショーでご一緒した10年以上前の事だ。
呉服屋さんが主宰するトークショーだったが、見るからに高級そうなご自身デザインのスーツにヒールが高めのパンプスで登場された。
美へのこだわりを語っていただいたが、
トークショーの最後に笑顔で
「私は70を過ぎても10cmヒールを履き続けます!」
とコメントされた際、
会場のほぼ100%女性の参加者から、
ため息のような深いどよめきと、大きな拍手が沸き起こった。
華やかでスラーっとした立ち姿の美しい方だった。
美を追求するためには、
ある程度の苦痛を我慢するのが当たり前と言うことなのだ。
私には、たぶんムリだ…。
Halの介護のためにも、この腰痛はマズい。
昨日のHalだが、
午後3時の散歩に出るまで窓際で日向ぼっこしながら寝ていた。
朝は7時すぎに起きて擦りリンゴを食べ、
直後にたくさん水を飲んだ後で、また戻してしまった。
空きっ腹にリンゴの酸味が強すぎたのだろうか?
元気はないが、夕方までに白米のお粥を軽く茶碗一杯、
腎臓サポート用のドライフードを100gほど食べた。
夜も10時過ぎに用足しに行ってから一度も起きずに寝ていたが、
今朝3時にいきなり起き上がり、
昨日の3時に食べたドライフードを半分くらい嘔吐して、横向きに倒れて痙攣した。
動物病院で貰って飲ませているミカルディスの副作用に、
《嘔吐、痙攣》というのがあったが、この症状は今回で2度目だ。
身体をさすってやったら落ち着いたようだが、
今朝はまだ、目を開けたり閉じたり…
ウトウトしていて起きてこない。
Amazonで身体を支えるための、介護用ハーネスを注文した。
どうぞ良いお年を!